‘技術記事’ カテゴリーのアーカイブ

PRIMERGY TX1320M4にHuawei NVMe搭載して高速静音サーバの完成!

2019年12月3日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 6 秒

Huawei社より、NVMe ES3600C V5の1.6TBをお借りしました。

最近では珍しくなりましたPCI-Eカードタイプです。

PC向けのM.2 NVMeはPCサーバでは搭載出来るモデルが少ないことと耐熱に問題があるため運用にはリスクがあります。

U.2ではバックプレーンを総交換する必要がありますため、気軽に搭載が出来ません。

その点、PCI-Eカード型は差し込めば終わりですので非常に楽です。

早速、PRIMERGYで使用出来るか検証致しました。

弊社出荷台数No1のTX1310M3ですが、こちらは取り付けたところビープ音が鳴り起動しません。

以前も他社メーカー製で起動出来ないこともありましたのでマシンスペック上、致し方無いかもしれません。

続いて、TX1320M4で検証致しました。

このように取付。

背面に冷却ファンも搭載済みなので熱対策も万全。

こちらはあっさりと認識。uEFIですので、WindowsServer2016のインストールも問題なし。

もちろんOSブート可能です。

起動後に、おなじみのCrystalDiskMark7.0を実施しました。

良い速度が出ております。SSDを束ねてもここまでのWrite性能は作れません。

このサーバ1台あればDBも仮想化でも良いパフォーマンスを発揮できます。しかも省スペースで静音です。

オフィスの何処においても大丈夫。おすすめのサーバです。

今回使用しましたTX1320M4はこちらからお求め可能です。カスタマイズも可能。お気軽にご質問ください。

NVMe 単品での販売も可能です。なお、現在は型番が3610と変更になっております。

800GBはこちらから

1.6TBはこちらから

3.2TBはこちらから

6.4TBはこちらから

ご注文お待ちしております。

 

 

 

PRIMERGY サーバ(TX1310 M3) ソフトウェアRAID設定手順

2019年10月7日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 32 秒

いつもおっとサーバブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

 

お客様より、お問い合わせいただきますPRIMERGY TX1310 M3の
ソフトウェアRAIDの設定手順について、ご案内致します。
(※ 今回は500GBのHDDを2台使って、RAID1を構成しております。)

 

本体の電源起動時よりご案内致します。
▼起動し、下記の画面が表示されたらキーボードの”F2″キーを押下します。

 

▼この画面が出ますので、右カーソルでタグの”Advanced”を選択

 

▼”LSI Software RAID Configuration Utility”を選択

 

▼”Virtual Drive Management”を選択

 

▼”Create Configuration”を選択

 

▼”Select RAID Level”で【RAID1】を選択し、”Select Drives”を選択

 

▼今回HDD使用の為、
“Select Media Type”を
【HDD】で選択します。
  ※SSDの場合はSSDを、
   HDD・SSDが各1組等混在の場合はBothを選択します。
 RAID構成の、対象とするDriveを【Enabled】に変更し
 ”Apply Changes”を選択

 

▼”OK”を選択

 

▼”Disk WC”で【Enable】を選択し、”Save Configuration”を選択

 

▼”Yes”を選択

 

▼”OK”を選択、これで設定がSaveされました。

 

以下作成したRAID構成が、組まれているかの確認手順となります。
▼”Virtual Drive Management”を選択

 

▼”Manage Virtual Drive Properties”を選択

 

▼RAID1構成の設定確認、HDD容量などがご確認いただけます。

 

以上 PRIMERGY TX1310 M3のソフトウェアRAIDの設定手順でした。
商品ご購入の際にはRAID設定、組み込み作業を当社で承っておりますので
記事を読んだけど、よくわからないといった方もご安心ください。

 

その他、ご不明な点がございましたら是非お気軽にお問い合わせください。

 


(2019/12/3 追記)

ご紹介の、PRIMERGY TX1310 M3
おっとサーバ店にて取扱致しております。
オンラインショップ商品ページを是非ご確認ください。

■おっとサーバ店 オンラインショップ
▼PRIMERGY TX1310 M3 カテゴリーページはこちらです
https://www.pcserver1.jp/category/FUJITSU_T_ENTRY/

Xeon搭載
OSなしカスタムモデル
Windowsインストール済カスタムモデル
WindowsServer インストール済
WindowsStorageServer(ファイルサーバ専用)インストール済
その他OSインストールカスタムモデル

Pentium搭載
OSなしカスタムモデル
Windowsインストール済カスタムモデル
WindowsServer インストール済
WindowsStorageServer(ファイルサーバ専用)インストール済
その他OSインストールカスタムモデル

Celeron搭載
OSなしカスタムモデル
Windowsインストール済カスタムモデル
WindowsServer インストール済
WindowsStorageServer(ファイルサーバ専用)インストール済
その他OSインストールカスタムモデル

その他
PRIMERGY TX1310 M3 困った時はこちらをご確認ください

また、PRIMERGY TX1330 M3 ハードウェアRAIDの
設定手順についても当ブログにてご紹介致しております。
必要な際は、是非参考になさってみてください。

PRIMERGYサーバ TX1330 M3(PY-SR3C42) RAID設定手順

 


 

Synologyに超高速25Gb NICを搭載して高速データ転送を実現!

2019年4月21日 日曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 33 秒

SynologyにSSDを搭載しても、ネットワーク環境が整っていませんと、SSDのパフォーマンスが発揮できません。

そこで、この問題を解決するべくメラノックス社より、25Gbのネットワークカード【ConnectX-4 Lx EN MCX4111A-ACAT】をお借りしました。

Synology 互換性リストにあります、ConnectX-4 Lx EN MCX4121A-ACAT は25Gb 2ポートです。

★検証しました機器★

Synology:FS1018+Micron SSD 5200Eco 960GB x 12台

WS:HP Z440+LIQID NVMe

メラノックス MCX4111A-ACAT 25Gb 1ポート

Intel X520DA2 10Gb 2ポート

を各本体に取り付けます。両NICともSynologyで認識可能です。

★Z440⇒Synologyのデータ転送の速度を計測★

データ容量 500GBCIFSで NIC直結。スイッチは通していません。

下記がデータ結果となります。

搭載NIC 到着時間 平均
1Gb 1時間20分 104MB/s
10Gb 12分 694MB/s
25Gb 9分 926MB/s

★速度結果★

1Gb環境ではNICのパフォーマンスがボトルネックで、せっかくのSSDがHDDと速度が変わりません。

10Gb、25Gb では当然のことながら良いパフォーマンスが出ています。

ですが、今回はWS側に超高速NVMe LIQIDを搭載しているからこその値です。

HDDでは転送速度が200MB/S、SSD単体では500MB/S程度です。

NVMe LIQID は 平均2,500MB/S。最速で8,000MB/Sをたたき出しますので、

WS⇔Synology間での高速データ転送が可能となります。

 

★今回のパッケージをまとめ★

【Synology 25G オールフラッシュストレージセットモデル】を販売中。

FS1018:1台

Micron 5200Eco 960GB:12本

MCX4121A-ACAT:2枚

25G ダイレクトケーブル:1本

をセットにしてご提供します。

弊社にて、FS1018へのNIC取付とSSD内蔵(RAID F1で設定。約9.5TB)を行って納品致します。

お使いのWindowsマシンにもう一枚のMCX4121A-ACATを取付、Synologyと直結することで

高速ストレージ環境が実現できます。

上記記載の通り、WindowsマシンもHDDでは無くSSDを複数積んでRAID0か、NVMeを搭載することを

お勧め致します。

HP ZBookにSSD、メモリを増設

2019年4月10日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 6 秒

 

 

 

 

いつもおっとサーバブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

 

最近、ZBookをご購入のお客様からSSDとメモリの増設のご依頼をいただくことが多いです。

お問い合わせ頂ければ、弊社でご希望の容量のパーツを組み付けてから

出荷することも可能です!

 

■HP ZBook15 G4の場合■

先日HP ZBook15 G4の増設を行いましたので、

例として簡単にご紹介致します。

 

◆SSDの増設

 

 

 

 

 

 

 

今回は

Micron 5200 ECO 960GB 40,716

を取り付け致しました。

 

◆メモリの増設

 

 

 

 

 

 

 

DDR4-2400(PC4-19200) 16GB ECC SO DIMM(左のメモリ) 26,676

ZBookにはSO DIMMメモリを取り付けます。

弊社ではセンチュリーマイクロ製のメモリを使用しております。

 

増設完成

 

 

 

 

 

 

 

純正16GBメモリが69,120なので

サードパーティ製ですと価格的にもかなりお得です。

 

ノートを開封する際はトルクスネジが必要となりますが、

弊社でZBookご購入の場合、取付工賃無料でご対応しておりますので、

増設ご希望の方はお気軽にお問い合わせください!

 

Proliantサーバ(Gen8,Gen9,Gen10) RAID設定手順

2019年4月4日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 34 秒

 

 

 

 

いつもおっとサーバブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

本日はお客様よりご質問の多いHP Proliantサーバ(Gen8,Gen9,Gen10)

の場合のRAID設定の手順をご紹介致します!

 

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2022/09/16 追記

現在、世界的な半導体不足の影響で、HP製品も納期遅延が発生しておりますが、
当店では、DL360 Gen10モデルや、その他モデル、中古品等のご案内が可能です!

弊社では独自の仕入れ網を駆使して商材確保に努めております。

在庫短納期 HPE P19774-291 DL360G10 S4208 1P8C 16G 8SFF P408a NC GS

DL360 Gen10 P19774-291 560,800円 在庫あり

DL360 Gen10 P19779-291 568,800円 在庫あり

2022/9/16在庫状況です。

その他入荷情報につきましては、下記のお問合せフォーム、お電話

カテゴリ―ページからお気軽にご連絡ください。

■おっとサーバ店 オンラインショップ

▼お問合せフォームはこちらです。※お電話でも受付中です。03-3233-8010
https://www.pcserver1.jp//apply.html?id=APPLY1

▼HPE ProLiant 本体・増設パーツ・ストレージなどHPE商品お求めはこちらから!
https://www.pcserver1.jp/category/HP/

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下記の画面が表示されたらキーボードの“F10”キーを押下します。

 

 

 

 

 

 

 

 

“Intelligent Provisioning”または“Smart Storage Administrator”を選択

“Smart Storage Administrator”を選択した場合、直接RAID設定が可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

“Intelligent Provisioning”を選択後、下記ページでメンテナンスの実行を選択します。

 

 

 

 

 

 

 

 

メンテナンスの実行画面で、“RAIDの構成”を選択します。

 

 

 

 

 

 

 

 

RAID設定画面が表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

画面左側のRAID構築対象インターフェースを選択、画面右側の構成を選択します。

 

 

 

 

 

 

 

“アレイの作成”を選択します。

 

 

 

 

 

 

 

RAID構成対象となるHDDを選択します。

画面上ではポートごとに分離されていますが、同時選択可能です。

搭載された全てのHDDを選択する場合は、“すべて選択”をチェックしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

RAID構築時にHDD内のデータが削除される警告が出ます。

問題がなければ画面右下の“はい”を選択してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

RAIDレベル及びストリップサイズ、セクター等の情報を選択します。

特に指定が無ければRAIDレベル以外についてはデフォルトで問題ありません。

【補足】

RAID10(ADM)とは

RAID1 (ADM) のボリューム2 つをストライプセットにし、

アクセスを向上させるものです。

同構成を実現するにはHDDが最低6本必要となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

RAID1+0を構成する場合は、RAID1+0をチェック

サイズはBIOS起動の場合は2TB以下に設定してください。

UEFI起動の場合、容量制限はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

正常にRAIDが構築されました。

 

 

 

 

 

 

 

画面左側に作成された論理デバイスを選択すると、構成されたHDDが表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

画面右上にある“X”マークを押してRAID設定を終了します。

(スクリーンショット上表示されていませんが、画面右上に表示されます。)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

いかがでしたでしょうか。

RAID設定の際の参考になれば幸いです。


 

 

 

PRIMERGYサーバ TX1330 M3(PY-SR3C42) RAID設定手順

2019年3月26日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 20 秒

 

 

 

 

いつもおっとサーバブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

本日はお客様よりご質問の多いTX1330M3(使用:PY-SR3C42)

の場合のRAID設定の手順をご紹介致します!

 


 

下記の画面が表示されたらキーボードの“F2”キーを押下します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Advanced”を選択

“AVAGO MegaRAID 〈PRAID EP420I〉Configuration Utility”を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Main Menu”を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Configuration Management”を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Create Virtual Drive”を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Select RAID Level”で設定したいRAID構成を選択(今回はRAID1を設定)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Select Drives”を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RAID構成対象となるHDDを選択し“Enabled”にします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Apply Changes”で変更を適用しSAVEしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Write Policy” “Always Write Back”(常時ライトバック)を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Drive Cache” を“Enable”に変更します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Save Configuration”でSaveしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Virtual Drive Management”を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作成したRAID構成が確認できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

RAID設定の際の参考になれば幸いです。


(2019/12/3 追記)

ご紹介致しております、PRIMERGY 本体について
現行モデル「TX1330 M4」をおっとサーバ店にて取扱致しております。
下記にオンラインショップ商品ページをご案内致します。
是非ご確認ください。

■おっとサーバ店 オンラインショップ

TX1330 M4
OSなしカスタムモデル
Windowsインストール済カスタムモデル
WindowsServer インストール済
WindowsStorageServer(ファイルサーバ専用)インストール済
その他OSインストールカスタムモデル

また、PRIMERGY TX1310 M3を使用し、ソフトウェアRAIDの
設定手順についても当ブログにてご紹介致しております。
必要な際は、是非参考になさってみてください。

PRIMERGY サーバ(TX1310 M3) ソフトウェアRAID設定手順

 


 

LIQID NVMeで旧型サーバをパワーアップ!

2019年3月22日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 35 秒

DL360G7やRX200S6と言った一昔前のPCサーバでもまだまだ現役で運用できます。ですが、CPUやメモリのリソースは余っていてもストレージのパフォーマンスが不足という事は御座いませんか?CPUは日々進化してXeon X5600番台と現行のScalable Xeonでは大きな性能差がありますが、HDDの世界に置き換えますとコスト対容量に関しては大きく向上しましたが、性能面ではさほど向上しておりません。

そこでHDDをSSDに変更することで速度面は大きく向上しますが、搭載済みのHDDを現行品に入れ替えることはOSセットアップからシステム構築も全てやり直しです。

そこで、HDDはそのままで、速度を大きく向上できる商品をご用意致しました。

PCI-Eに直接取付のNVMeストレージカード【LIQID】です。見た目はヒートシンクに覆われたカードなのですが、実際には

PCI-E M.2 が4枚内蔵しており、PCI-E Gen3 x8で動作可能な、NVMeストレージカードです。

こちらのストレージカードをサーバのPCI-Eに搭載することで、OS上でストレージ容量として認識されます。

HP ProLiant DL360G7へ搭載してみました。

DL360G7へインストール済みのOSは、WindowsServer 2012R2です。OS上ではこのように認識しております。

ドライバを組み込まなくてもNVMeが4枚認識出来ております。

ディスクの管理で確認しますとこのように4つのボリュームが確認出来ます。

速度比較のためにベンチマークを取ってみました。こちらは本体内蔵のSAS 146GB 2本でRAID1。

キャッシュは1GBです。値としては、SASであれば普通かと思います。

こちらはLIQID 400GB 1枚で測定しました。SASとは比べものにならないほどの超高速です。

こちらはLIQID 400GB 4枚をOS上でRAID0組みました。ですが速度の向上がありません。

これはDL360G7のPCIがボトルネックとなっています。1枚で帯域限界まで使っています。

今回の実験は旧機種でどこまでストレージの速度を上げるか?になります。DL360G7世代では

PCI-Eの性能上、ここまでが限界のようです。

ですが、10年近く前の旧機種でもストレージ速度を大きく伸ばすことが出来ますので冒頭でも申し上げたように

●本体のCPUリソースは余っているがストレージがボトルネックになっている。

●OSやシステムを全て入れ替えることが出来ないので本体やストレージの交換が出来無い。

こういった環境のお客様には最適なストレージカードです。

こちらからお求め可能です。

次回は弊社で販売台数が一番多い、PRIMERGY TX1310M3シリーズで実験致します。

Windows Server 2019のHyper-Vをインストール

2019年3月15日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 5 分 45 秒

Windows Server 2019が発売されてから5ヶ月が経過しました。

まだWindows Server 2016を利用されている方も多いと思いますが、今回はWindows Server 2019でHyper-Vの有効化とセットアップを行いました。

 

まず、サーバにHostOSとしてWindowsServer2019をインストールします。

(OSインストール手順は割愛致します。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コントロールパネルのプログラムから、Windowsの機能の有効化または無効化を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役割と機能の追加ウィザードが起動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サーバープールからサーバーを選択で、使用中のサーバを選択します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役割内のHyper-Vをチェックし、次に進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-Vに必要な機能が自動的に追加されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想OSで利用する仮想スイッチを作成します。

ここで作成をしないで、後ほど作成することも可能です。

仮想スイッチを作成しないとネットワークには接続出来ませんので、注意してください。

ホストサーバ側のネットワークコントローラを利用しても良いですが、パフォーマンス面では不利になりますので、ホストサーバが利用しないネットワークカードを追加することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既存の仮想マシンをマウントする場合はここで移行作業を実施します。

今回はセットアップ部分のみ説明するため、割愛します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-VのOSデータを格納するフォルダを指定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-V機能のインストールが実施されます。

これでHyper-V機能がインストールされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-V機能がインストールされたら、サーバーマネージャーを開くと、Hyper-Vの項目が追加されています。

Hyper-Vホストサーバを選択し、右クリックし、Hyper-Vマネージャーを起動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-Vマネージャーを起動したら、左端のサーバを右クリックし、新規→仮想マシンを選択します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-Vサーバの名前を指定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

構築するサーバによって第1世代と第2世代を選択します。

BIOSシステムを利用する必要があるOSは第1世代を

UEFIで利用可能なOSは第2世代を選択してください。

基本的に古いOSをインストールするのでなければ第2世代を選択した方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想マシンに割り当てるメモリ量を指定します。

固定で利用する場合は容量指定をお勧めしますが、他にメモリを利用する場合は、”この仮想マシンに動的メモリを使用します。”をチェックすることで、Hyper-V側が自動的に割り当てるメモリ量を変更します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

接続する仮想スイッチを設定します。

仮想スイッチを作成していない場合、”接続しない”しか選択が出来ませんので、事前に仮想スイッチを作成することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想ハードディスクを作成します。

第1世代の場合、拡張子は”*.vhd”、第2世代の場合拡張子は”*.vhdx”となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想OSをインストールする画面になります。

一度セットアップを完了し、後から起動してOSをインストールすることも可能です。

第2世代を選択した場合、OSはISOファイル(DVD等の媒体からのインストールは不可)からのみインストール出来ます。

インストールOSをISOデータ化していない場合は、DVDの書き込みツールや、ISOデータ化するツールを使用して、ISOファイルを用意しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想マシンの新規作成が完了しました。

先ほど起動したHyper-Vマネージャー上に新しい仮想サーバが作成されていますので、起動して通常のサーバと同様にOSをインストールすることで、仮想サーバとして使用できます。

 

Hyper-Vサーバのセットアップ手順は以上になります。

ウィザードを使用して簡単にセットアップができますので、是非活用してみてください。

 

最後に、Hyper-Vに限らず仮想サーバはメモリやストレージに大きな負担がかかります。

より快適に仮想サーバを利用したい場合は、HDDの場合より高速なRAID環境や、SSDで動作させると良いでしょう。

 

廉価なサーバの標準機能で搭載されているSoftwareRAIDは速度が遅く、仮想環境で使用するとかなり遅く苦痛に感じるかもしれません。

仮想環境を使用する前提であれば、Software RAIDは利用しないで、AHCI(SATAのネイティブモード)にホストOSをインストールして、別途バックアップを取る方が現実的な利用方法かもしれません。

Hyper-Vサーバを構築してみたいが、サーバはどのような物を利用したら良いかお悩みの方は、OTTOサーバ店にお問い合わせください。


(2019/11/26 追記)

■おっとサーバ店オンラインショップ

▼Windows Server 2019 商品ページはこちらです
Windows Server 2019 DSP版・OEM版
Windows Server 2019 オープンライセンス版

 


 

【Synology 活用方法 第一回】

2019年2月17日 日曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 36 秒

SynologyというNASを皆さんご存じでしょうか?

Synology(シノロジー)ロゴ

当社はエンタープライズパートナーとして、Synologyの国内代理店を務めております。

今回からブログにてSynology の特徴や使い方をご紹介していきます。

第一回「そもそもNASを利用する必要性ってなに?」

NASはNetwork Attached Storageという名前通り、ネットワークに紐づいたストレージデバイスです。
外付けのUSB HDDとは違い、複数のユーザが1台のデバイスにアクセスすることができるため、
ファイルの受け渡しや共同作業を行う場合にとても便利です。
ストレージの分野に位置づけられていますが、実行していることはサーバのファイル共有機能です。
では、NASとWindows ServerやLinuxで構築したファイルサーバの違いはなんでしょうか?

NAS Windows Server Linux Server
機能 ファイル共有に特化 Webサーバやメールサーバなど複数の機能を持たせることが可能 Webサーバやメールサーバなど複数の機能を持たせることが可能
運用性 専用画面で容易 比較的わかり易いが、詳細設定画面は複雑 取り扱える管理者が少なく、敷居が高い
拡張性 拡張できる分野が限られている CPU、メモリなど選択肢が豊富 CPU、メモリなど選択肢が豊富
価格 比較的安価 OSやCALライセンスがハードウェアに加算される サーバが高額となる場合あり

ざくっと言いますと、NASは【ファイル共有に特化】これに尽きます。

WindowsServer、LinuxServerももちろん可能ですが、他にも機能が付随しておりますので

目的の機能を使いこなすまでのスキルが必要です。その点、NASは【ファイル共有に特化】

していますので、上位スキルは不要です。ネットワークの知識だけは若干ですが必要です。

今回の内容を簡単にまとめますと、

Synology⇒上位スキルは無いけど、皆のファイルを保管する器が欲しい。他の機能はいらない。

コストも出来るだけ抑えて、オフィスにスマートに設置しておきたい。こんな使い方にぴったりです。

弊社ブログ内にあります、導入事例 で利用しましたNASもSynologyです。

当店内にSynologyの専門ブースを構えております。各種モデルを展示しておりますので

お気軽にお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は上記にも記載の御座います、Synologyの心臓部に当たる「DSM」についてお話いたします。

お楽しみに!

 

【富士通 PRIMERGYシリーズ】iRMC S4で障害時のメール送信設定

2018年11月19日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 32 秒

弊社ではPRIMERGYサーバーを販売する機会が多いのですが、サーバー障害時にiRMC(リモート管理コンソール、一部機種は非搭載)から警告メールを送信する設定方法についてご質問いただくケースが増えております。
そこで簡単にではありますが、設定手順についてまとめさせていただきました。

1.iRMCコンソールへのログイン
POSTでF2キーを押下してセットアップ画面に入ります
iRMC LAN Configurationの項目があるので、設置するネットワーク環境に合わせてStatic IPを設定するかDHCPからIPアドレスを受け取るかの設定を行ってください。

LANケーブルをiRMC接続用ポート(スパナのマークがあるポートです)に繋ぐと起動中POSTにIPが表示されます。
分からない場合は再起動後にF2セットアップで設定した画面を表示すると確認できます。

同一ネットワーク内の他のPCでwebブラウザからiRMCのIPにアクセスしてください。
ログインパスワードはデフォルトで下記の様に設定されています。
セキュリティのためにも運用開始後はユーザー名・パスワードを変更してご利用ください
ユーザ名 admin
パスワード admin

2.送信メールアドレスの設定
まずはサーバーが障害情報を送信するために使用するメールアドレスをご用意ください。
専用のアドレスでなくともサーバー管理者のメールアドレスを登録する形でよいです。

画面は右上の日の丸のアイコンをクリックして日本語メニューを表示した状態です。

通知情報設定→E-mail設定をクリックすると送信メール設定の画面が表示されます。
メーラーにアドレスを設定する要領で設定値を入力してください。

3.受信ユーザーの作成
iRMCは任意のアドレスに障害報告メールを送信する設定ができません。
登録されたiRMCのユーザー宛てにメールを送信する仕組みになっているので、障害メールを受信するユーザーを作成します。

ここでは仮に「Kuri」というユーザーを作成します。

これでユーザーが作成されました。

4.受信メールアドレスの設定
作成されたユーザーをクリックしてユーザーの設定を行います。

設定メニューの一番下に受信メール設定できる項目があるので、ここに受信するメールアドレスを記入して「適用」をクリックして完了です。

これで障害発生時に設定されたアドレスにメールで通知が届く様になります。

簡単にではありましたが、以上で設定終了です。
富士通iRMCは設定に少し癖があるので、HPEのiLOなどから移行した管理者様が戸惑ってしまうことが多い様です。
今回まとめさせていただきましたが参考になれば幸いです。

#PRIMERGY #iRMC