2017年3月 のアーカイブ

Windows Server 2016 Stdのインストール(富士通PRIMERGY編)

2017年3月28日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 24 秒

Windows Server 2016が発売されて既に5ヶ月が立ちました。
DSP版はまだ2012 R2の販売があるもののOpenラインセンスは2016に切り替わって久しいです。(もちろんダウングレードで2012で使用できます)

こうなってくると現行や1世代前のサーバーの対応状況は充分なのかが気になる状況です。
そこで弊社で売れ筋のPRIMERGYシリーズのエントリーモデルで実際にインストールして対応状況を確認してみました。

■富士通 PRIMERGY TX1310 M1

弊社新品サーバーで一番の売れ筋です。
デバイスドライバのリリース状況を確認してみると当面必要そうなドライバはオンボードのソフトウェアRAID Embedded MegaRAIDとネットワークドライバのみです。(2017年3月現在)

富士通公式サイト ダウンロード

実際にインストールを試してみると、2012以前と同様に途中でEmbedded MegaRAIDのドライバをあてる以外は問題なく進みます。

インストール完了からダウンロードしたネットワークドライバの適用まで済ませます。
ここでデバイスマネージャを確認すると2箇所ほどドライバの当たっていないデバイスがあります。

PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー
SMバスコントローラー

iRMC関連と思われますが公式サイトにもドライバがなく対処できません。
そこでひとまずWindows UpdateをかけてOSを更新するとドライバが全てあたりました。

これで全てのドライバが適用され、クリーンインストール完了です。
インターフェースがWindows 10に近い感じになっていますが、Windows Server 2012 R2に比べて処理が重くなるなどはなくストレスなく使用できます。

 

■富士通 PRIMERGY TX1320 M2

前述の富士通サイトからダウンロードできるデバイスドライバをあてれば問題なく全て適用されます。
iRMC用のドライバを忘れない様に注意してください。

*ドライバのあたっていない状況

ただし本体ファームウェアが古い場合はファーム自体にバグがあり、「PCIデバイス」となっているデバイスにドライバがあたりません。
(これに関してはWindows Server 2012 R2でも同様の症状が出るため、2016に限った話ではありません)
*全てのドライバを適用しても不明デバイスが一つ残っています

対策としては本体ファームウェアを最新にアップデートしてください。

最新ファームウェアにした後にBIOS Setupで「Setup Default」コマンドを実行して保存
→再起動
→BIOS Setupで設定すべき事項があれば、再度BIOS Setupで設定して保存
→再起動

この作業で正常にドライバが適用されます。

 

■富士通 PRIMERGY RX1330 M1

ラック型の定番です。
こちらの機種も前述の富士通サイトよりドライバをダウンロードして適用するだけで完了です。
クリーンインストール完了時の状態

チップセット・iRMCのドライバを適用すると全てのドライバが認識されます。
(一応最新のネットワークドライバも公開されているので適用した方がよいです)

 

以上、弊社での富士通PRIMERGYの売れ筋3機種についてWindows Server 2016対応状況を検証しました。
インターフェースがWindows 10テイストになって操作などは若干戸惑いますが、基本的には2012 R2の後継といった感じの使い心地です。


(2019/12/3 追記)

富士通サーバ PRIMERGY 本体 各種
オンラインショップにて販売中の現行モデルをご案内致します。
是非ご利用ください!!

■おっとサーバ店オンラインショップ
https://www.pcserver1.jp/

▼富士通 PRIMERGY各種

TX1310 M3
Xeon搭載モデル
Pentium搭載モデル
Celeron搭載モデル

TX1320 M4

TX1330 M4

RX1330 M4

■その他
PRIMERGY TX1310 M3 困った時はこちらをご確認ください


 

AIC社のストレージ向けベアボーンサーバを取り扱い開始しました。

2017年3月17日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 57 秒

先日、台湾のAIC社のJBODを取り扱い開始しましたが、ベアボーン型PCサーバの取り扱いも開始いたしました。一般的なサーバ用途で使用することも出来ますが、AIC社のサーバの強みはHDDを大量に搭載するケースデザインです。

1Uで3.5インチ4ベイのモデルから4Uで3.5インチ24ベイといったスタンダードなストレージサーバをラインナップ。さらに、ラックのスペースを減らしつつ大容量を確保したいといった要望に答えた、恐らくAIC社オリジナルのケースで、1.5Uで3.5インチ16ベイと3Uで3.5インチ32ベイの引き出し型ストレージサーバも御座います。1列のHDDトレイで8台搭載可能。1.5Uは2列、3Uは4列搭載。HDDはホットスワップではありません。

MotherboardはAIC社オリジナルです。E5-2600V4対応。Dual可能。メモリは16スロットでPC4-19200対応。オンボードでIntel x540を2つ搭載。標準で10Gが使用できます。標準ではバックプレーンはオンボードのLSI SAS3008と接続。JBODなのでRAIDは0,1となります。RAID6やキャッシュを必要な場合はLSIのRAIDカードを搭載する必要があります。RAIDカードを搭載しました状態で出荷も可能です。

ただいま店頭にて3Uラック型3.5インチx16のSB-302LBと3Uラック型3.5インチx32のSB-303LBを展示中です。お気軽にご来店ください。

弊社はAIC社とビジネスパートナー契約を行っております。AIC社のWEBサイトに御座います商品は取り扱いが可能ですので今回ご紹介いたしました機器以外で導入をご検討の際はご一報頂けますでしょうか。お見積もりいたします。

大容量フラッシュ製品大量入荷いたしました

2017年3月17日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 32 秒

SSDを含めたフラッシュ製品が入手困難となりお困りのお客様に朗報です!

フラッシュ製品が各種入荷いたしました。

PCI-Express NVMe対応フラッシュ

Intel SSD P3520 PCI-Express 3.0
1.2TB2TBが入荷いたしました。
NVMe対応のフラッシュは入手困難ですが、即納可能です!

 

SATA接続 SSD

SanDisk CloudSpeed Eco Gen. II SATA SSD 1.92TB SDLF1CRR-019T-1HA1

Samsung PM863a MZ7LM3T8HMLP-00005 3.84TB

Samsungの3.84TBは12個限定です!
Sandiks CloudSpeed 1.92TBは大量入荷いたしました。

どちらもEnterprise向けSSDなのでサーバでの運用も安心です。