2014年5月 のアーカイブ

RX100S8にSSDを搭載してDBサーバ運用

2014年5月27日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 38 秒

当社で絶賛販売中の最新1Uサーバ Primergy RX100S8ですが、最大の特徴はHDDを4台搭載できるようになりました。これにより様々な組み合わせが可能になります。

2.5インチ、3.5インチ、SATA、SAS、SSDを用途に合わせて搭載することで目的に合ったサーバ構築が可能です。

CPUはXeon E3-1230v3ですのでかなりのパフォーマンスを持っています。メモリも最大32GBまで搭載可能。E5クラスのサーバとそれほど差がありません。それでいて価格も安いのでお買い得なサーバです。

しかしストレージの組み合わせによって全く使い物にならない可能性もあります。今回は色々なストレージを搭載してベンチマークを行いました。

使用したサーバ:RX100S8 E3-1230V3

使用したストレージ

SSD:Seagate ST400FM0012 SATA 400GB

SATA HDD:東芝 MD04ACA500 5TB 7,200rpm

SAS HDD:Seagate ST9900805SS 900GB 10,000rpm

SAS HDD:東芝 MK3001GRRB 300GB 15,000rpm

IOカード:LSI Nytro WarpDrive XP6209-4A1024

ベンチマークソフト:IOMeter(ランダム100%、4k、Read40%、Write60%、ワーカー8)

以上の構成でベンチマークを実施。測定結果を下記にまとめました。

Picture1

当店で出荷依頼の多いストレージ構成で行ってみました。

XP6209がぶっちぎりの値をたたき出しました。SSDもかなりの速度です。SASは正直悲しい値になりました。SATAは元々ランダムは不向きなのでこの値も妥当かと。

以上の結果から、DB環境で最高のパフォーマンスを発揮するのはIOカードの導入です。しかしコストは約60万します。また、容量は800GBほどです。コスト、容量、パフォーマンスを考えて導入された方が良いです。

SSDは弊社推奨のIntel s3500 240GB でも約3万円です。IOカードに比べて値は落ちますが、それでもSATA、SASを大きく引き離しています。現状では、コスト面とパフォーマンスからSSDの導入が一番かもしれません。

SATA、SASはIOPSに関しては苦しいです。SATAは低コストで大容量を用意できますのでシーケンシャル重視のファイルサーバ向け。SASはちょっとメリットが薄くなってきました。SSDの速度を見てしまいますとベストな運用方法が難しいです。強いて言うならサーバメーカから保証も含めて購入するとSSDは高額です。また保証も1年です。SASはそれほど高額ではなく、保守も最長5年です。SSDまでの速度は不要だがSATAの速度はまずい。保守も5年は必要といった場合でしょうか。

容量と運用方法を考慮しまして搭載ストレージを選定しましょう。

 

 

 

即納1Uラックマウントサーバ タワー型サーバ在庫あります

2014年5月20日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 45 秒

つい先ほどまでサーバを必要としていなかったのに、急にサーバが必要になった・・・なんてことありませんか?

経験がある方も多いと思いますが、直前まで予定が無い状況でのサーバ調達はとても難しいです。

特にハイスペックなサーバになればなるほどこの傾向が強く、1ヶ月以上待たされるなんてケースもあります。

 

当社ではそういったご要望にお応え出来るよう、ハイスペックサーバも在庫でご用意しています。

当店いちおし商品はラック型はこちら

新品 Fujitsu PRIMERGY RX200 S8 E5-2670v2 2CPU 861,840 円 (税込)

1Uラックマウント型のハイスペックサーバです。

 

タワー型はこちら

新品 Fujitsu PRIMERGY TX300 S8 E5-2620v2x2 3.5インチ12ベイ 429,840 円 (税込)

もちろんCPU性能も高いですが、HDDベイが12個もついていますので、大量のデータを扱うケースにも対応が出来ます。

しかもいずれも超特価!!!

純正パーツと組み合わせると価格面でちょっと・・・・といった方にはサードパーティ製パーツを組み合わせてご用意することも可能です。

ご要望のサーバが見つからない場合はお問い合わせフォームメールにてお気軽にご相談ください。

RX100S8にLSI NytroWarpDriveを搭載

2014年5月15日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 7 秒

今回、LSIの代理店様よりLSIの新型フラッシュカード「Nytro Warp Drive XP6209-4A1024」をお借りしました。

IMG_2926

以前はヒートシンクでゴテゴテした感じでしたが、当モデルはヒートシンクもなくすっきりしたモデルです。

早速サーバに搭載してみました。ロープロファイル対応ですので、当店にて好評販売中のPrimergy RX100S8に搭載してみます。

今回はロープロファイルブラケットをお借りしておりませんので、固定なしでRX100S8のPCI-Eへ装着。写真のようにヒートシンクにギリギリでした。

IMG_2929

WindowsServer2008R2上ではドライバがないため、!になります。LSIよりドライバをダウンロードしインストールしますとあっさりと認識。

lsi1

 

lsi2

ここまでは特に問題無く進みました。早速、測定してみました。

おなじみのCDMですが

ddcli max cdm

今回はさらにIOMeterを使用してHDDと比較しました。シーケンシャルではなく、IOPSを重視します。

4kのデータをランダム100%、Read40%、Write60%に設定し、ワーカーは8個で測定しました。

HDDの仕様は、東芝製 SATA 5TB(7,200rpm)を4本搭載。RAIDカードは純正のD2616を使用。この状態からRAID5で構築。WriteCach有効(無効)です。

HDD:233.9(129.7)

WarpDrive:41,046

ものすごい差になりました。HDDと比べて175倍(316倍)の値です。

これを踏まえますと、DBや仮想化環境をしっかり立てるときはWarpDriveは非常に有効です。むしろ使わずにHDDで行うことは処理時間を延ばすだけになります。高額なサーバを購入せずともRX100S8とWarpDriveでハイパフォーマンスなサーバが構成できます。WarpDriveの価格は確かに高額ですが、DBの速度が上がらずにお悩みでしたら当カードの導入をお勧めします。

24時間稼働可能! 2.5インチ 1TB HDD入荷しました

2014年5月14日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 24 秒

一般的な2.5インチHDDというと、ノートPCに向けて作られており、長時間の連続運用が出来ないためサーバには不向きで、無理をして使うとすぐに壊れてしまうのが一般的でした。

とはいえニアラインHDDは高くて・・・とお困りの方に朗報です。

メーカー公称で24時間連続運用可能なHGST製 2.5インチHDDが入荷いたしました!

 

HGST HTE721010A9E630 1TB 7,200rpm 6Gbs SATA HDD 2.5インチ

12,744円(税込み)

 

なにかと高くなりがちなサーバ用部品ですが、利用用途を限定すれば安価にご利用いただくことも可能です。

 

Primergy RX100S8サーバへWindows Server 2008R2をインストール

2014年5月10日 土曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 57 秒

大好評販売中の、富士通 Primergy RX100S8サーバへのWindows Server 2008R2のインストールですが、インストールに際して必要なドライバがわかりにくいとのご相談をいただきますので、手順を公開いたします。

 

1.準備

・ServerView Suite(本体添付のDVD)をご用意ください。

・Windowsがインストールされたコンピュータ

・USBフラッシュディスク

※RAID構築はインストール手順前に作業してください。

 

2.ServerView SuiteのディスクをWindowsPCに挿入

ServerView Suiteのディスクより、USBフラッシュディスクに下記のフォルダをコピーしてください。

DVDドライブはDドライブと仮定します。

D:\DRV\MASSTOR\LSI\SATA_MegaSR\  (オンボード Host-RAIDカードのドライバ)

D:\DRV\CHIPSET\INTEL (チップセットのドライバ)

D:\DRV\LAN\INTEL\ (ネットワークのドライバ)

D:\DRV\VIDEO\MATROX\iRMCV3\ (ビデオカードのドライバ)

D:\DRV\CHIPSET\FTS\iRMC-HTI\ (iRMC リモートコンソールのドライバ)

D:\DRV\MASSTOR\INTEL\USB3\ (USB3.0のドライバ)

 

3.Windows Server 2008R2のインストール

Windows Server 2008R2のメディアを挿入し、インストールを開始

HostRAIDを使用している場合、RAIDカードが検出できず、インストールするHDDが見えないので、デバイスドライバの読み込みを行い下記フォルダ内のドライバをロード

D:\DRV\MASSTOR\LSI\SATA_MegaSR\  (オンボード Host-RAIDカードのドライバ)

手順従ってインストールを完了させる。

 

4.チップセットドライバの導入

D:\DRV\CHIPSET\INTEL (チップセットのドライバ)フォルダ内にある下記ファイルを開く

“intelChipsets.zip”

圧縮ファイルを開くと、”9.4.0.10.27″フォルダ内にある、”infinst_autol”を実行し、インストール。

再起動を求められるので、再起動。

 

5.各種ドライバの導入

通常のドライバ適用手順に従い下記のドライバをインストール

D:\DRV\LAN\INTEL\ (ネットワークのドライバ)

D:\DRV\CHIPSET\FTS\iRMC-HTI\ (iRMC リモートコンソールのドライバ コプロセッサと表記されています)

D:\DRV\MASSTOR\INTEL\USB3\ (USB3.0のドライバ)

※不明な”USBデバイス”にドライバを適用すると、新たに”不明なデバイス”が現れるので改めてUSB3.0のドライバを適用

D:\DRV\VIDEO\MATROX\iRMCV3\ (ビデオカードのドライバ)

※ビデオドライバは標準ドライバになっているので、手動で上記ドライバに変更

 

以上でOSインストールは終了です。

Serverview Suiteに含まれている各種管理ツールはお好みでインストールしてください。

さあ、Let’s サーバ運用!!!

富士通サーバの最新ドライバダウンロード方法

2014年5月10日 土曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 58 秒

当社で大好評をいただいております、富士通サーバですが、Windows Server OSインストールの際にはドライバが必要になります。

もちろん添付のServerViewからインストールを行うことも可能ですが、最新ドライバをインストールしたい!というお客様も多いはず。

そこで最新ドライバのダウンロード方法をご案内いたします。

 

まず富士通サーバ製品のダウンロードサイトにアクセスします。

http://jp.fujitsu.com/ →上部タブの”サポート”→”ドライバ、アップデータ”のページに飛び、”PRIMERGY、GRANPOWER5000”をクリック後、”ダウンロード検索ボタン”をクリック

下記から直接アクセスも可能です。

http://www.fmworld.net/cgi-bin/drviasearch/drviaindex.cgi

ダウンロードサイト選択画面

 

 

 

 

 

 

 

 

画面赤枠部分より、ご使用中のサーバを選択します。

選択すると右側の緑色の枠に対象となる本体の型番が表示されます。ご使用製品の型番が表示されない場合は左側の赤枠部分の選択が誤っていることが原因になりますので、再度左の赤枠内を選択してください。類似製品が多いので少々ややこしいです。

次に黄色の”カテゴリ”枠内にあるアップデート対象と青い枠内の”ご使用中のOS”のカテゴリを選びます。

選ばなくても表示はされますが、表示数が極端に多くなり、かなり探しにくくなりますので選択いただいた方が賢明かと思われます。

下の検索開始ボタンを押すと画面下部に検索結果が表示されます。