RX100S8にLSI NytroWarpDriveを搭載
今回、LSIの代理店様よりLSIの新型フラッシュカード「Nytro Warp Drive XP6209-4A1024」をお借りしました。
以前はヒートシンクでゴテゴテした感じでしたが、当モデルはヒートシンクもなくすっきりしたモデルです。
早速サーバに搭載してみました。ロープロファイル対応ですので、当店にて好評販売中のPrimergy RX100S8に搭載してみます。
今回はロープロファイルブラケットをお借りしておりませんので、固定なしでRX100S8のPCI-Eへ装着。写真のようにヒートシンクにギリギリでした。
WindowsServer2008R2上ではドライバがないため、!になります。LSIよりドライバをダウンロードしインストールしますとあっさりと認識。
ここまでは特に問題無く進みました。早速、測定してみました。
おなじみのCDMですが
今回はさらにIOMeterを使用してHDDと比較しました。シーケンシャルではなく、IOPSを重視します。
4kのデータをランダム100%、Read40%、Write60%に設定し、ワーカーは8個で測定しました。
HDDの仕様は、東芝製 SATA 5TB(7,200rpm)を4本搭載。RAIDカードは純正のD2616を使用。この状態からRAID5で構築。WriteCach有効(無効)です。
HDD:233.9(129.7)
WarpDrive:41,046
ものすごい差になりました。HDDと比べて175倍(316倍)の値です。
これを踏まえますと、DBや仮想化環境をしっかり立てるときはWarpDriveは非常に有効です。むしろ使わずにHDDで行うことは処理時間を延ばすだけになります。高額なサーバを購入せずともRX100S8とWarpDriveでハイパフォーマンスなサーバが構成できます。WarpDriveの価格は確かに高額ですが、DBの速度が上がらずにお悩みでしたら当カードの導入をお勧めします。