2022年5月 のアーカイブ

Intelligent Provisioningが使えなくなったDL360Gen9でオフラインRAIDを組んでみました。

2022年5月31日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 27 秒

いつもおっとサーバ店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

 

当店のお客様に日ごろからご好評頂いてるサーバ、”HP DL360 Gen9“がRAM容量などの関係で、
ファームアップデート時に、IntelligentProvisioning(F10キー)が見えなくなってしまうという
現象が確認されました。

 

そこで今回は、F10キーでIntelligentProvisioningに入れなくても、RAIDを構築できる方法
ご紹介いたします!

※当店取り扱い品は、F10キーが正常に動作する事を確認してから出荷を行っています。

■事前に準備するもの
・オフラインHPE SmartStorage Administratorブートメディア

 

まずはじめに、RAID構築用のSmartStorageAdministratorを起動するため、
DVDもしくはUSBから直接起動する為の、オフラインブートメディアを作成してください。

▼HPE サポートセンター該当ページ
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docId=c04099169&docLocale=ja_JP

 

ブートメディアの作成が完了したら、メディアをDL360Gen9本体に入れて、本体の電源をオン。
しばらくすると、SmartStorage Administratorが自動で立ち上がってきます。

一番上の起動オプションを自動選択して….。

 

無事に起動する事が出来ました!

 

あとは、通常のIntelligent Provisivoningと同じ手順でRAIDを組んでいきます。

 

構築したRAIDが正常に認識するかどうかを確かめる為、VMware ESXi6.7をインストールしてみました。
問題なく認識&インストールできました!

 

▼今回利用した商品のカテゴリページ
https://www.pcserver1.jp/category/HP_STOCK

 

当ブログでは、今回ご紹介した様な内容のほかにも、
製品入荷情報やお得情報など、様々な記事を更新してまいりますので、是非ご覧くださいませ。

 

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Tell: 03-3233-8010

電子帳簿や研究用アーカイブデータにオススメ!【長寿命SSD】

2022年5月30日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 58 秒

いつもおっとサーバ店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

 

今回は、タイトルに記載させていただきましたが、

利用頻度が高いアーカイブデータ(電子帳簿データや研究用データ)保存先としてオススメの

Verbatim Japan社「長寿命 SSD」をご紹介させていただきます。

 

 

これまで、アーカイブデータの保存方法としては、

HDDやLTO、DVDメディア等を利用されるケースが多いかと存じます。

しかし、利用頻度の高いアーカイブデータ等は、そのような媒体に保存すると、

 読み取りスピードが遅く、都度時間がかかる… 

 誤ってデータを削除・書き換えしてしまわないか心配…

といったデメリットがございました。

 

しかし、下記の特長を持つVerbatim Japan社「長寿命 SSD」では、

そのようなご心配も解決可能です。

 

「長寿命 SSD」主な特徴

①長寿命性

高品質なエンタープライズ向けFlashを採用し、通電せずとも55℃の環境に放置した状態で、
10年の長期保存性能があります。
製品出荷前には、抜き取り検査ではなく、全てを高温環境で動作検査実施しています。

②追記型(ライトワンス)

追記のみ可能で、ファイルの上書きや削除、リネームは出来ない、
データの訂正削除が出来ないシステムです。
そのため、大切なデータを誤って更新・消去する心配がありません。
また、ランサムウェアの攻撃に晒されても、SSD内のデータは書き換え不可の為、
ネットからの攻撃にも強い特徴がございます。

③記録履歴を確認可能

SSDのルートフォルダーに、追記されたファイル名や日時、ハッシュ値などを
記録履歴(エビデンス)として残します。
いつコピーされたのか等、行動履歴を把握し、 リフレッシュ&不一致検査機能により、
記録履歴とSSD内のファイルを比較することで 改ざんの有無を確認することが出来ます。

④SSDの状態を確認

本製品専用のソフトから、SSDの交替領域や温度、検査結果などを元に寿命予測や健全性
確認できます。 正常、注意、警告の3種類のステータスでお知らせされます。

 

長期保存性能・書き換え不可の特長から、下記のようなデータ保存にご利用いただいております。

・電子取引情報などの、訂正削除が禁止されているデータ
・公文書館、博物館などの長期保存用文書
・中小規模企業など、サーバーから溢れたコールドデータ
・医療製薬関連(電子カルテ)データ
・写真、映像、音声のアーカイブデータ
・法律事務所や特許事務所などで、案件毎に保存するアーカイブデータ

 

いかがでしょうか? 「長寿命 SSD」は、SSDの高速性に加えて、

従来より不安視されがちな耐久性も兼ね備えた高性能な商品です。

その他詳しいスペックにつきましては、こちらの商品ページをご覧いただけますと幸いです。

 

もしご興味ございましたら、お気軽にお問合せください!

 

 

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【2022年度】サーバ用SSDのすゝめ

2022年5月18日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 20 秒

【 円安傾向が進んでおります。SSDは円安の影響を受けやすい商品です。購入はお早めに!】

一昔前に比べて、サーバ・ストレージにSSDを使用するのは、かなり主流になってきました。
ですが、どのメーカーのSSDを選べばよいかわからない・何を基準に判断すれば良い?
…など悩みは尽きません。
そこで今回は、SSDを選ぶ基準と当店オススメのSSDについてご紹介したいと思います。

 

ズバリ...耐久性に着目すべし!!

 

サーバ用のSSDで最も重要視する事。それは耐久性です。
一般的なPCで利用されるSSDは、一日に数時間程度稼働して読み書きが行われる程度ですが、
サーバでは24時間365日常に稼働し続ける必要があります。
その為、それだけの運用に耐えられるSSDでなければいけないのです。

一般的にSSDなどのストレージの信頼性を図る基準としては、
メーカーが公開しているMTTF(MeanTimeToFailure=平均故障時間) があります。
この指標はいわばSSDの平均寿命であり、稼働からどのくらいの時間で故障するかを示します。

コンシューマーラインで人気のSSDのMTTFを比べてみると、
・Crucial MX500:180万時間
・WD Blue 3D:175万時間
・SUMSUNG 870 EVO:150万時間
・Kingston Q500:100万時間

おおよそ100万~180万時間程度だとわかります。
一方で、サーパ向けの高耐久SSDだとどうでしょう?

・Micron 5300PROシリーズ:300 万時間
※SATA 6 Gb/s、リード 540MB/s ライト 520MB/s、1DWPD

MTTFに2~3倍 もの差があります。

もう一つのSSD耐久性の指標として、DWPD(Drive Writes Per Day=保証期間内において

1日に書き込み可能なデータ量の目安)があります。

Micron 5300PRO 480GBはDWPD=1と言われております。この場合の書き込み目安は

480GB x 1 x 365日 x 5年 = 総容量 876TBが書き込み上限の目安となっております。

一般的なコンシューマSSDはDWPD=0.2前後と言われております。

これを見てもサーバ向けSSDは耐久性に優れたSSDといえます。

弊社では、主にサーバ向けSSDを取り扱っております。その中でもMicron製のSSDを主に

扱っております。サーバ向けSSDはデータベースサーバや仮想化サーバといった、高速かつ

ランダムアクセスに厳しい環境で用いられます。そのため、耐久性を重視しております。

弊社は年間で約2,000台のMicronサーバ向けSSDを出荷していますが、初期不良や2年から3年以内の故障も

ほどんどなく、ご利用いただいた皆様に大変満足して頂いております。

下記は弊社内の実績となっておりますが、

 

いかがでしょうか?サーバに導入するパーツは信頼性が重要視されます。MicronのSSDはサーバに搭載するためのSSDと言っても問題ありません。

もちろんこれに加えて、メーカー保証も手厚い為、万が一故障するような事があっても、すぐセンドバックで交換対応する事が可能(弊社オプション保証)です。

弊社取り扱いのSSDラインナップを記載いたしました。

Micron 5300PRO シリーズ

480GB ⇒ 商品詳細ページへ

960GB ⇒ 商品詳細ページへ

1.92TB ⇒ 商品詳細ページへ

3.84TB ⇒ 商品詳細ページへ

7.68TB ⇒ 商品詳細ページへ

 

 

もし、SSD選定でお困りごとがあれば、是非お気軽にお問合せ下さい!


当ブログでは、今回ご紹介した様な内容のほかにも、
製品入荷情報やお得情報など、様々な記事を更新してまいりますので、是非ご覧くださいませ。

 

お問い合わせフォーム、お電話はこちら
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大容量データの長期保存に!LTO テープライブラリー SPECTRA STACK

2022年5月16日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 7 秒

いつもおっとサーバ店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

 

この度当店では、SPECTRA LOGIC社製 LTO9対応テープライブラリー

SPECTRA STACKの取扱いを開始いたしました。

 

 

 

 

 

 

技術革新が進み、HDDに加えてSSDがストレージ市場を席巻する中、

枯れた技術と呼ばれたテープが再び注目を集めています。

各企業で再びテープが選ばれる理由と併せて

SPECTRA STACKのご紹介をさせていただきます。

 

 

■テープが再び注目される理由

①圧倒的大容量&長期保管

日々増加する膨大なデータを保管するには大容量かつ長期保管可能な信頼性が必要です。

2021年9月より発売の「LTO9」では記録容量18TB(圧縮時45TB)と大容量であり

既に第12世代まで公開されているロードマップでは300TBを超えると言われています。

またHDDの寿命は約5年と言われている中、

LTOは約30年と長期保管が可能な点も注目を浴びている点の一つです。

 

②オフライン管理による強固なセキュリティ対策

IT技術革新が進むことで多くの恩恵を受けている一方、セキュリティ対策を

十分に講じる必要が出てきました。

最新セキュリティ対策ソフトを利用してもネットワークに繋がっている限りはリスクはあります。

その点、LTOはオフラインで管理されネットワークから完全に切り離されるため、

ランサムウェアなどに対して非常に高いセキュリティを保つことが可能です。

 

③省電力によるTCO削減

HDDやSSDは常に通電が必要なため、非使用時でも電気代コストが発生します。

テープ装置は制御回路以外に常に稼動する必要性がないため、

TCO削減に大きく貢献しecoなシステムです。

 

 

■LTO9対応 テープ・ライブラリー SPECTRA STACK

・シンプルな構造で信頼性を確保した拡張可能なLTOライブラリー

LTO9テープを80巻搭載可能(2 drive/80 slots/6 U)

大容量データを長期保管することに最適です!

 

・ストレージシステムへの豊富な実績

本製品のメーカーであるSPECTRA LOGIC社は、

1979年設立の米国コロラド州ボールダーを拠点とするデータストレージ企業です。

約11か国に450人以上の従業員があり、ストレージ業界のリーダーシップとして、

NASAを初めとした、全世界22,000件以上のシステム導入実績があります。

 

 

■ワンセットソリューションパッケージ

今回、取り扱い開始に合わせて、SPECTRA STACKの他に、

LTO9、制御サーバ、管理ソフトを含むワンセットソリューションパッケージもご案内中です!

詳しくは、下記商品ページをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

データ保存として、HDD/SSD、クラウドストレージ等、手段は様々ですが、

重要性が高く、長期保存が求められる大容量データには、その特性を踏まえて、

テープメディアへ保存をすることをおすすめいたします。

 

もし、データの保管や運用方法等、お悩みでございましたら、

お問合せフォームまたは、お電話(03-3233-8010)へ是非ご相談ください!