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Z840はハイパワー+静音のワークステーションです

2017年8月30日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 19 秒

HPの最上位WSである、z840が入荷しました。

z820と外観は大きな変更がありません。全体的に黒が強く出ています。

Z840はカスタムモデルです。今回入荷したスペックは、Xeon E5-2699V42台搭載しましたモンスタークラスのCPU搭載モデルです。こちらで販売しております。

88スレッドと訳の分からない値が出ています。

こんなスペックでありながらZ840の良いところは静音です。一般的にワークステーション=爆音のイメージがあります。しかし、Z840は本当に静音です。そこでデシベル計で測定してみました。

 

まずは電源を入れずに弊社内を計測してみます。映っています46.5デシベルはやや静かなオフィスとお考えください。早朝7時に測定していますので電話や話し声も無く車通りも少ない時間です。

ちなみに弊社のサーバールームは75デシベルです。長時間いると嫌になるうるささです。

こんな感じで本体の背面に計測器を設置して電源を入れてみました。

そのときは54デシベルまで上昇。その後、数分後にWindows10が起動してアイドル状態。そのときは50.5デシベル

50デシベルは一般的には静かな事務所と言われています。そういう意味ではまさしく適応範囲内です。足下に置いていたら動作音はほぼ気づきません。

そこでCPUに負荷をかけるPRIME95を使ってみます。

こんな感じで負荷をかけてみました。これでうるさくなるかと思いましたが実際は全く変わらず50.5デシベルあたりをフラフラしている状態です。

比較対象として、Proliant DL360pG8の起動を行ってみました。

上は起動直後のファン全開時。下はファンが落ち着いた無負荷時。これを見ますとZ840は運用していても50デシベルですから1Uサーバより静かです。

この結果から、CAD室やデザインルームのような静音の作業環境に導入するには最適なWSです。ですが今回は短時間での計測であるのとQuadroには高負荷をかけてはいませんので数週間高負荷といった過酷な環境になると違った値がでる可能性もございますのでご注意ください。

WSを導入する際に静音を選択に入れているのでしたら是非ともZ840がおすすめです。店頭に在庫がありましたら起動確認も可能です。

よろしくお願いします。

 

NVMe DC P3520で起動実験

2017年5月19日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 48 秒

先日ご紹介しましたKSG AMERICA 経由で、日本では納期2ヶ月近くかかりますIntel NVMe DC P3520 2TBを入手しました。実際、アメリカでも争奪戦が起きているカードです。弊社では担当者が色々頑張ってくれたおかげで上手く入手できました。NVMe最大の特徴としてOSのブート領域に使用できることです。今回入荷しました2TBのように大容量ですとこのカード1枚だけ入れてサーバの運用も十分可能です。Supermicro XeonD搭載サーバ5018D-FN8Tに取り付けて起動できるか検証してみました。

こんな感じで取り付けます。右隣のHDD搭載ベイをふさぐようになるためケーブルの取り回しが非常に難しくなります。

OSのインストールですが、BIOSをUEFIに変更して2012R2が無事インストール完了。

デバイスマネージャーで確認しますとNVMeしかありません。

おなじみのベンチマークを通してみました。

十分な良いスピードが出ています。これで省電力+超高速サーバが出来上がりました。

NVMeは少々値が張ることと、本体とOSを選ぶ事はありますが、今まではSSDを複数本束ねないと実現出来ない速度がいとも簡単に出すことが出来ます。弊社でもコストより速度を求めるお客様からの引き合いが続いております。DBや仮想化でモッサリ感が無くなったと好評です。

今後も弊社在庫の他機種でNVMe起動が出来るか検証していきます。

AIC社のHDDエンクロージャーを取り扱い開始しました。

2016年11月17日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 39 秒

このたび、台湾のストレージメーカーでありますAIC社のHDDエンクロージャーを取り扱い開始いたしました。

①2Uサイズで24台の2.5インチを搭載出来るモデル

J2024-1(SSG-JBSA31S-2242T-54RP-B)

img_3335

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②2Uサイズで12台の3.5インチを搭載出来るモデル

J2012-1(SSG-JBSA31S-2123T-55RP-B)

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この2台が店舗に入荷いたしましたので早速接続検証を行いました。商品のデザインは一般的なストレージエンクロージャです。両機種ともコントローラはシングルでマネジメントポート付きです。マネジメントポートの設定が少々やっかいなのでこちらは後日アップいたします。SAS-1ポートがサーバと接続するコネクタです。

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J2012-1ですが、他社のストレージエンクロージャと違って良いところは、HDDトレイがネジ不要なところです。

img_3320

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HDDのねじ穴にちょうど出っ張りが出ているのでパチッとはまります。なので落下もしません。何度も入れ替えるとバネが弱くなりますが通常一度組んだHDDを何度も交換はありませんのでよほどの事が無ければ大丈夫です。

当機はRAIDコントローラは搭載していませんのでベースとなるコントロールサーバが必要です。今回は富士通PRIMERGY RX2530M1を使用。ポイントとなるRAIDカードは、PRIMERGY純正カードのPY-SR3PEを使用。LSI3108コントローラを搭載し、キャッシュも2GBを実装の12Gb RAIDカードです。OSはWS2012R2です。

①2Uサイズで24台の2.5インチを搭載出来るモデルとサーバをSFF-8644のケーブルで接続。搭載しましたHDDはHGST製のHUS156060CSS204。600GB 15,000rpmの12Gb SAS HDDです。

②2Uサイズで12台の3.5インチを搭載出来るモデルとサーバをSFF-8644のケーブルで接続。搭載しましたHDDは東芝製のMG04ACA600E。6TB 7,200rpmの6Gb NL-SATA HDDです。

OS上にMSMをインストールし、MSM内でRAIDの設定を行いました。RAID6でAlways WriteBackです。

いつものCrystalDiscMark5.0.3を使い、速度を計測。RAIDキャッシュが2GBなのでキャッシュに収まる2GBとキャッシュ以上の32GBで測定しました。

①J2024-1で2GB

aic2u24-1

②J2024-1で32GB

aic2u24-2

③J2012-1で2GB

aic2u12-1

③J2012-1で32GB

aic2u12-2

HDDとRAIDカードの性能が高いので良い値が出ています。エンクロージャがボトルネックにはなっていません。十分使用出来る値です。

サーバを変える事は出来ないが、ストレージの容量をアップしたい。しかも高速アクセスが必要と言ったご要望にお応えできるエンクロージャです。よろしくお願いいたします。

 

転ばぬ先の杖 HDD予防交換のススメ

2016年8月8日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 42 秒

本格的に夏になり、毎日暑い日が続いています。

特に先週あたりからは極端に暑くなっており、機械製品には大変厳しい状態になっています。

炎天下のなか携帯電話を使っていたら熱暴走したり、充電が出来なくなったりといった不具合に合われた方も多いのではないでしょうか。今年は特にポケモンGOを炎天下の公園でやっていたら・・・・といった事象が増えている様子。

実はこの温度による問題は機器を操作出来なくなる不具合以外にも機器の寿命にも影響があります。

 

サーバやパソコンでもこの現象と無縁ではなく、高温のまま使用し続けると著しく性能が低下したり、故障しやすくなります。特に温度の高い環境下でシステムを運用すると故障する確率が大幅に上がることがわかっています。

各メーカーから発売されている一般的なデスクトップ用のHDDの故障目安は3年程度と言われますが、この故障目安、実は一日8時間、40度以下で維持した場合に限りますので、サーバで使用した場合、現実にはこの枠の中で運用するのはほぼ不可能であることがわかります。

物理的にガリガリ音がしていたり、明らかに回転していないものの故障は判別が簡単ですが、一見きちんと動作しているように見えるHDDの障害はどうやって見分ければ良いのでしょうか?

 

ちなみに以前はよくHDDの故障目安としてMTBF(平均稼働時間)が利用されて居ましたが、MTBFの算出方法は磨耗や経年劣化、熱の影響等を考慮していません。

とはいえHDDが故障しているかどうかの指標がないとどのタイミングで交換をすれば良いのか判断するのが難しいのが実情です。

 

そこで最近よく利用されているのがS.M.A.R.Tです。

現在市販されているHDDはこの機能を搭載していますので、HDDベンダーのWebサイト上にあるツールや、フリーソフトなどを利用すればHDDの状態が良好かどうかの指標に出来ると思います。

RAID環境下に有る場合、この手のツールからは直接閲覧が出来ないこともありますので、Avago(旧LSI Logic)製品などはMegaRAID Storage Managerを使用してください。

リードエラーや代替セクタの使用量、各種エラーレートなどを参照して障害判定をするため、サーバメーカーの公式診断用のデータとしても利用されています。

S.M.A.R.Tの診断ツールで深刻なエラーと判定されたものはもちろん、速度が低下していたり、エラーレートが増えていたり、代替セクタの残り領域が少なくなっていたりする場合はそのHDDは交換をお勧めします。

特に、一般的なデスクトップ用HDDをサーバ内に転用している場合は、1~2年周期での交換をお勧めします。

 

障害が起きつつあるのに気づかずにいて故障した結果、データを全て失うという悲しい結果にならないように、HDDの健康状態に気をつけましょう。

万が一故障してからのデータ復旧になると機器のリプレイスが何回も出来てしまうほどの費用がかかってしまう可能性も・・・

もちろんバックアップも忘れずに!!!

 

【TX1310/1320 M1・RX1330 M1】CentOS 7インストールについて

2016年7月12日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 42 秒

*CentOSはフリーOSのため、弊社への質問はご遠慮ください

 

弊社で大変好評のPRIMERGYのエントリーラインの商品ですがやはりCentOSをインストールしたいが対応はどうなっているのかというご質問いただくことが多いです。
当然フリーOSですので弊社としてもサポート対象外なのですが、実は富士通は自社製品のCentOS対応表を公開しております。

FUJITSU Server PRIMERGY 未サポートOS動作確認情報
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/software/linux/products/distribution/free-os.html

この情報によるとTX1310/1320 M1やRX1330 M1もCentOSに対応しており、実際問題なくインストールすることができます。
実はインストールの際にEmbedded MEGA RAID SATAのドライバを適用しなければならないのがくせ者で、Linux初心者の最初の障害になります。
エントリーサーバーは同様のオンボードRAIDが搭載されている機種が多いのでやり方を覚えておいて損はないです。

と思い簡単にネット検索してみましたが、意外と手順についての情報が少なかったので少しまとめてみました。
我流でやっている部分もあるのでこれで完璧という訳ではないのですが、参考になればよいと思い簡単に記事にしてみます。

■下準備 ドライバを用意する
富士通の場合は先ほどの未サポートOS動作確認情報にドライバダウンロードサイトへのリンクが記載されておりますので、情報に従い対応ドライバ(RedHat用なのでインストールするCentOSにバージョンを合わせてください)をダウンロードします。
この場合は「.iso」ファイルで入手できますのでUSBメモリにイメージを書き込みます。
この形式のファイルをそのままUSBメモリにドロップしても使えないので下記のツールでイメージ展開します。

DD for Windows
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows

■RAID BIOSでRAIDを構成する

■CentOS 7インストールDVDから起動する
画面1

■初期画面でEscキーを押下してコマンドプロンプトに入る
下記のコマンドを入力
linux dd modprobe.blacklist=ahci
AHCIのドライバを誤って適用しない様にして別メディアからドライバを適用するコマンドです。
画面2

■メディア指定の画面になるので、別途準備したドライバのUSBメモリ(または光学メディアなど)を挿入して「r <enter>」で再読み込みして認識させます。
その後メディア選択、ドライバ選択をして画面を進める。
画面3

画面4

■LSI RAIDとして認識された状態でアレイが認識されます。
認識さえされれば、あとは普通に単独のHDDにインストールする場合と同じ形でインストール作業を進めることができます。
画面5画面6

新旧QuadroでのViewPerf12ベンチマーク結果

2016年7月7日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 40 秒

ワークステーションの必須VGAとしてQuadroシリーズですが、中古で入荷しますとCPU自体は十分現役ですが、Quadroは使用する作業によっては世代遅れになります。

その判断基準として、業界標準のViewPerf12を使用してベンチマークを測定してみました。

結果としてはこのようになりました。

ViewPerf測定0001

 

弊社に入荷するZ420で一番搭載数が多いのはQuadro2000と4000ですがQuadro4000は既に過去の数値となっています。使えないわけでは無いのですが作業内容によってはK620を搭載したほうが速いです。当ブログ投稿時では最新のM2000はM4000と比べても遜色ありません。単価は約半分。ですが搭載メモリも半分なので作業内容に合わせて選ばれるのがベストです。

M2000搭載のおすすめWSはこちらから。

Z420 E5-1620 メモリ32GB SSD960GB QuadroM2000

Z420 E5-1660 メモリ64GB SSD960GB QuadroM2000

 

Z820 E5-2690 2CPU メモリ128GB SSD960GB QuadroM2000

 

DELL PowerEdge R230 にLinuxをインストール

2016年6月24日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 52 秒

PowerEdge R230ですが、Linuxのインストールテストを実施してみました。

OSインストールを検証しましたのは、REDHAT 6.8 64bit、REDHAT 7.2 64bit、CentOS6.8 64bit、CentOS7 64bit、Ubuntu16.04 64bit 日本語です。

弊社でのインストール方法としては、メディアからブートし、特に設定せず簡易的に進める、至ってシンプルなインストール方法です。LifeCycleインストーラは使用せずに行いました。

この方法でインストールが完了しましたOSは、

REDHAT 6.8 64bit、REDHAT 7.2 64bit、CentOS6.8 64bit、Ubuntu16.04 64bit 日本語です。

GUIでの起動確認とオンボードNIC 2ポートの認識確認まで実施いたしました。

インストールでの注意点ですが、

①DELLのサイトにも記載しているとおり、Linux上でのS130 オンボードRAIDは対応しておりません。AHCIモードでのインストールとなります。

REDHAT7.2に関しては、uEFIモードを使用します。BIOSモードでは途中でストップしました。

CentOS7 64bitはBIOSモード、uEFIともにインストール途中でストップしてしまいました。

となっておりました。Linuxに関しては今後開発が進めばインストール方法に変化はあると思いますので現時点では無理なことも修正される可能性も御座います。

 

 

SuperMicro 5028D-TN4T Xeon D1541搭載コンパクトサーバ4(消費電力比較)

2016年4月26日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 32 秒

Xeon Dの最大の特徴として、省電力となります。Intelの仕様書ではTDP45Wとなっております。今回は弊社在庫のサーバと消費電力の違いを比べてみました。

検査方法

1:コンセントを刺しただけ

2:WindowsServer2012R2の起動時。無負荷状態。

3:PRIME95を起動してCPU負荷100%

比較機種

PRIMERGY TX1310M1

(Xeon E3-1226V3 4C/4T TDP84W/PC3L-12800 ECC 4GBx4/240GB SSD)

CPU PASSMARK:7,403

PRIMERGY RX1330M1

(Xeon E3-1231V3 4C/8T TDP80W/PC3L-12800 ECC 4GBx4/240GB SSD)

CPU PASSMARK:9,600

PRIMERGY RX2530M1

(Xeon E5-2630V3 8C/16T TDP85W/PC4-17000 Reg 16GBx4/240GB SSD)

CPU PASSMARK:12,875

PRIMERGY TX2560M1

(Xeon E5-2660V3x2CPU 10C/20T TDP105W/PC4-17000 Reg 16GBx4/240GB SSD)

CPU PASSMARK:18,671

SuperMicro 5028D-TN4T

(Xeon D1541 8C/16T TDP45W/PC4-17000 Reg 16GBx4/500GB SSD)

CPU PASSMARK:11,909

検査結果

PRIMERGY TX1310M1  ①0w ②25w ③86w ④21.5 ⑤86

PRIMERGY RX1330M1  ①6w ②20w ③97w ④12.1 ⑤99

PRIMERGY RX2530M1  ①10w ②94w ③224w ④14 ⑤57.4

PRIMERGY TX2560M1  ①9w ②74w ③304w ④7.6 ⑤61.4

SuperMicro 5028D-TN4T  ①7w ②34w ③95w ④5.93 ⑤125.3

結果を踏まえますと、最近のサーバはどれも省電力です。その中でもXeonDの省電力は若干ですがアドバンテージになっています。目安になるか判断が難しいですが③をThreadで割りました値を④としました。また、PASSMARKの値を③で割りました値を⑤としました。そうしますとXeonDが一番効率が良いことにはなりました。CPUがMAXで動くことは少ないので②の値を1.5倍ぐらいすると運用時の消費電力となりそうです。実際はここにデータ用のSATA HDDを複数本搭載しますのであと20W程度は上昇しそうです。

SuperMicro 5028D-TN4T Xeon D1541搭載コンパクトサーバ1

2016年4月22日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 45 秒

今回、SuperMicro製のXeon D搭載サーバ【5028D-TN4T】が入荷いたしました。

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コンパクトサイズのサーバです。高さ25CM、幅21CM、奥行き30CM程度です。

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全面のふたを開けるとHDDを4台搭載出来るベイがあります。HDDを搭載するとこんな感じです。

IMG_3256 IMG_3257

 

背面はこんな感じです。標準で1000Tx2ポートと、10Gb-Tx2ポートあります。オンボード化していますのでPCI-Eを消費しません。Intel製のコントローラを採用しています。

本体のフタを開けてみます。背面のネジを取り外し、青いつまみを動かしてロックを外して弾き出します。

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上面にはDVDを搭載するか、2.5インチのSSDを搭載出来るスペースがあります。

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側面はメモリスロットがあります。DDR4 Reg を4枚搭載可能。

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反対側はPCI-E Gen3 x16が1スロットあります。ただ、背後にあるファンの電源コネクタと干渉しやすいため、カードを選びます。

その奥にはM.2のコネクタがあります。PCI-E 規格です。

シンプルかつコンパクトにまとまったサーバです。メモリとHDDを搭載し、OSのインストールで一通りの運用は可能です。次の記事で起動してOSのインストールを実施いたします。

TX1310M1、RX1330M1へWindows Server 2012R2をインストール

2016年4月18日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 4 秒

大好評販売中の、富士通 PRIMERGY RX1330M1へのWindows Server 2012R2のインストールですが、インストールに際して必要なドライバがわかりにくいとのご相談をいただきますので、手順を公開いたします。

1.準備

・ServerView Suite(本体添付のDVD)をご用意ください。

・Windowsがインストールされたコンピュータ

・USBフラッシュディスク

※RAID構築はインストール手順前に作業してください。

※OSのインストール領域ですが、uEFIに変更することで大容量HDDも1パーティションでインストールが出来るようになりました。こちらをご覧ください。

※uEFIへの変更は下記RAIDの設定後に行ってください。

オンボードRAIDはこちらの資料がわかりやすいです。

RAIDカード(PY-SR2C2など)はこちらの資料がわかりやすいです。p104 10 WebBIOS となります。

 

2.ServerView Suiteのディスク1をWindowsPCに挿入

ServerView Suiteのディスクより、USBフラッシュディスクに下記のフォルダをコピーしてください。

DVDドライブはDドライブと仮定します。

D:\DRV\MASSTOR\LSI\SATA_MegaSR\ (オンボード Host-RAIDカードのドライバ)

D:\DRV\CHIPSET\INTEL (チップセットのドライバ)

D:\DRV\VIDEO\MATROX\iRMCV3\ (ビデオカードのドライバ)

D:\DRV\CHIPSET\FTS\iRMC-HTI\ (iRMC リモートコンソールのドライバ)

 

3.Windows Server 2012R2のインストール

Windows Server 2012R2のメディアを挿入し、インストールを開始

HostRAIDを使用している場合、RAIDドライバが検出できず、RAIDが解除された状態になってしまいます。下記図のように2つになってしまいます。ここで先ほど作成したUSBを使用して、ドライバの追加読み込みを行います。

EMB1

D:\DRV\MASSTOR\LSI\SATA_MegaSR\  (オンボード Host-RAIDカードのドライバ)2012R2のドライバを適応してインストールを完了させると元の状態に戻ります。

EMB2その後はインストールを進めてください。

4.チップセットドライバの導入

インストールが完了しますと、ドライバが数点適応されていません。まずはチップセットドライバをインストールします。

D:\DRV\CHIPSET\INTEL (チップセットのドライバ)フォルダ内にある下記ファイルを開く

“intelChipsets.zip”

圧縮ファイルを開くと、”9.4.0.10.27″フォルダ内にある、”infinst_autol”を実行し、インストール。

再起動を求められるので、再起動。

5.各種ドライバの導入

通常のドライバ適用手順に従い下記のドライバをインストール

D:\DRV\CHIPSET\FTS\iRMC-HTI\ (iRMC リモートコンソールのドライバ コプロセッサと表記されています)(RX1330M1のみ)

 

D:\DRV\VIDEO\MATROX\iRMCV3\ (ビデオカードのドライバ)(RX1330M1のみ)

※ビデオドライバは標準ドライバになっているので、手動で上記ドライバに変更

以上でOSインストールは終了です。

Serverview Suiteに含まれている各種管理ツールはお好みでインストールしてください。