2012年9月 のアーカイブ

hp D2700+LSI MegaRAID 9285-8e搭載時のベンチマーク

2012年9月24日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 15 秒

HPのD2700ストレージエンクロージャ をLSI MegaRAID 9285-8eを使って起動テストを行って見ました。

今回使用しました機材は、

本体:IBM System X3250M3

エンクロージャ:HP D2700 AJ941A(25本 2.5インチHDD搭載可能ユニット)

HDD:HP 512547-B21(146GB SAS 2.5インチ 15,000rpm 6Gb)を24本

RAID:LSI MegaRAID 9285-8e(6Gb/s・1GBキャッシュ・デュアルコアコントローラ)

OS:WindowsServer2008R2 Std

データベースサーバで使用することを仮定して、9285-8eでRAID5とRAID6を構成して計測してみました。

①WriteキャッシュをOFFにして、RAID5構成時

②WriteキャッシュをOFFにして、RAID6構成時

正直、ぱっとしない値です。これですと高価なエンクロージャを入れるメリットはあまりありません。

次にWriteキャッシュをONにしました。DBサーバや仮想化サーバを構築するときは必須項目です。

③WriteキャッシュをONにして、RAID5構成時

④WriteキャッシュをONにして、RAID6構成時

ものすごい速度がでました。キャッシュが効くことで頻繁に使うデータはキャッシュで処理されますのでHDDのボトルネックが一気に解消されます。RAID6でも速度の低下がありませんのでHDDが故障したときのリスクを考えるとRAID6で構成するのがベストです。SSDにすることでさらに速度は上がることも考えられますが、故障時のリスクを考えますとHDDの方がお勧めです。

現状でデータベースサーバが重いとお悩みの企業様は、サーバ本体よりストレージの見直しをお勧めします。CPUがE5Xeonであっても、①や②ではCPUのパワーを全く有効活用出来ておりません。CPU+メモリ+ストレージ+ネットワークをバランス良く組み合わせてこそ最適なハードウェア環境が構築出来ます。当店でご要望に応じまして様々な提案を致しますのでお気軽にお問い合わせください。店頭で現品を見ながらご提案も行っております。

 

VMware ESXi 5.1のデータストア追加に関して

2012年9月24日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 40 秒

リリースされましたVMware ESXi 5.1ですが、VMcliant5.1でデータストアを追加する場合に下記の様にエラーが出てしまいます。

「入力文字列の形式が正しくありません」との事です。

VMwareのフォーラムを確認しますと、vmcliantの問題のようです。解決方法としてはショートカットのリンク先に -locale en _US を追加してください。

これにより強制的にvmcliantがUS仕様(英語)で起動されます。ここでいつもの様にデータストアの追加を行いますと通常通り追加が出来ます。

そのあとに、先ほどのリンク先に追加した文面を削除して再度vmcliantを起動しますと日本語で起動出来ます。追加したデータストアはそのまま追加されています。

少々手間がかかりますが、何とかなりました。VMware社が今後はvmcliantではなく、WebCliantを使用する方向で進むとのことです。WebCliantでしたらこのエラーは発生しないとのことです。ですが、WebCliantを利用するにはVcenterが必要になりますので、今後はhypervisorのポジションがどうなるのか気になるところです。

Avago MegaRAID Storage Managerのインストール

2012年9月21日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 8 秒

現在、殆どのサーバメーカがLSI社製(現:Avago社)のRAIDコントローラを採用しています。サーバメーカ毎にRAIDシステム管理ユーティリティをリリースしていますが、サーバメーカ毎に管理ユーティリティが変わってしまうのは面倒です。いつも同じユーティリティを使用したいという場合には、RAID管理ユーティリティ「MegaRAID Storage Manager」を導入すると便利です。当店では、富士通 PRIMERGYシリーズとIBM・レノボ System xシリーズで使用しています。

1)    Avago社のWebページにアクセスします。http://www.avagotech.com/

2)    右上のSUPPORTにマウスを合わせるとメニューが出てきますので、Support Documents & Downloadsを選択します。

3)    左側のProduct Familyから「All RAID Controller Cards 」「All」「Management Software &Tools」と順に選択します。

4)    クリックしますと、MegaRAID Storage Managerが候補として上がってきます。今回検証で使用したサーバOSはWindows Server 2008 R2ですので、MegaRAID Storage Manager – Windows – をクリックし、次の画面で右下のAcceptを押下します。(MegaRAID Storage Managerは随時バージョンアップしていますので、バージョンがリリースされていればそちらをご利用下さい。16/2/26現在、15.08.01-02です。)

5)    ダウンロード先として指定したディレクトリに15.08.01.02_Windows.zipというファイルがあると思いますので、解凍してモジュールの準備は完了です。

 

では、インストールしてみましょう。(ここからは前回の記事のままです)

解凍したフォルダ名は「12.05.03.00_Windows_MSM」というフォルダ名になっていると思います。中身を見るとDisk1というフォルダがりますので、Disk1フォルダの中のSetup.exeを実行してインストーラを起動します。

ライセンス規約の画面が表示されますので、acceptを選択して次に進みます。なお、インストール対象のコンピュータにVC++ランタイムがインストールされていない場合、この画面の前にインストールを行う旨の画面表示がありますので、表示された場合には指示に従ってインストールします。

Organizationは空白でも構いません。そのまま次へを選択します。

インストール先のフォルダを確認(指定)して次へをクリックします。

インストールTypeの指定フェーズですが、ここがちょっとした肝です。

MegaRAID Storage Managerは、アプリケーション自身でリモート管理機能を持っています。上記の画面でcompleteを押下すると、自動的にリモート管理するためのモジュールもインストールされます。そのモジュールがインストールされると、MegaRAID Storage Managerは同一ネットワーク上の他のMegaRAID Storage Managerが存在するかUDPのパケット送信を行って確認し、存在すれば管理リストに加えます。

多数のMegaRAID Storage Managerの管理対象RAIDコントローラが同一ネットワーク上に存在し、一台の管理PCで一括で状態確認やコンフィグレーションを行えるようにしたいという場合には、リモート管理機能も使用出来るcompleteを選択することが適切と思いますが、各サーバのローカルで状態確認出来れば良いという場合や、余計なパケットがネットワーク上に流れることが良しとされない環境においては、以下の方法でStand Aloneモードでセットアップされることをお勧め致します。(Stand Aloneモードの方がMegaRAID Storage Manager自体の起動も早くなるのでお勧めです。)

インストールTypeの指定フェーズでCustom Installationを選択すると、以下の画面が表示されます。

Stand Aloneを選択して次へ進みます。

「Do you wish to specify ldap configuration details?」をNoに変更して次へ進みます。

Installを押下すると、MegaRAID Storage Managerのインストールが実行されます。

Finishを押下してインストール完了です。

では、実際にMegaRAID Storage Managerを起動してみましょう。

デスクトップ上にMegaRAID Storage Managerのショートカットが作成されていますので、ダブルクリックで実行します。自身の127.0.0.1をクリックして起動します。

ログイン画面が表示されます。MegaRAID Storage ManagerはWindowsのログイン認証をそのまま使用していますので、WindowsにログオンしたID、PWを入力します。

ログインすると上記のようにRAIDコントローラ、配下のディスクの情報が表示されます。現在RAIDが正常に動作しているか、RAIDコントローラとしての何らかの処理が実行されているかの確認、また、Cドライブを含まないRAIDシステムの構築実施など、オンラインから行うと非常に便利ですので、是非ご活用下さい。

なお、マニュアルは御座いませんが、レノボ社でアップされているPDFが非常にわかりやすく記載が御座います。日本語ツールの取得方法も記載が御座います。

System x3100M4でのVMware ESXi5.1 USB起動

2012年9月18日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 3 秒

System x3100M4はSystem x3530M4と同じようにuEFIプラットフォームが採用されていますが、System x3530M4とは違いちょっと一癖あるようですので、USBからのESXi5.1の起動テストを行った結果をレポートします。

まず、ESXi5.1の起動USBをSystem x3100M4に取り付けて装置の電源をONすると、デフォルトではUSB起動出来ずに以下のような画面表示となります。

F12を押下し、Onetime BootでUSB Storageを選択しても、System x3530M4のようにF1押下でBoot ManagerからLegacy Onlyをブート順の最上位に持ってきても、以下の画面で止まってしまい、ESXi5.1を起動出来ませんでした。

そこで、uEFIとIMMのFirmware Updateを実行してみます。

今回使用したSystem x3100M4に、uEFIバージョンが1.02、IMMバージョン1.52を導入します。

正常にアップデートされましたので、早速Legacy Onlyをブート順の最上位に持ってきて起動を試します。また、オンボードRAIDをAHCIに切り替える必要がございます。RAIDを有効にしているとインストール途中でエラーとなります。AHCIへの変更方法はこちらのブログをご参考ください。

Update前まで止まってしまっていた画面を通過し、次の起動フェーズに移りました。

uEFI、IMM等のバージョンを最新にすることで、上記のようにESXi5.1のUSB起動が可能となります。uEFIプラットフォームが採用された装置で、ESXiの起動途中に動作が停止してしまう事象が発生してしまう場合には、uEFI、マネージメントコントローラ関連のバージョンを最新バージョンにアップデート頂くことをお勧め致します。

 

System x3100M4へのCentOS 6.3インストール

2012年9月18日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 25 秒

System x3100 M4Cent OS 6.3 をインストールしてみましたので、レポートします。


ServeRAID C100(LSIオンボードディスクアレイ) を Enable にして、RAID1 を組んだ状態でインストール DVD から起動してみました。
従前の uEFI、IMM のバージョンでは、uEFI のブート順設定で Legacy Only を最上位に持ってきて、BIOS モードで強制的に起動するよう、下準備が必要でしたが、最新の uEFI、IMM にバージョンアップしたところ、デフォルトの uEFI 設定で自動で BIOS モードでの起動をしてくれるようになりました。
(さらに…)

System X3530M4 でのVMware5.1運用について

2012年9月15日 土曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 33 秒

IBM社製のSystem x3530M4にvSphere5.1をインストールしてみました。

最近のSystem xシリーズでは、従来のBIOSではなく、uEFIというプラットフォームが採用されています。これにより、vSphereやLinuxディストリビューションをインストールする際にちょっとひと工夫が必要になっていますので、実際にインストールを試した結果をレポートします。

デフォルトの状態では、System x3530M4はuEFIプラットフォームからブートされます。このままvSphere5.1のインストール媒体を挿入してインストーラを走らせると、以下のような画面表示となって正常にインストーラが起動してきません。

これはuEFIブートすると発生するようです。

そこで、BIOSブート(Legacy Onlyブート)させてインストールを行います。

上記の画面でF12を押下することで、一時的にLegacy Onlyでブートさせることも出来ますが、OSインストール後に再びuEFIブートしてしまいますので、uEFIメニューのBoot ManagerからLegacy Onlyを最上位に持ってきて、常にLegacy Onlyで起動するように設定を変更します。

F12ではなく、F1を押下してuEFIのSetupメニューを開き、Boot Managerを選択します。

Add Boot Optionを選択します。

Generic Boot Optionを選択します。

Legacy Onlyを選択して、Boot Order上にLegacy Onlyが表示されるように追加を行います。

これでLegacy OnlyがBootメニューに表示されるようになりましたので、Boot順を最上位に持ってくるため、Escで画面を戻ってChange Boot Orderを選択します。

Legacy Onlyを+で最上位に持ってきて、Commit Changesを押下します。

最後にTop画面にEscで戻り、Save Settingsを行った後にExitして終了です。それではvSphere5.1のメディアを挿入してインストールを実行しましょう。

以下のように正常にインストーラーが起動してきました。

今回使用したSystem x3530M4にはServeRAIDM5110が搭載されていますが、特にOut Boxドライバを使用しなくてもそのまま認識されています。

正常にインストールが完了しました。

uEFIメニューからLegacy Onlyを選択せずに、One timeブートでvSphere5.1のインストールを行うと、インストール完了後の再起動でvSphere5.1が正常に起動してこないのでご注意ください。

ネットワーク機器中古販売を再開しました。

2012年9月8日 土曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 22 秒

以前はネットワーク機器の中古機取り扱いを縮小しておりましたが、新店舗に移転したことで場所が確保できましたので販売を再開いたしました。

今のところ Cisco のルーター、スイッチが中心です。他にもヤマハ RTX シリーズ、アライドテレシスのスイッチ、ジュニパーのファイアーウォールもございます。ごく希にアラクサラの様なハイエンドスイッチの入荷も御座います。

店頭在庫品は中古機器となりますがもちろん新品の機器も取り扱いしております。
お問い合わせフォームよりご依頼ください。お見積もりいたします。

商品特性・状態確認について

パスワードはデフォルトに変更し、基本動作の確認検査は行っておりますので、中古であっても問題無く使用できます。
本体搭載のファームウェアはライセンスの関係上、入荷した状態でのご提供となります。

状態を確認したい場合は店頭でチェックすることも可能です。その場合は、通電確認/コンソールへの出力までとなります。
使いたいコマンドが実装されているかどうかのチェックに関しては、お手数ですが、お客様ご自身で実施して頂く形となります。場所とコンソール端末はお貸しいたします(店頭で、お客様ご自身が実際に機器を操作してのチェック可能がです)。

即納です!

店頭在庫はそのままお持ち帰り可能です。
「データセンターでスイッチが壊れた」「ポートが足りなくなった」「ルーターが過負荷で追加か交換が必要」といった緊急事態にも対応可能です。

サーバーやストレージも、ネットワークがしっかりしていないとパフォーマンスが引き出せません。
とは言ってもコスト面で中々ハイエンド機は購入出来ない場合に、当店の中古ネットワーク機器をご利用ください。

注意点

保守期間は過ぎておりますのでライセンスの更新等出来ません。そのためセキュリティホール等のパッチ提供もありません。そういったリスクは御座いますのでご注意ください。
当店に詳しいスタッフが常駐しておりますので、疑問点等あればご質問頂ければお答えします。

当店は、中古ネットワーク機器を安心してお買い求め頂ける体制を整えております。

商品のお求めについて

もちろん、通販でもお求めいただけます。以下に商品一覧へのリンクをご用意しましたので、こちらからご覧ください。ただいまHP製スイッチが大量在庫で大特価!10Gスイッチも即納できます。

ネットワーク機器・定番商品一覧

ルータ一覧

イーサネットスイッチ一覧

ファイヤーウォール一覧

HP WS Z800にSSDを搭載して見ました2

2012年9月4日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 36 秒

前回、Z800にSSDを搭載しましたがパフォーマンスがイマイチでした。そこで今回は、ケーブルをSAS側では無くSATA側に取り付けて実験してみました。

写真の様にSASのラインにあるケーブルをSATAのラインに変更します。黒いコネクタがSATAで、白いコネクタがSASです。SASのHDDはSASでしか動きませんので間違って接続しないでください。

この状態でSSDを搭載してベンチマークをとってみました。SSD1台の場合です。

意外ですが、SASのコネクタ時より倍近い値となりました。これなら使えるレベルです。

ここで、Windows7のストライプ機能を利用してSSD3台構成でRAID0を組んでみました。HDDをダイナミックに変更しパーティションを消す必要がありますのでご注意ください。

やっとSSDらしいスピードが出ました。CPUのパワーも手伝っているかもしれません。この数値ならZ800のストレージとして十分使用できそうです。ただしRAID0ですのでデータロストのリスクも3倍です。バックアップは必ず取る様にしてください。

HP WS Z800にSSDを搭載して見ました。

2012年9月1日 土曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 34 秒

ハイエンドWSとして高評価を得ておりますHP WS Z800ですが、CPUやVGAのスペックに対してストレージ周りが弱いです。そこでSSDを搭載してどのくらいパフォーマンスが上がるか検証してみました。使用しました機種はx5690 2CPU搭載モデルです。

Z800は構造的に2.5インチのストレージは搭載できません。そこでMB982SP-1Sを使い、2.5インチを3.5インチ変換することで搭載可能になりました。Z800のHDDマウンタはちょっとクセがありますので壊さない様に気をつけてください。

あとはZ800に搭載してWindows7上で認識されます。この状態でHDDのベンチマークをクリスタルベンチで測定してみました。

まずはOSの入っているSASの値です。

まあまあの値が出ました。次にSATAとしてSeagate ST1000DM003を搭載して値を測定してみました。

SASとほとんど変わりません。7,200rpmですがこれなら十分使える値です。

最後にSSD OCZ Agility4 120GBを搭載して測定してみました。

考えていた様な速度がでませんでした。ランダムアクセスは高速ですがWSは基本的に複数人で使いませんのでシーケンシャルが大事です。SAS、SATAに大きく負けてしまいました。

別のサーバで測定したときは複数搭載してRAID0を組んでいましたので同じようにRAID0を組み、測定してみました。2本でRAID0の結果、

3本でRAID0

RAID0でも思った様な速度が出ません。どうやらZ800に搭載されているSASコントローラーがボトルネックのようです。SAS 1068EのためRAIDコントローラではありません。3Gbでキャッシュ非搭載のためWriteBackが使えません。このあたりからストレージのパフォーマンスを発揮できないようです。

SSDをRAID0で使うにはリスクが高すぎます。そこでSASを3本でRAID0を行った場合はどの程度かも測定してみました。

シーケンシャルはSSDより高速でした。SASはSSDより故障率が低いのでリスクのあるRAID0はSASで行った方が現実的かもしれません。ただし、バックアップは必須です。

結論的にはZ800ではこれが限界のようです。本体の構造上、内蔵RAIDカードを搭載することが難しいです。ストレージを高速化するには外付けのエンクロージャーで行うしか方法が無さそうです。お勧めとしてはMaxserve社の2U 12ベイエンクロージャー NS320S-8026LSI MEGARAID 9285-8eを組み合わせたストレージを構成するのがベストです。容量重視ならSATAで、速度重視ならSASで構成できます。当店でご相談を承っておりますのでハード構成でお困りでしたらお気軽にお問い合わせください。