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データ転送が遅い!だったらJBODを導入しましょう!

2021年1月28日 木曜日
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PCのHDDが容量不足で外部機器を増設する際、USB3.0のHDDを使用していると思います。

理由としては、

①接続は簡単

②価格も手ごろ

③入手経路が容易

④そこそこ速い

でしょうか。しかし、問題点も御座います。

①1ファイルが巨大であればデータ編集に時間がかかる。

② HDD 1台だけで動いているのでHDDが故障したらデータロストになる。

③ ケースそのものが耐久性低いので故障のリスクが高い。

④ そもそもコスト重視の機器。耐久性や速度面は除外している。

これらの問題を解決する方法としてJBODの導入を行いましょう!

当店でのおすすめはAIC製 JBOD J2012です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.5インチHDDを12台搭載可能。

サーバまたはワークステーションに搭載したRAIDカードとSASケーブルで接続となります。

JBOD搭載のHDD設定はRAIDカード側で実施致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機材の特徴は以上となります。ここからは取得しましたベンチマークで比較対象となります。

①USB 3.0接続のストレージに50GBのデータを転送

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②SAS 12Gb/s接続のJ2012へ50GBのデータを転送

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③CrystalBenchMarkの結果(64GBで計測)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

USB3.0とSAS 12Gでの速度差は5.3倍のパフォーマンスです。大容量のデータを取り扱う場合、USB3.0では時間がいくらあっても足りません。

このようなJBODを導入することで大幅な時間削減が可能です。また、RAIDで運用しておりますので、もしものHDD故障時においても

データが保持できます。

JBODの導入をご検討の際は弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。

今回使用しました機材は、AIC JBOD J2012