「消費電力が少ない」と言われている Atom サーバですが、実際どれほど節電効果があるのか、当店にて実験してみました。
測定内容は、以下の通りです。
Supermicro SuperServer 5015A-EHF-D525
M/B : X7SPE-HF-D525
CPU : Intel Atom D525 ( 2Core / 1.83GHz )
RAM : PC3-10600 nonECC 2GB (PC3-8500として動作)
HDD : 7200rpm SATA 3.5inch HDD 80GB (ST380815AS)
OS : Windows Server 2008 R2
(ベアボーン製品に、メモリとHDDを搭載しカスタム済み)
当店におけるSuperMicro 社の一番人気機種、Intel Atom CPUを搭載したハーフ1Uサイズの小型サーバです。
以下の4項目を測定しました。
(1) 待機電力
(2) アイドル時
(3) CPU/メモリ 負荷時
(4) CPU/メモリ/HDD 負荷時
・CPU負荷テストには「PRIME95」を使用
・メモリ負荷テストには「メモリーストレス検査ツール Ver1.00」等を使用(複数のソフトを併用)
・HDD負荷テストには「CrystalDiskMark 3_0_0d」を使用
・電力測定には、ワットチェッカーを使用
・いちばん消費電力が高くなった瞬間の数値を記録しています。
・テストはすべて手動で行っているので、ある程度の誤差が発生する可能性があります。