Fujistu PRIMERGY M5シリーズ(Intel VROC)手動リビルドやってみた!

2024年9月19日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 0 秒

いつもPCSERVER1.JPをご愛顧いただきありがとうございます。

今回は、ご質問が多いIntel VROCを使用したRAID構築から手動リビルドまでの手順を解説します。

 

▼今回使用するサーバ

Fujitsu PRIMERGY TX1310 M5 Pentium G6405モデル

https://www.pcserver1.jp/category/ALL_PRIMERGY_T_/TX1310M5_P00044620.html

 

 

①BIOS SetUpの画面に入る

サーバを起動したらまずは、F10キーでセットアップ画面に入ります。

 

②上のタブから”Advaced”を選ぶ

その中にある”SATA Configration”を選択してEnterを押してください。

 

③SATA Modeが”RAID Mode”になっているか確認する

もし”AHCI Mode”になっていたら、Enterキーを押して必ず”RAID Mode”を選択してくだい。

※変更の場合、反映させる為に一度F4キーで保存と再起動が必要です。

 

④Escキーで前の画面にもどり、画面下段の”Intel(R)VROC SATA Contoller”を選択する。

 

⑤Create RAID Volumeを選択

※Non-RAIDにでているのは搭載されているディスク。

 

⑥RAID Levelを選び(今回はMirror)、対象となるディスクをチェックして”Create Volume”を押してください。

 

⑦ボリュームが正しくできると、RAID情報が表示されます

これでRAIDの構築は完了となります。

 

※※※※※ここからは手動リビルドの手順です。※※※※※

今回はRAID-1で組んだディスクを片方抜き取り、認識不良という体で進めます。

 

⑧ディスク破損等が発生すると、エラーとなったディスクがみえなくなります

※今回はport2に搭載されたディスク。

 

⑨一度電源を落とし交換用のディスクを搭載すると、VROCのところに新しいディスクが

“Non-RAID Physical Disk”と表示されます。また、RAID情報はDegraded(劣化)と記載がでます。

 

⑩再度、Volume0 RIAD1(Mirror)の部分を選択すると、Rebuildというボタンがでてきます。

※この際、Deleteを押さないように注意してください。

 

⑪Rebuildから進むと、先ほど”Non-RAID Physical Disk”が表示されます。

 

⑫対象のディスクを選択すると、リビルドが開始されます。

 

⑬あとはリビルドが完全に終了するのを待つだけです。

※容量によって所要時間が異なります。

 

当ブログでは、今回ご紹介した様な内容のほかにも、
製品入荷情報やお得情報など、様々な記事を更新してまいりますので、是非ご覧くださいませ。

 

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【9/6,10/18開催!】無料セミナー『脱VMwareのイロハこっそり教えます!』のご案内

2024年8月21日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 33 秒

いつもおっと サーバ店をご愛顧いただきありがとうございます。

前回大変ご好評につき満員御礼となりました、弊社開催の無料セミナーをご案内致します。

 

サーバ仮想化ソリューションのデファクトスタンダード・VMware製品ですが、

Broadcom社による買収を機にライセンス体系が大幅に変更され、

これまでのようにサポートを受けたりバージョンアップしたりするには、

従来の保守料に較べて、非常に高額なサブスクリプションの購入が必要となりました。

この急激な環境変化を受け、弊社にもVMwareに代わるサーバ仮想化インフラの

ご相談が増えております。

 

この『脱VMware』の潮流に対して、具体的な方法論をオフレコ話も含めて

リアルセミナーでお伝えいたします。

ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております!

 

▼お申込みURL

https://x.gd/JDg0j

オンボードグラフィックス性能について

2024年7月4日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 38 秒

いつもおっとサーバ店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

今回はオンボードグラフィックス(Intel内臓)の性能面についてお話していきたいと思います。

インテルの11世代以降のCoreシリーズCPUでは、Intel Iris Xeグラフィックスという内臓GPUが

搭載されていたり、少しずつですが内臓グラフィックも進化しています。

では実際、カードを載せるのと載せないのでは、どれだけ違うの?という疑問にお応えして、

今回は13世代CPUで、オンボードグラフィックと増設グラフィックの性能を測定・検証してみました!

 

今回の使用筐体は、HP Z2 SFF G9 / core i7-13700k (Intel UHD Graphics 770)/

32GBメモリモデル。

 

検証ソフトは、ワークステーション系ベンチマークでお馴染み、SPECviewperf2020。

早速ですが、オンボードグラフィックス(UHD Graphics 770)でベンチマークをしていきます。

 

問題なく起動しており、重たいながらもなんとか動作するか‥‥?

 

ダメでした。途中で完全にフリーズしてしまい、応答なしになってしまいました。

Direct-Xならまだしも、OpenGLの3D CG環境はかなり動作が難しいようです。

続いては増設グラフィックの性能を試していきます。

 

今回使用するグラフィックカードはNVIDIA Quadoro P1000です。

Quadro系カードの中ではエントリーモデルに位置しており、4GBのVRAMを搭載しています。

 

結果としては、もちろん問題なくベンチマークを完了する事ができました。

 

3dsmaxのベンチマークはオンボードでも実施する事ができたので、結果を

比べてみれば一目瞭然ですね!

オンボードグラフィックはオフィスソフトやWebブラウジングをするには問題ありませんが、

CAD・CAM系ソフトの動作は困難であり、カードの増設が必須と言えます。

 


参考までに他の増設カードで行ったベンチマーク結果を置いておきます。
カード選びの参考にしてみてください!

 

▼中古ワークステーションページ

https://www.pcserver1.jp/category/ALL_HP_Z_WS/

 

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【5/31 開催決定!】無料セミナー『脱VMwareのイロハこっそり教えます!』のご案内

2024年5月21日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 33 秒

いつもおっと サーバ店をご愛顧いただきありがとうございます。

今回は、弊社が開催する無料セミナーのご案内です。

 

サーバ仮想化ソリューションのデファクトスタンダード・VMware製ですが、

Broadcom社による買収を機にライセンス体系が大幅に変更され、

これまでのようにサポートを受けたりバージョンアップしたりするには、

従来の保守料に較べて、非常に高額なサブスクリプションの購入が必要となりました。

この急激な環境変化を受け、弊社にもVMwareに代わるサーバ仮想化インフラの

ご相談が増えております。

 

この『脱VMware』の潮流に対して、具体的な方法論をオフレコ話も含めて

リアルセミナーでお伝えいたします。

ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております!

 

▼お申込みURL

https://forms.gle/UJNjSST9wapoU51t9

HP 中古ワークステーション 最新モデルが大量入荷!

2024年5月1日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 3 秒

いつもコンピュータのおっと サーバ店をご愛顧いただきありがとうございます。

 

皆さんお待ちかね、当店大人気のHP 中古ワークステーションが大量入荷しました!

しかも、中古品にも関わらずIntel Xeon Scalable 第4世代や、core 第13世代CPU搭載の

最新モデルが勢揃い!

 

★入荷ラインアップ★

・Z8 G5

・Z8 Fury G5

・Z6G4

・Z4G5

・Z2 mini G9(新モデル)

・Z2 SFF G9(新モデル)

・Z2 Tower G9(新モデル)

・ZBook Fury 16 G10

・ZBook Studio 16 G10

 

◎入荷商品画像(一部)

Z8 Fury G5

 

Z6 G5

 

Z2 SFF G9

 

Z2 mini G9

 

ZBook Fury 16 G10

 

今回入荷したモデル毎に様々なスペックの商品をご用意しておりますので、

是非当店オンラインショップをご確認ください!

▼中古ワークステーションページ

https://www.pcserver1.jp/category/ALL_HP_Z_WS/

 

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(RX1330 M5限定)サーバ組み込み時に大特価!!☆2~3月限定年度末メモリ激安キャンペーン☆

2024年2月6日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 42 秒

いつも大変お世話になっております。コンピュータのおっとサーバ店です!

ここで熱い大特価年度末セールの告知です!

 

 

PRIMERGY本体に8GBメモリ追加搭載時限定!通常1枚+20,000円のところ、、

特別に3枚を+10,000円でご用意いたします!

(RX1330 M5限定)

8GB ( 1 x 8GB ) PY-ME08UG2 (3,000円)に
3枚追加で32GB(+10,000円)に!

 

なくなり次第終了!是非この機会をお見逃し無く!!


下記URL先の【カスタム可能! BTOモデル】よりキャンペーン商品を搭載いただけます!!


RX1330 M5はこちら

https://www.pcserver1.jp/category/BTO_T_/BTO_ROOT_RX1330_M5.html

 

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FortiGate バンドルモデルを導入で、オフィスのセキュリティを強固にしましょう!

2024年1月31日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 49 秒

いつも大変お世話になっております。コンピュータのおっとサーバ店です!

今回は FortiGateについてご紹介!

Fortigateは統合ネットワークセキュリティプラットフォーム

として、世界シェアトップの商品です。

画像のようにファイアウォールからセキュリティアプリケーションまで幅広く

対応でき、ネットワークゲートウェイとして様々なセキュリティ対策が可能となっております。


統合脅威管理に望まれる機能

理想的なUTMソリューションを手に入れるためには、一定の機能を備えている必要があります。

 

1. アンチウイルス機能

Fortinet社開発Engine/Signatureを使用し、SMTP、POP3、FTP、IMAP、HTTP/HTTPSなどのプロトコルに対応。
パフォーマンスを考慮して、アンチウイルスDBの適用レベルを選択可能。
また、L2モード(トランスペアレント)環境でも導入が可能です。

 

アンチウイルス機能利用例
  • マルウェアのダウンロード/アップロードの検出とブロック
  • Eメール添付ファイルのスキャン(※1)
  • サポート終了後のOSが可動しているデバイスのウィルス対策(バーチャルパッチ)
  • サンドボックスとの連携によるシグニチャが無いファイルの検査・分析(※2)
    ※1 SSL通信を行うプロトコルの場合はSSLディープインスペクションが必要です
    ※2 サンドボックスはオンプレミスとクラウドサービスがご選択いただけます

 

2. WEBフィルタリング機能

Fortinet社製URLデータベースを使用し、タイムリーにカテゴリー毎の下記のアクション設定が可能。
・許可/モニタ/警告/認証/ブロック
・カスタム
URLホワイトリスト/ブラックリストを手動定義可能(URL指定はライセンス不要)。
禁止ワードによるブロック可能。

 

3. アプリケーション制御機能

約5,000種のアプリケーションを認識可能。

・業務に必要なアプリケーションのみを許可することができる
・情報漏えいの可能性がある危険なアプリケーションを判定し、禁止できる
・標的型攻撃対策として「Botnet」カテゴリーを新設
・シグネチャにない未知のアプリケーション(ゼロデイ攻撃)を検知可能

 

4. IPS(不正侵入防御)機能

Fortinet社開発のエンジン・シグネチャを使用。

・シグネチャマッチングによる攻撃検知・防御
・リスク判定、ターゲット、OS、プロトコルを指定し、数千のシグネチャから簡単に必要なシグネチャを絞り込み可能(カスタムシグネチャも作成可能)
・攻撃を検知した場合、送信元IPなどの条件でトラフィックを遮断可能

 

5. アンチスパム機能

Fortinet社製データベースを採用。

・SMTP、POP3、IMAPに対応
・送信元IPアドレスやヘッダ情報だけでなく、コンテンツの検査も可能(メール内のURLや禁止ワードを検査)
・件名へのタグ付け、破棄のアクションを選択可能
・ホワイトリスト/ブラックリスト設定可能(IPアドレス/メールアドレス)

 

 

 

 

 

 

 

上記商品をお求めの際は、下記URLをクリック!本体と保守期間が選択可能です。

FG-40F:https://www.pcserver1.jp/category/FORTINET_/BTO_FORTIGATE_40F_BDL_ROOT.html

FG-60F:https://www.pcserver1.jp/category/FORTINET_/BTO_FORTIGATE_60F_BDL_ROOT.html

FG-80F:https://www.pcserver1.jp/category/FORTINET_/BTO_FORTIGATE_80F_BDL_ROOT.html

FGT-100F:https://www.pcserver1.jp/category/FORTINET_/BTO_FORTIGATE_100F_BDL_ROOT.html

FGT-200F:https://www.pcserver1.jp/category/FORTINET_/BTO_FORTIGATE_200F_BDL_ROOT.html

FGT-400F:https://www.pcserver1.jp/category/FORTINET_/BTO_FORTIGATE_400F_BDL_ROOT.html

 

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書き込み禁止のスナップショットを作成可能!Synologyでランサムウェア対策しませんか?

2024年1月30日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 27 秒

ランサムウェアを皆さんご存じかと思います。

身代金を要求する「ランサム」とソフトウェアを掛け合わした造語です。

感染してしまうとコンピュータ内のデータを暗号化してアクセス不可に変更。

復元するには暗号解除キーを入手する必要がありますが、入手するには

多額の身代金を要求されます。しかし払ったからと言って解除キーを

本当にいただけるかは分かりません。

ちょっとした油断で感染する可能性がありますので、多大な損害を被る前に

対策を講じましょう。

弊社がおすすめするプランは「Synologyイミュータブルスナップショット」を用いての

バックアップソリューションです。

「イミュータブル」というのは「不変」です。IT的には「書き換え不可」になります。

書き換え不可ですので、ランサムウェアに乗っ取られることがありません。

設定自体は簡単です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Snapshot Replicationにてスナップショット作成時、イミュータブル化の

有無、および保護期間の設定が可能です。

保護期間内のスナップショット、およびそれを含む共有フォルダ、ボリューム、

またはストレージ プールは削除不可となります。

下記の図のように、WindowsServer内のファイルがランサムウェアに汚染され

それに連結していたSynology内のバックアップデータも汚染されたと仮定します。

しかし、事前にイミュータブルスナップショットを実行していれば、その領域は

汚染されません。

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが、スナップショットはフォルダ単位/ファイル単位で「ある部分を切り抜き」する

バックアップです。復元時は「ある地点まで戻ってしまう」保存です。

ですので、システム全体をリアルタイムで守る。間違って削除したデータだけを

復元したいというバックアップではありませんのでご注意ください。

 

今回ご紹介しました機能を搭載しましたSynologyは下記から購入可能です!

●小規模モデル:DS224 Plus ⇒ こちらから

ご検討くださいますようお願いいたします。

 

 

ASUSTOR NASの紹介【RAID 移行と容量拡張】

2024年1月29日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 6 分 11 秒

当記事はASUSTOR Collegeからの抜粋となります。

1. RAID移行の概要

1.1 RAID移行と容量拡大について

ASUSTOR NASでは、ストレージボリュームのRAIDレベルを変更し、ハードディスクをボリュームに追加してストレージスペースを拡大することができます。 NAS Unitがオンラインになっている間は、こういったことをすべて実行できます。 現在保管されているデータが失われることはなく、移行と拡大が進行中にファイルに引き続きアクセスすることができます。
ただし、さまざまな構成間で移行と拡大に関して特定の制限があります。 ASUSTOR NASがサポートする移行と拡大の可能性の要旨については、次の表を参照してください。

  • 既存のボリュームにディスクを追加:
  • RAIDレベルの移行用にディスクを追加:

  • 補注:
    RAID 0とJBODボリュームは、他のRAIDレベルに移行できません。データを別のストレージデバイスに移行して、新しいRAID構成をセットアップする必要があります。

  • ADMは、容量の拡張やRAIDレベルのアップグレードを目的としたハードディスクの増設のみ対応しています。
    • RAIDレベルのダウングレードはできません。
      例:4台のドライブで構成される容量をRAID 6からRAID 5にダウングレードすることや、3台のドライブで構成される容量をRAID 5にダウングレードすることはできません。
    • ハードディスクの台数が同じ場合は、ボリュームの容量が減少するため、RAIDレベルのアップグレードはできません。
      例:4 台のドライブを含む RAID 5 容量を RAID 6 に移行する場合。

  • RAID 6 は RAID 10 に移行することができません。RAID 6またはRAID 10の容量拡張のために新しいハードディスクを追加することのみが可能です。

合計ストレージスペースは、最小のディスクのサイズに基づいて計算されます。新しいディスク容量は、現在のRAIDレベルの最小ディスク容量以上である必要があります。

(NAS RAID 計算機)

1.2 同じ容量のハードディスク・ドライブを交換する場合

何れNAS内部のハードディスクドライブを交換する時が来るでしょう。ここでは、ハードドライブの故障の際に必要な知識、ハードドライブの交換についてお教えします。ASUSTOR NASのRAIDボリュームは、データと設定を失うことなくハードドライブを交換することができます。単一ドライブボリューム、RAID 0、JBOD ボリュームを交換する場合、データをオフロード(offload)する必要があります。

 

補注:

  • ホットスワップ機能のないM.2 SSDまたはハードドライブを交換する場合、NASを電源オフにする必要があります。
  • ハードドライブまたはM.2 SSDは1度に1つだけ交換できます。同時に複数のドライブを交換するか、NASが同期中の場合にドライブを交換しようとすると、データが失われる可能性があります。

→ 故障またはメンテナンスによるハードディスク・ドライブ交換の注意事項:

  • 取り外し可能な(ホットスワップなどの機能)ハードドライブベイを備えたNASでは、HDDを取り外して、新しいHDDを挿入するだけで完了します。ADMは自動的にデータを新しいハードディスク・ドライブと同期します。
  • ドライブのない状態、または認識されていない状態ではボリュームは一時デグレード状態になります。しかし、新しいハードドライブに切り替えると、再構築が開始されます。これは正常な反応であり、完了すると、ボリュームの状態は正常に戻ります。

 

2. NASを構成する

次の例では、ボリュームのセットアップウィザードを使用して既存のボリュームにストレージ容量を追加し、異なるRAIDレベルに移行するプロセスを説明します。

2.1 異なるRAIDレベルへの移行

ここでは、ボリューム1を使ってこのプロセスを説明しますが、同じプロセスはすべてのボリュームに適用できます。
この例では、3台のディスクRAID 5構成から4台のディスクRAID 6構成に移行し。ここでは、既存のボリュームに追加する準備のできたASUSTOR NASに新しいディスクがすでに挿入されています。

注:

  1. RAIDレベルを移行する前に、まずSSDキャッシングをアンマウントしてください。
  2. 現在の RAID で最小ディスクと同じサイズのドライブを追加することをおすすめします。
  3. M.2 スロットを持つ NAS デバイスの場合:まず NAS をシャットダウンし、SSD を取り付けてから再起動してください。

ステップ1

  • [ストレージマネージャ]を開き、[ボリューム]タブの下で[管理]→ [RAID]をクリックします。


ステップ2

  • ボリュームのセットアップウィザードウィンドウが表示されます。 [このボリュームをRAIDボリュームまたはそれ以上高いRAIDレベルに移行する]ラジオボタンを選択し、RAIDレベルドロップダウンリストから [RAID 6] を選択します。 [次へ]をクリックして続行します。

ステップ3

  • 既存のボリュームに追加するディスクの対応するチェックボックスを選択し、[次へ]をクリックします。

ステップ4

  • 新しいボリューム用設定の最終要約に目を通します。 完了したら、[終了]をクリックしてこれらの設定を確認します。

ステップ5

  • ボリュームが移行のプロセスにあり、ディスクが同期化中であることが分かります。これは、オリジナルの3つのハードディスクからデータの部分が新しく追加されたディスクに同期化されていることを意味します。 さらに、ボリュームはRAID 5構成からRAID 6構成に変わるため、ディスク間のデータ分布パターンも変わります。 このプロセスの間、NASでデータを読み書きすることができます。 移行の完了に必要な総時間は、ハードディスクの容量とデータの総量によって異なります。 しばらくお待ち下さい。

ステップ6

  • ボリュームの使用準備ができると、以下のような画面が表示されます。

3. NASの容量を拡大する

3.1 新しいハードドライブを追加して容量を拡張する

ここでは、ボリューム1を使ってこのプロセスを説明しますが、同じプロセスはすべてのボリュームに適用できます。
この例では、3台のディスクRAID 5構成から4台のディスクRAID 5構成、拡大します。ここでは、既存のボリュームに追加する準備のできたASUSTOR NASに新しいディスクがすでに挿入されています。

注:

  1. RAID 5、RAID 6、RAID 10 ボリュームのみサポートされています。
  2. 現在の RAID で最小ディスクと同じサイズのドライブを追加することをおすすめします。
  3. M.2 スロットを持つ NAS デバイスの場合:まず NAS をシャットダウンし、SSD を取り付けてから再起動してください。

ステップ1

  • [ストレージマネージャ]を開き、[ボリューム]タブの下で[管理] [RAID]をクリックします。

ステップ2

  • ボリュームのセットアップウィザードが表示されます。 [このボリュームにディスクを追加する]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

ステップ3

  • 既存のボリュームに追加するディスクの対応するチェックボックスを選択し、[次へ]をクリックします。

 

ステップ4

  • 新しいボリューム用設定の最終要約に目を通します。 完了したら、[終了]をクリックしてこれらの設定を確認します。

ステップ5

  • ボリュームがマージのプロセスにあり、ディスクが同期化中であることが分かります。これは、オリジナルの3つのハードディスクからデータの部分が新しく追加されたディスクに同期化されていることを意味します。このプロセスの間、NASでデータを読み書きすることができます。 容量拡張の完了に必要な総時間は、ハードディスクの容量とデータの総量によって異なります。 しばらくお待ち下さい。

 

ステップ6

  • 容量拡大が終了すると、以下のような画面が表示されます。

 

3.2 既存のハードディスクをより大きなディスクに置き換える

次の例では、ボリュームのセットアップウィザードを使用して既存のハードディスクをより大きな容量のディスクに置き換えることで、そのボリュームのストレージ容量を拡大するプロセスについて説明します。 ここでは、ボリューム1を使ってこのプロセスを説明しますが、同じプロセスはすべてのボリュームに適用できます。

注:

  1. RAID 1、RAID 5、RAID 6、およびRAID 10のボリュームでのみサポートされます。
  2. ホットスワップ機能のないM.2 SSDまたはハードドライブを交換する場合、NASを電源オフにする必要があります。
  3. ハードドライブまたはM.2 SSDは1度に1つだけ交換できます。同時に複数のドライブを交換するか、NASが同期中の場合にドライブを交換しようとすると、データが失われる可能性があります。

ステップ1

  • [ストレージマネージャ]を開き、[ボリューム]タブの下で[管理]→ [RAID]をクリックします。

ステップ2

  • ボリュームのセットアップウィザードが表示されます。 [“Volume1″の既存のディスクをそれ以上大きいディスクと交換してください]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

ステップ3

  • 拡大されたボリューム容量の手順に目を通し、完了したら[終了]をクリックします。

ステップ4

  • これで、最初のディスクを交換する準備が整いました。 [ステータス]フィールドに出る指示に従えば、ディスク交換プロセスを順を追って行うことができます。 最初のディスクのドライブトレイを取り出し、古いディスクを新しい大きな容量のディスクに置き換えます。

ステップ5

  • ディスクを取り出すと、[ステータス]フィールドが「劣化」に変わります。 このとき、大容量のハードディスクを同じ位置に挿入して交換することができます。

ステップ6

  • ディスクの交換が終了したら、NASにドライブトレイを戻します。 ディスクは同期化を開始します。 ディスクが同期化を終了すると、同期化に必要な時間はハードディスクの容量とハードディスクに保存されたデータ量によって異なります。 従って、単一ディスクの同期化には完了まで数時間かかります。[ステータス]フィールドに2番目のディスクの交換を開始できるという指示が表示されます。 ボリュームのすべてのディスクが交換されるまで、最初のディスクに対して行った手順に従います。

ステップ7

  • ボリュームのすべてのディスクが交換されると、[容量の拡大]ボタンが表示されます。 [容量の拡大]ボタンをクリックして、ボリューム全体の容量を拡大します。

ステップ8

  • 容量拡大が終了すると、以下のような画面が表示されます。

ASUSTOR NASの紹介【バックアッププランの概要】

2024年1月29日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 50 秒

当記事はASUSTOR Collegeからの抜粋となります。

1. バックアッププランの概要

1.1 バックアッププランの概要

バックアッププランは、ASUSTORのWindows用の無料バックアップソフトウェアです。Windows PCまたはサーバーから、NA S、FTPサーバー、ローカルマシンなどの指定された宛先デバイスにデータをバックアップするために使用できます。

バックアッププランは、1回限りのバックアップ、スケジュールされたバックアップ、および同期をサポートします。元のデータが破損、破壊、または失われた場合に備えて、バックアッププランには便利なデータ復元機能もあります。

サポートされているオペレーティングシステム:Windows 7, 8, 10, 11, Server 2008/ 2012/ 2016/ 2019/ 2022

1.2 バックアッププランの入手先

バックアッププランの最新バージョンは、次の場所からダウンロードできます。
http://www.asustor.com/service/downloads

 

2. バックアッププランの使用

2.1 バックアッププランのインストール

バックアッププランをダウンロードした後、ダウンロードしたファイルを解凍し、インストールファイルをダブルクリックします。インストールウィザードの指示に従って、バックアッププランのインストールを完了します。

インストールが完了すると、デスクトップにバックアッププランのショートカットアイコンが表示されます。それをダブルクリックして、バックアッププランを開始します。

 

2.2 バックアップ計画の作成

次の例では、コンピューターからNASにデータをバックアップするスケジュールされた毎週のバックアッププランを作成する方法を説明します。

STEP 1

[作成]アイコンをクリックします。

STEP 2

バックアップ先として[ASUSTOR NAS]を選択し、計画名を入力してください。

 

STEP 3

その後、バックアッププランはローカルエリアネットワークをスキャンしてNASデバイスを検索します。リストから選択したNASを選択し、[次へ]をクリックします。

 

STEP 4

NASのユーザー名とパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。

STEP 5

バックアップ計画は、3つの異なるバックアップ方法を提供します。

  • 1回のバックアップ:1回限りのバックアップを実行します。
  • 同期:バックアップ作業を1回実行します。その後、選択したローカルコンピューターのフォルダーを引き続き確認します。このフォルダに新しいファイルが追加されると、NASに自動的に同期されます。
  • バックアップのスケジュール:定期的なバックアップをスケジュールできます。

以下の例では、[バックアップのスケジュール]を選択し、[バックアップの頻度]と[日]の設定に進みます。追加の構成も表示されます。

  • ファイルがすでに存在する場合:[変更されていない場合はスキップ]または[上書き]を選択して、既存のファイルを選択できます。
  • ミッションモード:ミッションモードを有効にすると、バックアップジョブがアクティブになる期間を構成できます。その後、バックアップジョブが開始されない場合は中止されます。

この手順の構成が完了したら、[次へ]をクリックします。

STEP 6

バックアッププランは、バックアップ可能なフォルダを探すためにローカルコンピュータをスキャンします。バックアップしたいフォルダをリストから選択し、[次へ]をクリックします。

注:[フィルター]ボタンを使用すると、バックアップジョブで除外または含めるファイルの種類を選択できます。バックアッププランは、フィルタリングできる7つの異なるファイルタイプのデフォルトリストを提供します。また、ファイルの種類でフィルタリングできるファイル拡張子を設定することもできます。(下の図では、例として「一時ファイル」を選択しています。)

 

[追加]ボタンをクリックして、カスタマイズしたフィルターを作成することもできます。

STEP 7

表示されたリストからバックアップジョブを保存したいフォルダを選択し、[完了]をクリックします。

注:フォルダーをこのリストに表示するには、ステップ4で使用したユーザーアカウントにフォルダーの「読み取りと書き込み」権限が必要です。

STEP 8

これで、作成したばかりの計画がバックアップ計画インターフェースに表示されます。
注:バックアッププランは、最大6つの異なるバックアッププランをサポートします。

バックアッププランの画面には、以下で説明するボタンが含まれています。

バックアップ:このボタンをクリックすると、バックアップジョブが実行されます。

削除:このボタンをクリックすると、特定のバックアッププランが削除されます。

編集:このボタンを使用すると、特定のバックアップ計画の構成を編集できます。

情報:このボタンをクリックすると、特定のバックアップ計画に関する詳細情報が表示されます。

ログ:このボタンをクリックすると、バックアッププランのステータスとアクティビティのログが表示されます。

このボタンをクリックすると、2 つの詳細設定が提供されます。

  • 言語を選択
  • システム起動時にASUSTORバックアッププランを起動します。

最新バージョンのバックアッププランを使用しているかどうかを確認したい場合は、左上のアイコンをクリックして、[アップデートの確認]を選択してください。新しい更新が検出された場合、バックアッププランは、同意を求めるメッセージを表示した後、自動的にダウンロードしてインストールできます。

更新によって、既存のバックアップ計画が削除または変更されることはありません。

 

2.3 バックアップの復元

STEP 1

バックアップを復元するには、まず正常にバックアップされたプランを選択し、[復元]アイコンをクリックします。

 

STEP 2

これで、[バックアップを直接復元する]または[バックアップの一部を復元する]を選択できるようになります。選択したラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

 

STEP 3

バックアップを元のディレクトリパスに直接復元することも、ローカルコンピュータの別のパスに復元することもできます。選択したラジオボタンを選択してから、既存のファイルを上書きするかスキップするかを選択します。

完了したら、[完了]をクリックすると、バックアッププランがすぐにバックアップの復元を開始します。