HGST 4U60ストレージエンクロージャのパフォーマンス

2016年9月5日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 17 秒

日々巨大化していくコンピュータのデータ容量

その巨大なデータ容量要求に応えるのは日々厳しくなりつつあります。

もちろん大金をかければ大容量ストレージは購入出来ますが、EMC,NetAPP,HP,IBM等の著名メーカーのストレージは導入するのが到底無理・・・・というのが実際のところではないでしょうか。

ドライブ単体で10TBに到達していますが、1台では容量も速度も全然足りていない方がいらっしゃるのも事実。

そのジレンマを解決するストレージが登場しました。

4U60_4Tx60

 

 

 

 

 

 

 

 

HGST JBOD 4TB NL-SAS 60台搭載エンクロージャ
(HDD 60台含む)
外部インターフェース 12Gbps SAS
※接続には別途RAIDカードが必要です。
200V専用 リダンダント電源(標準2基)
12Gbps接続用 2mケーブル1本付属
メーカーセンドバック2年保証
価格:2,340,000円(税込)

こんなものでは容量が足りないという方は6TB 60本モデルもお取り寄せ可能です。

肝心のパフォーマンスですが、

ProliantDL360pG8
Xeon E5-2640 2基、16GBメモリ、300GB SAS 10krpm HDD 1台
Smart Array P420i/1GBキャッシュ
JBODストレージ接続用に富士通 EP420e(LSISAS3108) アレイコントローラカード PCI-Express3.0 2GBキャッシュ
OSはWindows Server2012R2 Standard 本体内蔵のRAIDから接続した300GB SAS HDDにインストールしました。
CrystalDiskMarkを使用して測定

■設定1
4TB 32本 RAID0構成(ライトバックキャッシュ有効 ドライブキャッシュ無効)
LSIのRAIDカードは1LUNあたり32本までしか設定が出来ない為この構成になりました。
パフォーマンスは抜群ですが、さすがにコレで運用するのはリスクが高すぎますね。
リスクを負ってでもパフォーマンスを追求したい方はこの設定で。
お勧めはしませんが・・・・

DL360pG8+JBOD_RAID0_4Tx32

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下記はHDD残量が10%を切った段階でのベンチマークです。

新しいビットマップ イメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■設定2
4TB 28本 RAID5(ライトバックキャッシュ有効 ドライブキャッシュ無効)
先ほどのRAID0設定にHDDをもって行かれてしまったので、28本構成に。
本当は30本ずつにするべきなんでしょうが、RAID0設定に比べてHDDの本数も少ない割に、思ったよりもパフォーマンス低下が少ないです。
もちろん本格的なフラッシュストレージに比べると速度面では劣りますが、同じ容量をフラッシュストレージで構築しようとするとお値段の桁が1個変わってしまうので、費用面を加味するとこのJBODストレージでRAID5またはRAID6が現実的だと思います。
もちろん接続するRAIDカードやサーバ本体はバス周りが高速であることが条件になります。

DL360pG8+JBOD_RAID5_4Tx28

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも下記はHDD残量が10%を切った段階でのベンチマークです。

さすがにRAID5はパフォーマンスが低下していますね。

新しいビットマップ イメージ (2)full

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベンチマーク結果だけでは満足出来ないというお声が出そうなので、実際にデータを大量に溜め込んで、そのファイルをバックアップしてみました。

ちょっと意地悪にロングファイルネームを全力活用しています。

 

使用ソフトウェア:RealSync

バックアップデータ:96,691,512MB(約96.7TB)

終了時間:44時間28分

 

使用ソフトウェア:FastCopy

バックアップデータ:96,691,512MB(約96.7TB)

終了時間:14時間58分

内部転送とはいえ、強烈に早く終わりました。

バックグラウンド転送はしていないので間違ってはいないと思うのですが。

fastcopy_ベリファイなし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに間違えてベリファイを有効にしてしまったところ、1週間以上かかりました・・・・

この使用方法は実用向きではないですね。

fastcopy

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

標準保証はメーカーのセンドバック保証ですが、スペアディスクは別途ご提供可能です。

既に小型のストレージでは容量が足りない方は是非ご検討ください。

 

【TX1310 M1、他】UEFI設定による大容量ストレージからのWindows起動について

2016年8月30日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 6 秒

■2TBを越える大容量ドライブからのWindows Serverの起動
弊社では旧来のBIOS起動のサーバーの場合は2TBを越えるドライブを起動ドライブとして指定できないため、弊社でセットアップして出荷する場合はLUNで起動ドライブを分けるなど対策をしてWindows Serverをインストールしてきました。
UEFIからの起動については機種によって以前より可能ではあったものの、メーカーやモデルによって対応にばらつきがあったため旧来のセットアップ方法に統一しておりました。

今年に入りWindows Server 2008 R2の販売も終了し、また各メーカーUEFIへの対応もほぼほぼ行われている状況になりましたので、今後はUEFI bootによって2TBを越える大容量のドライブからの起動にも対応していく方向で考えております。
■富士通 PRIMERGYシリーズでの対応
弊社で好評いただいております富士通 PRIMERGYシリーズですが、特にエントリーモデルに関してはWindows Storage Serverを導入して低価格ファイルサーバーを構成することも多く大容量ドライブからの起動に関しては要望が多いと思います。

これらのサーバーも工場出荷設定では旧来のSystem BIOSからのbootに設定されていますので、UEFI bootの設定とWindows Server 2012 R2のインストールまで簡単に解説いたします。

富士通WebサイトにはPRIMERGYのUEFI対応状況に関する資料が掲載されております。

UEFI対応情報(PDFファイルへのリンク)
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/pdf/note/uefi.pdf

UEFIへの対応機種、対応バージョン等がまとめられています。
起動に関わるアレイカードやFCカードについても対応ファームウェアのバージョンがまとめられています。

■インストールの準備(事例、PRIMERGY TX1310 M1)
*Windows Server 2008 R2に関しては別の手順となりますのでご注意ください。(UEFI対応状況参照)
System BIOSのバージョンが対応していない場合は最新の物に更新してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/primergy/downloads/
リンク先でダウンロード検索のアイコンをクリックしてください。
System BIOSを最新に更新したらUEFI bootの設定を行います。
機種によって違いますので「UEFI対応情報」の10ページを参照してください。

TX1310 M1の場合は[ BOOT ] – [ CSM Configuration ] – [ Launch CMS ]をDisabledに設定し、保存して再起動してください。
画像1画像2

*Embededd SATA RAIDの設定はSETUPで行うことになります。
PCIeのSAS RAIDカードを追加した場合も同様に設定します。

テキストベースでのセットアップになるので、分かりにくい場合はUEFI bootに設定する前にRAID構成を済ませてからUEFIに設定してしまう方がよいかもしれません。
画像3画像4

■Windows Server 2012 R2のインストール
Embededd SATA RAIDのデバイスドライバを適用すると2TB超でもインストールすることができます。
もちろんここからのbootもできますので、従来と同様にインストール作業を完了してください。
画像5 画像6 画像7

インストール完了しました。
3TBのドライブからbootしています。

インストールが完了いたしました!
PRIMERGYの他の機種も基本的な流れは同じですので、ご参考になれば幸いです。

当店内がGoogleストリートビューで表示されます

2016年8月18日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 28 秒

Googleのストリートビューは皆さんご存じかと思いますが、現在は色々な建物の中もビュー出来るようになっています。このたび、当店もストリートビューで店内を動けるようになりました。

 

ottoサーバ店」でググりますと、右側に当店が表示されます。ここに「中を見る」という表示があります。こちらをクリックして頂き、さらに360°ビューをクリックして頂くと店内をストリートビュー出来ます。今まではお電話やメールだけでやりとりしているお客様も当店の雰囲気を分かって頂けると思います。

 

なお、当サービスはGoogleの無料サービスでは無く、有料となっております。認定パートナーの企業様にお願いする形となっております。当社は株式会社フレックス様(http://www.flex-inc.jp/)に作業して頂きました。

サマーセール実施中 8月19日まで

2016年8月9日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 19 秒

8月9日から19日までの11日間
30台限定のサマーセールを実施いたします。

対象商品は2機種
新品 DELL PowerEdge R230 E3-1220V5 シンプルスワップ2ベイ

新品 Fujitsu PRIMERGY RX1330 M1 3.5インチ E3-1231V3 トレイ無し

詳細はWebをご覧ください!

更にコストダウンを図りたい方は、なんと期間中限定でレール無しHDDレスでの御注文も承ります。
お見積・お問い合わせはメールまたはお問い合わせフォームまで!

転ばぬ先の杖 HDD予防交換のススメ

2016年8月8日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 42 秒

本格的に夏になり、毎日暑い日が続いています。

特に先週あたりからは極端に暑くなっており、機械製品には大変厳しい状態になっています。

炎天下のなか携帯電話を使っていたら熱暴走したり、充電が出来なくなったりといった不具合に合われた方も多いのではないでしょうか。今年は特にポケモンGOを炎天下の公園でやっていたら・・・・といった事象が増えている様子。

実はこの温度による問題は機器を操作出来なくなる不具合以外にも機器の寿命にも影響があります。

 

サーバやパソコンでもこの現象と無縁ではなく、高温のまま使用し続けると著しく性能が低下したり、故障しやすくなります。特に温度の高い環境下でシステムを運用すると故障する確率が大幅に上がることがわかっています。

各メーカーから発売されている一般的なデスクトップ用のHDDの故障目安は3年程度と言われますが、この故障目安、実は一日8時間、40度以下で維持した場合に限りますので、サーバで使用した場合、現実にはこの枠の中で運用するのはほぼ不可能であることがわかります。

物理的にガリガリ音がしていたり、明らかに回転していないものの故障は判別が簡単ですが、一見きちんと動作しているように見えるHDDの障害はどうやって見分ければ良いのでしょうか?

 

ちなみに以前はよくHDDの故障目安としてMTBF(平均稼働時間)が利用されて居ましたが、MTBFの算出方法は磨耗や経年劣化、熱の影響等を考慮していません。

とはいえHDDが故障しているかどうかの指標がないとどのタイミングで交換をすれば良いのか判断するのが難しいのが実情です。

 

そこで最近よく利用されているのがS.M.A.R.Tです。

現在市販されているHDDはこの機能を搭載していますので、HDDベンダーのWebサイト上にあるツールや、フリーソフトなどを利用すればHDDの状態が良好かどうかの指標に出来ると思います。

RAID環境下に有る場合、この手のツールからは直接閲覧が出来ないこともありますので、Avago(旧LSI Logic)製品などはMegaRAID Storage Managerを使用してください。

リードエラーや代替セクタの使用量、各種エラーレートなどを参照して障害判定をするため、サーバメーカーの公式診断用のデータとしても利用されています。

S.M.A.R.Tの診断ツールで深刻なエラーと判定されたものはもちろん、速度が低下していたり、エラーレートが増えていたり、代替セクタの残り領域が少なくなっていたりする場合はそのHDDは交換をお勧めします。

特に、一般的なデスクトップ用HDDをサーバ内に転用している場合は、1~2年周期での交換をお勧めします。

 

障害が起きつつあるのに気づかずにいて故障した結果、データを全て失うという悲しい結果にならないように、HDDの健康状態に気をつけましょう。

万が一故障してからのデータ復旧になると機器のリプレイスが何回も出来てしまうほどの費用がかかってしまう可能性も・・・

もちろんバックアップも忘れずに!!!

 

網屋 ALog SMASHバンドルキャンペーン

2016年7月28日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 39 秒

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ファイルサーバのログ採取に最適な、網屋 ALog SMASHのサーババンドルキャンペーンを開始いたします。

社内にファイルサーバがあるが、ログの確認は面倒・・・・とか、重要書類もサーバに保管されててデータを持ち出させるリスクが・・・とお悩みのお客様に朗報です。

当社よりサーバをご購入時に申請いただくと、バンドル特価にてご提供が可能です。

キャンペーン期間:8月1日~9月30日まで

バンドルサーバは下記製品以外でも対応可能です。

ご相談ください。

新品 Fujitsu PRIMERGY RX1330 M1 3.5インチ E3-1231V3 WSS2012R2Std 4TBx4 キャンペーンモデル

https://www.pcserver1.jp/server/detail/2090

 

もうサーバ買っちゃったよ・・・・というお客様に朗報です。

なんと当社からサーバご購入のお客様は納品書のコピーをご呈示いただければ特価にてご提供いたします。

お問い合わせフォームよりご相談ください。

【TX1310/1320 M1・RX1330 M1】CentOS 7インストールについて

2016年7月12日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 42 秒

*CentOSはフリーOSのため、弊社への質問はご遠慮ください

 

弊社で大変好評のPRIMERGYのエントリーラインの商品ですがやはりCentOSをインストールしたいが対応はどうなっているのかというご質問いただくことが多いです。
当然フリーOSですので弊社としてもサポート対象外なのですが、実は富士通は自社製品のCentOS対応表を公開しております。

FUJITSU Server PRIMERGY 未サポートOS動作確認情報
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/software/linux/products/distribution/free-os.html

この情報によるとTX1310/1320 M1やRX1330 M1もCentOSに対応しており、実際問題なくインストールすることができます。
実はインストールの際にEmbedded MEGA RAID SATAのドライバを適用しなければならないのがくせ者で、Linux初心者の最初の障害になります。
エントリーサーバーは同様のオンボードRAIDが搭載されている機種が多いのでやり方を覚えておいて損はないです。

と思い簡単にネット検索してみましたが、意外と手順についての情報が少なかったので少しまとめてみました。
我流でやっている部分もあるのでこれで完璧という訳ではないのですが、参考になればよいと思い簡単に記事にしてみます。

■下準備 ドライバを用意する
富士通の場合は先ほどの未サポートOS動作確認情報にドライバダウンロードサイトへのリンクが記載されておりますので、情報に従い対応ドライバ(RedHat用なのでインストールするCentOSにバージョンを合わせてください)をダウンロードします。
この場合は「.iso」ファイルで入手できますのでUSBメモリにイメージを書き込みます。
この形式のファイルをそのままUSBメモリにドロップしても使えないので下記のツールでイメージ展開します。

DD for Windows
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows

■RAID BIOSでRAIDを構成する

■CentOS 7インストールDVDから起動する
画面1

■初期画面でEscキーを押下してコマンドプロンプトに入る
下記のコマンドを入力
linux dd modprobe.blacklist=ahci
AHCIのドライバを誤って適用しない様にして別メディアからドライバを適用するコマンドです。
画面2

■メディア指定の画面になるので、別途準備したドライバのUSBメモリ(または光学メディアなど)を挿入して「r <enter>」で再読み込みして認識させます。
その後メディア選択、ドライバ選択をして画面を進める。
画面3

画面4

■LSI RAIDとして認識された状態でアレイが認識されます。
認識さえされれば、あとは普通に単独のHDDにインストールする場合と同じ形でインストール作業を進めることができます。
画面5画面6

新旧QuadroでのViewPerf12ベンチマーク結果

2016年7月7日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 40 秒

ワークステーションの必須VGAとしてQuadroシリーズですが、中古で入荷しますとCPU自体は十分現役ですが、Quadroは使用する作業によっては世代遅れになります。

その判断基準として、業界標準のViewPerf12を使用してベンチマークを測定してみました。

結果としてはこのようになりました。

ViewPerf測定0001

 

弊社に入荷するZ420で一番搭載数が多いのはQuadro2000と4000ですがQuadro4000は既に過去の数値となっています。使えないわけでは無いのですが作業内容によってはK620を搭載したほうが速いです。当ブログ投稿時では最新のM2000はM4000と比べても遜色ありません。単価は約半分。ですが搭載メモリも半分なので作業内容に合わせて選ばれるのがベストです。

M2000搭載のおすすめWSはこちらから。

Z420 E5-1620 メモリ32GB SSD960GB QuadroM2000

Z420 E5-1660 メモリ64GB SSD960GB QuadroM2000

 

Z820 E5-2690 2CPU メモリ128GB SSD960GB QuadroM2000

 

今更ですがFacebook始めました

2016年7月1日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 7 秒

今更ですが、Facebookを始めました。

当店の展示状況や、新入荷商品、特価品などを掲載していく予定です。

Facebook上で”国際産業技術株式会社 ottoサーバー専門店”で検索ください。

DELL PowerEdge R230 は奥行きが短いです。

2016年6月27日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 31 秒

PowerEdge R230ですが、メリットとして1Uラックサーバとしては奥行きが短い点があります。下記写真を見ていただくと一目瞭然です。R230の奥行きは約530mmと非常に短いです。PRIMERGY RX1330M1と比べても約60mm程度短いです。

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データセンターによってはラックキャビネットの奥行きが短くていざサーバを設置したら後ろに飛び出てしまうケースもあります。また、ラックマウントレールキットのアジャストが合わずラックキャビネットに取り付け出来ない場合もあります。

R230のレールは約610mm~約900mmまでのアジャストが可能です。そのため、奥行きが短いラックキャビネットにも取り付けが可能です。ラックキャビネットのケージナットを取り付ける四角穴に本レールの突起を差し込んで真ん中のツメを引っかける形でロックします。シンプルで使いやすいレールキットです。

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