‘コラム’ カテゴリーのアーカイブ

CALの豆知識

2021年3月26日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 23 秒

いつもおっとサーバ店をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。

今回は、Windowsサーバにアクセスするために必要なClient Access License(CAL)

選び方に関するTipsです。

そもそもCALには2つの提供方式があり、1つはサーバにアクセスをする人数でCALの必要数を決める

ユーザーCAL、2つ目は、対象のサーバにアクセスしているデバイス(クライアントPC)の数で決める

デバイスCALがあります。

ここまではご存じの方も多いかと思います。そしてCALを選ぶ上でもう一つ欠かせない重要項目が

あります。
それは”同時接続ユーザー数モード”です。

上述したCALのカウント方法は接続ユーザ数または接続デバイス数モードで、サーバの台数に関係なく

接続する人数orデバイス数できまります。
一方で、同時使用ユーザー数モードはユーザーCALで適応されるカウント方法で、サーバを

同時に使用する最大数分のCALが必要となります。
また、このカウント方法の場合、サーバ1台毎に同数のCALが必要となります。

※デバイスCAL・SQLサーバ等では同時接続モードはございません。

 

例えば、従業員は合計で50人で昼勤と夜勤が25人ずつ、同時には作業をしないという組織があります。
”接続デバイス数または接続ユーザー数モード”で利用する場合、50CAL必要が必要になります。
一方で、同時使用ユーザー数モードの場合、サーバ1台ごとに25CALが必要となります。

上記の例から、接続先のサーバが1台の時に限り同時使用ユーザー数モードでカウントすることで、
なんと25ユーザー分のコストを抑える事が出来ます。

このように、CALを購入する際はご利用の環境に応じてコストを低く抑える事ができる事かも

しれません!
もしCALに関してご不明な点やご質問等あれば、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

▼WindowsServerのライセンスページはコチラ
https://www.pcserver1.jp/category/MICROSOFT/

当ブログでは、今回ご紹介した様な内容のほかにも、
製品入荷情報やお得情報など、さまざまな記事を更新してまいりますので、是非ご覧くださいませ。

▼お問い合わせフォーム、お電話はこちら
https://www.pcserver1.jp/apply.html?id=APPLY1
Tell: 03-3233-8010

【Synology 活用方法 第一回】

2019年2月17日 日曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 36 秒

SynologyというNASを皆さんご存じでしょうか?

Synology(シノロジー)ロゴ

当社はエンタープライズパートナーとして、Synologyの国内代理店を務めております。

今回からブログにてSynology の特徴や使い方をご紹介していきます。

第一回「そもそもNASを利用する必要性ってなに?」

NASはNetwork Attached Storageという名前通り、ネットワークに紐づいたストレージデバイスです。
外付けのUSB HDDとは違い、複数のユーザが1台のデバイスにアクセスすることができるため、
ファイルの受け渡しや共同作業を行う場合にとても便利です。
ストレージの分野に位置づけられていますが、実行していることはサーバのファイル共有機能です。
では、NASとWindows ServerやLinuxで構築したファイルサーバの違いはなんでしょうか?

NAS Windows Server Linux Server
機能 ファイル共有に特化 Webサーバやメールサーバなど複数の機能を持たせることが可能 Webサーバやメールサーバなど複数の機能を持たせることが可能
運用性 専用画面で容易 比較的わかり易いが、詳細設定画面は複雑 取り扱える管理者が少なく、敷居が高い
拡張性 拡張できる分野が限られている CPU、メモリなど選択肢が豊富 CPU、メモリなど選択肢が豊富
価格 比較的安価 OSやCALライセンスがハードウェアに加算される サーバが高額となる場合あり

ざくっと言いますと、NASは【ファイル共有に特化】これに尽きます。

WindowsServer、LinuxServerももちろん可能ですが、他にも機能が付随しておりますので

目的の機能を使いこなすまでのスキルが必要です。その点、NASは【ファイル共有に特化】

していますので、上位スキルは不要です。ネットワークの知識だけは若干ですが必要です。

今回の内容を簡単にまとめますと、

Synology⇒上位スキルは無いけど、皆のファイルを保管する器が欲しい。他の機能はいらない。

コストも出来るだけ抑えて、オフィスにスマートに設置しておきたい。こんな使い方にぴったりです。

弊社ブログ内にあります、導入事例 で利用しましたNASもSynologyです。

当店内にSynologyの専門ブースを構えております。各種モデルを展示しておりますので

お気軽にお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は上記にも記載の御座います、Synologyの心臓部に当たる「DSM」についてお話いたします。

お楽しみに!

 

【サーバ店コラム】Windows Serverの評価版について

2018年10月25日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 53 秒

 

 

 

 

サーバ担当が不定期でサーバに関するミニコラムをお届けします。

 


 

Windows OSに評価版があるということは、ご存知の方も多いかと思います。

 

ちょうど、Windows Server 2019も10/2にリリース発表され、

評価をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

実はWindows Serverの評価版では、以下のことが可能です。

 

1)評価版の期限のリセット(延長) ※リセットの回数に限界がございます。

 

2)評価版から、製品版への変更と製品版でのライセンス投入。

 

Windows server 2012 R2 Standard評価版をベースに、コマンドや画面を紹介致します。

 

A) 現在の評価版のライセンスの状況の確認をするコマンド

>slmgr /dli

バージョンは、Windows DatacenterEval edition

で、178日の猶予がある状態。

評価版なので、アクティベーションなしで”ライセンス状態”

と、確認できます。

 

B)現在の評価版のライセンスを延長(リセット)するコマンド

>slmgr /rearm

 

管理者権限で実行すると、再起動してくださいと表示されます。これでリセットは完了です。

ログインしなおすと、”あと180日”に変更されています。

 

C)評価版から、製品版への変更

以下のコマンドで、変更できます。

DISM /online /Set-Edition:<edition ID> /ProductKey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX /AcceptEula

<edition ID>の部分には、

ServerStandard

ServerDataCenter

のどちらかを入れます。(これは、変更したい先のエディションです。)

 

 

Yを入力して、再起動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再起動後、再度ライセンスキーを入力するとライセンス認証されます。

 

納期の問題等で、どうしても先に構築が始まってしまった場合などは、

この方法を試してみてくださいね。

 

ottoserverでは、有償でサーバにOSをインストールするサービスも実施しています。

 

評価版ライセンスのインストールも可能です。必ずライセンスの購入を行う前提ですが、

無償版を入れておいてほしい!という場合は、スタッフにその旨ご連絡を頂ければと思います。

 

疑問点等ございましたらお気軽に下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

【サーバ店コラム】弊社取り扱いSSDのご紹介

2018年10月16日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 6 秒

 

 

 

 

サーバ担当が不定期でサーバに関するミニコラムをお届けします。

 


 

最近Micron5200 ECOシリーズと、5200 PROシリーズの

サーバ向け高耐久性SSDが非常に売れておりますので簡単にご紹介いたします。

 

5200 ECOは1DWPDで480GB、960GB、1.92TB、3.84TB

5200 PROは2DWPDで、960GB、1.92TB

 

のラインナップです。

 

64層 3D NAND TLC、リード 540MB/s ライト 520MB/s

メーカーセンドバック5年保守となっております。

 

簡単に説明しますと、DWPDとは1日当たりのドライブの書込みできる容量です。

960GB SSDですと1DWPDなら960GB、2DWPDだと倍の1.92TB書込みできる計算となります。

(これが中々凄いのです!)

 

サーバ向け高耐久性SSDの場合コンシューマー向けSSDと比較すると書込耐性が大きく変わりますので

24時間365日、長期でご利用の場合は特にオススメ!

 

また5200シリーズはsynology製品とも互換がとれているSSDとなっており、

弊社でもsynology製品でのご利用としてご購入なさるお客様多数!!です。

【5200シリーズ商品ページ】

【sinology製品互換リスト】

 

近日5200MAXシリーズもお取り扱い予定です。

 

ご希望の型番のお取り寄せやまとめての台数のご購入にも対応しておりますので、

ご興味がございましたら是非HP右上のお問い合わせフォームより

お気軽にお問い合わせください!

 

 

 

【サーバ店コラム】保守は意外と安い!?

2018年10月4日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 39 秒

サーバ担当が不定期でサーバに関するミニコラムをお届けします。

 


◆保守は意外と安い!?

 

弊社では毎年4000台近く富士通サーバPRIMERGY販売しておりますが、

PRIMERGYの保守って意外と安いのです。

 

一番の売れ筋のTX1310 M3シリーズですと

〇翌日以降の訪問修理3年 23,112円(税込)

1ヶ月あたり642、1日あたり約21円

です。

 

〇翌日以降の訪問修理5年 63,936円(税込)

1ヶ月あたり1,066 1日あたり約35円

です。

 

訪問修理はサーバが壊れた際に設置場所まで訪問して修理していただけるサービスです。

壊れて業者さんに訪問修理を依頼した場合に到底こんな金額ではすみません。

 

ご購入後も1年保守が切れる前でしたら購入可能ですので、気になる方はぜひご相談ください。(他社製のパーツ構成の場合は障害切り分けのご協力が必要です。)

 

保守は保険と同様に転ばぬ先の杖となりますので是非ご検討いただければ幸いです。