【サーバ店コラム】Windows Serverの評価版について

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サーバ担当が不定期でサーバに関するミニコラムをお届けします。

 


 

Windows OSに評価版があるということは、ご存知の方も多いかと思います。

 

ちょうど、Windows Server 2019も10/2にリリース発表され、

評価をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

実はWindows Serverの評価版では、以下のことが可能です。

 

1)評価版の期限のリセット(延長) ※リセットの回数に限界がございます。

 

2)評価版から、製品版への変更と製品版でのライセンス投入。

 

Windows server 2012 R2 Standard評価版をベースに、コマンドや画面を紹介致します。

 

A) 現在の評価版のライセンスの状況の確認をするコマンド

>slmgr /dli

バージョンは、Windows DatacenterEval edition

で、178日の猶予がある状態。

評価版なので、アクティベーションなしで”ライセンス状態”

と、確認できます。

 

B)現在の評価版のライセンスを延長(リセット)するコマンド

>slmgr /rearm

 

管理者権限で実行すると、再起動してくださいと表示されます。これでリセットは完了です。

ログインしなおすと、”あと180日”に変更されています。

 

C)評価版から、製品版への変更

以下のコマンドで、変更できます。

DISM /online /Set-Edition:<edition ID> /ProductKey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX /AcceptEula

<edition ID>の部分には、

ServerStandard

ServerDataCenter

のどちらかを入れます。(これは、変更したい先のエディションです。)

 

 

Yを入力して、再起動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再起動後、再度ライセンスキーを入力するとライセンス認証されます。

 

納期の問題等で、どうしても先に構築が始まってしまった場合などは、

この方法を試してみてくださいね。

 

ottoserverでは、有償でサーバにOSをインストールするサービスも実施しています。

 

評価版ライセンスのインストールも可能です。必ずライセンスの購入を行う前提ですが、

無償版を入れておいてほしい!という場合は、スタッフにその旨ご連絡を頂ければと思います。

 

疑問点等ございましたらお気軽に下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 


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