Z840はハイパワー+静音のワークステーションです

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HPの最上位WSである、z840が入荷しました。

z820と外観は大きな変更がありません。全体的に黒が強く出ています。

Z840はカスタムモデルです。今回入荷したスペックは、Xeon E5-2699V42台搭載しましたモンスタークラスのCPU搭載モデルです。こちらで販売しております。

88スレッドと訳の分からない値が出ています。

こんなスペックでありながらZ840の良いところは静音です。一般的にワークステーション=爆音のイメージがあります。しかし、Z840は本当に静音です。そこでデシベル計で測定してみました。

 

まずは電源を入れずに弊社内を計測してみます。映っています46.5デシベルはやや静かなオフィスとお考えください。早朝7時に測定していますので電話や話し声も無く車通りも少ない時間です。

ちなみに弊社のサーバールームは75デシベルです。長時間いると嫌になるうるささです。

こんな感じで本体の背面に計測器を設置して電源を入れてみました。

そのときは54デシベルまで上昇。その後、数分後にWindows10が起動してアイドル状態。そのときは50.5デシベル

50デシベルは一般的には静かな事務所と言われています。そういう意味ではまさしく適応範囲内です。足下に置いていたら動作音はほぼ気づきません。

そこでCPUに負荷をかけるPRIME95を使ってみます。

こんな感じで負荷をかけてみました。これでうるさくなるかと思いましたが実際は全く変わらず50.5デシベルあたりをフラフラしている状態です。

比較対象として、Proliant DL360pG8の起動を行ってみました。

上は起動直後のファン全開時。下はファンが落ち着いた無負荷時。これを見ますとZ840は運用していても50デシベルですから1Uサーバより静かです。

この結果から、CAD室やデザインルームのような静音の作業環境に導入するには最適なWSです。ですが今回は短時間での計測であるのとQuadroには高負荷をかけてはいませんので数週間高負荷といった過酷な環境になると違った値がでる可能性もございますのでご注意ください。

WSを導入する際に静音を選択に入れているのでしたら是非ともZ840がおすすめです。店頭に在庫がありましたら起動確認も可能です。

よろしくお願いします。

 


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