‘実験/検証’ カテゴリーのアーカイブ

PRIMERGY Windows10インストールモデル 販売中!!

2020年7月1日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 15 秒

おっとサーバ店では、富士通 PRIMERGY TX1310 M3
クライアントPC化した

Windows10インストールモデルを販売中です!!

 

今回、Windows10をインストールモデルについて
検証を行いました結果、

解像度が 1920 × 1200 で表示可能。
RAID Managerがインストール可能。

といった結果が確認出来ました!!

 

【解像度について】

1920 × 1200表示可能なモニタに接続し、表示確認出来ました!!

 

【RAID Manager インストール】

RAID Manager についても問題無く、インストールが出来ました。

【注意点】
RAID Managerのログイン時に
ユーザーIDとパスワードの入力が必要になります。
その為、OSをインストールする際、またはインストール後であればコントロールパネルから
ユーザーIDとパスワードの設定を行う必要がございます。
忘れないようにメモ等、保管もお勧め致します。

サーバをクライアントPC化した、
Windows10インストールモデルいかがでしょうか。

 

その他にもサーバ機のメリットと致しまして

メーカー保証1年間が付いている。
 翌営業日以降訪問修理 (月曜~金曜、9:00~17:00 / 祝日および年末年始を除く)

サーバ機の為、壊れにくい。

といった点がございます。
テレワーク時の、事務用PCとしてもオススメです。
windows10インストールモデル 62,700円(税込)~販売中です!!
是非ご検討ください!!

 

 

■富士通 PRIMERGY
TX1310 M3 Windows10インストールモデル
https://www.pcserver1.jp/category/CLIENTFJT/

  

 

また、新たにメモリ 標準8GB、M.2へOSをインストールした

シンプルなセットも作成致しました!! こちらから

 

 

 

PowerEdge R620 のiDRAC7で他社製のSSDはどのように表示されるか?

2020年5月29日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 46 秒

前回、ProLiant DL360Gen9のiLO上で他社製のSSDを搭載するとどのように表記されるか検証しました。

今回はDELL PowerEdge R620上のiDRAC7 Enterpriseではどのように表記させるか検証します。

使用するSSDですが、

① Micron SATA SSD 5200 Eco 480GB

② HUAWEI  SAS SSD ES3500S V5 1.92TB

③ DELL純正 SATA SSD 480GB

④ DELL純正 SAS HDD 600GB 15,000rpm

を取付、PERC H710p MINI上でRAID 0を実施しました。

早速搭載して起動してみますと、今回はSAS SSDにエラー反応が出てしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、iDRAC上で確認してみますとログではエラー表記が発生し、ストレージの項目では出ておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不可解な動きです。

念のため、WindowsServer上で認識出来ているのかも確認。

フォーマットを実施後、Crystal Disk Markにてパフォーマンスのチェックを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パフォーマンスとしては特に問題無い無いようです。RAIDコントローラが6Gb/sですので

この位の値に落ち着いてしまいます。

結論としては、DELLのPERC上ではHuawei SAS SSDは認識し動作も出来るが、本体側ではエラー表示を行ってしまう事になります。

パフォーマンス面もSATA SSDと遜色ありませんので、無理にSAS SSDを搭載せず、Micron SSDを当店ではお薦め致します。

参考までに、Micron 5200 Ecoの値となります。6Gコントローラ上ではSASもSATAも殆ど数値に差がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にSASのHDDです。シーケンシャルはまだしもランダムはSSDに歯が立ちません。

ProLiant DL360Gen9 のiLOで他社製のSSDはどのように表示されるか?

2020年5月22日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 0 秒

HPEや富士通の純正SSDは非常に高額です。そのため、コスト重視のお客様には

純正ではなくMicronのSSDを搭載して出荷しております。

本体のフロントエラーランプとSSA上での認識でエラーがないことは確認しておりますが

iLO上ではどのように表示されるか確認しておりませんでした。

そこで、DL360Gen9に純正と他社製のSSDを搭載しまして、どのように表示されるか

検証致しました。

① Micron SATA SSD 5300 Pro 480GB

② HUAWEI  SAS SSD ES3500S V5 1.92TB

(⇒ 現在は販売終了品)

③ HPE純正 SAS SSD P04533-B21 1.6TB

こちらをSSA上で各RAID0を構成して、どのように表示されるか検証します。

SSA上ではこのように表記されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SSAの表示では特にエラーのような表記はされず通常認識出来ております。

それではiLO上ではどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ILO上でもエラーらしい表示はされておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上のように、他社製のSSDを搭載してもSSA、iLOともにエラー表記は現れませんでした。

今回のSSDは故障確率が非常に低いEnterpriseSSDとなりますので故障した場合はどのように

表示されるか現時点では不明ですのでその点はご注意下さい。

今回使用しましたSSD・DL360Gen9はこちらから購入することが可能です。

Micron 5300 Pro シリーズ

ProLiant DL360Gen9 シリーズ

12GbのNL-SASと6GbのNL-SATAでは速度差はあるのか?

2020年5月15日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 2 秒

3.5インチの高耐久性HDDにはニアラインSASとニアラインSATAの2種類があります。

弊社でも大容量のデータを長期保管するJBODやファイルサーバの構築時は主にNL-SATAを採用しております。

NL-SASはお客様よりご指定があった際に販売する程度でした。

何か違いが無いか考えたところ、現行のNL-SASは12Gbのコントローラです。

理論値ではNL-SATAより高速ですが、実際のところはどうなのか検証してみました。

ちょうど、PRIMERGY TX2550M4の3.5インチ12ベイ搭載モデルが入荷致しましたので

こちらのマシンで検証致します。

OS:WindowsServer2016 Std(SATA M.2へインストール)

RAIDコントローラ:PY-SR3C41H AVAGO3108 1GBキャッシュ

検証用HDD

① Seagate ST6000NM0115 NL-SATA 6TB 7,200rpm 256MBキャッシュ

② HGST WUH721414AL5200 NL-SAS 14TB 7,200rpm 512MBキャッシュ

各HDD、3本でRAID5を実施。Writeキャッシュは有効としております。

この環境下でおなじみのCrystalDiskMarkを実施して、速度差が出るのかを検証します。

64GBのデータで計測しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果としては、12Gのパフォーマンスは発揮できていないようです。速度差はHDDの性能差でしょうか。

そういう意味では通常のファイルサーバであればNL-SATAで十分だと思います。

 

PRIMERGY TX1310M3にVMware ESXi7.0をインストールしてみました

2020年4月18日 土曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 39 秒

VMwareから約5年ぶりのメジャーバージョンアップとなるESXi 7.0がリリースされました。

今回、無償版Hyper-visorをダウンロードして、TX1310M3にインストール出来るか検証しました。

今回のバージョンもオンボードRAIDは非対応となっています。

RAID環境でVMwareを使用する場合は必ずRAIDコントローラ搭載のサーバを使用してください。

インストール自体は特に問題無く完了。WebClientからアクセス可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Huawei SAS SSDは安い!速いです!

2019年11月6日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 17 秒

弊社はこの度ファーウェイ社と販売契約を締結し、ファーウェイ製サーバ「Fusion Server」の販売を開始しました。

ファーウェイ社は他にも自社ブランドでSSDとNVMeも販売しております。今回、Fusion Server 1288H V5で搭載予定の

SAS SSD ES3500S V5 1.92TBをお借り致しました。

早速、ベンチマークを測ってみました。

上段がSAS SSD、下段がSATA SSDです。SAS SSDが思ったほどスピードが伸びていません。よくよく調べますと

RAIDコントローラが6Gb/sでした。これでは頭打ちです。そこで、12Gb/sを搭載しておりますPRIMERGY RX2530M1に変更致しました。

左上から時計回りで、

①Micron 9200MAX NVMe 6.4TB 1本

②Huawei SAS SSD ES3500S V5 1.92TB(1本でRAID0構築)

③HGST SAS HDD 600GB 15,000rpm(5本でRAID5)

④ Micron SATA SSD 1300 256GB(2本でRAID0)

です。やはりNVMeはダントツですが、SAS SSDも負けていない値を出しています。Readも速いですがWriteが良い値を出しています。

やはり12Gb/sのパフォーマンスは侮れません。

SAS HDDはHDDの性能と言うよりRAIDコントローラの性能と搭載本数で値が大きく変わりそうです。

SATA SSDはReadはそれなりですがWriteが大きく落ち込みます。RAIDコントローラ上で起動するためどうしてもボトルネックとなります。

この結果から、SAS SSDは12Gb/s環境のSAS上なら十分使用出来ます。

弊社で何故一押ししているかというと、この性能なのに安い!からです。数年前のSAS SSDは高額で高嶺の花でしたが

Huawei社SAS SSDは、弊社が日頃サーバ機に搭載しておりますMicron製 EnterpriseSSD 5200Ecoより若干割高な程度です。

今回のラインナップとしては、

960GB

1.92TB

3.84TB

7.68TB

がございます。よろしくお願いいたします。

 

Synologyに超高速25Gb NICを搭載して高速データ転送を実現!

2019年4月21日 日曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 33 秒

SynologyにSSDを搭載しても、ネットワーク環境が整っていませんと、SSDのパフォーマンスが発揮できません。

そこで、この問題を解決するべくメラノックス社より、25Gbのネットワークカード【ConnectX-4 Lx EN MCX4111A-ACAT】をお借りしました。

Synology 互換性リストにあります、ConnectX-4 Lx EN MCX4121A-ACAT は25Gb 2ポートです。

★検証しました機器★

Synology:FS1018+Micron SSD 5200Eco 960GB x 12台

WS:HP Z440+LIQID NVMe

メラノックス MCX4111A-ACAT 25Gb 1ポート

Intel X520DA2 10Gb 2ポート

を各本体に取り付けます。両NICともSynologyで認識可能です。

★Z440⇒Synologyのデータ転送の速度を計測★

データ容量 500GBCIFSで NIC直結。スイッチは通していません。

下記がデータ結果となります。

搭載NIC 到着時間 平均
1Gb 1時間20分 104MB/s
10Gb 12分 694MB/s
25Gb 9分 926MB/s

★速度結果★

1Gb環境ではNICのパフォーマンスがボトルネックで、せっかくのSSDがHDDと速度が変わりません。

10Gb、25Gb では当然のことながら良いパフォーマンスが出ています。

ですが、今回はWS側に超高速NVMe LIQIDを搭載しているからこその値です。

HDDでは転送速度が200MB/S、SSD単体では500MB/S程度です。

NVMe LIQID は 平均2,500MB/S。最速で8,000MB/Sをたたき出しますので、

WS⇔Synology間での高速データ転送が可能となります。

 

★今回のパッケージをまとめ★

【Synology 25G オールフラッシュストレージセットモデル】を販売中。

FS1018:1台

Micron 5200Eco 960GB:12本

MCX4121A-ACAT:2枚

25G ダイレクトケーブル:1本

をセットにしてご提供します。

弊社にて、FS1018へのNIC取付とSSD内蔵(RAID F1で設定。約9.5TB)を行って納品致します。

お使いのWindowsマシンにもう一枚のMCX4121A-ACATを取付、Synologyと直結することで

高速ストレージ環境が実現できます。

上記記載の通り、WindowsマシンもHDDでは無くSSDを複数積んでRAID0か、NVMeを搭載することを

お勧め致します。

Windows Server 2019のHyper-Vをインストール

2019年3月15日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 5 分 45 秒

Windows Server 2019が発売されてから5ヶ月が経過しました。

まだWindows Server 2016を利用されている方も多いと思いますが、今回はWindows Server 2019でHyper-Vの有効化とセットアップを行いました。

 

まず、サーバにHostOSとしてWindowsServer2019をインストールします。

(OSインストール手順は割愛致します。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コントロールパネルのプログラムから、Windowsの機能の有効化または無効化を選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役割と機能の追加ウィザードが起動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サーバープールからサーバーを選択で、使用中のサーバを選択します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役割内のHyper-Vをチェックし、次に進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-Vに必要な機能が自動的に追加されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想OSで利用する仮想スイッチを作成します。

ここで作成をしないで、後ほど作成することも可能です。

仮想スイッチを作成しないとネットワークには接続出来ませんので、注意してください。

ホストサーバ側のネットワークコントローラを利用しても良いですが、パフォーマンス面では不利になりますので、ホストサーバが利用しないネットワークカードを追加することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既存の仮想マシンをマウントする場合はここで移行作業を実施します。

今回はセットアップ部分のみ説明するため、割愛します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-VのOSデータを格納するフォルダを指定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-V機能のインストールが実施されます。

これでHyper-V機能がインストールされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-V機能がインストールされたら、サーバーマネージャーを開くと、Hyper-Vの項目が追加されています。

Hyper-Vホストサーバを選択し、右クリックし、Hyper-Vマネージャーを起動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-Vマネージャーを起動したら、左端のサーバを右クリックし、新規→仮想マシンを選択します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hyper-Vサーバの名前を指定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

構築するサーバによって第1世代と第2世代を選択します。

BIOSシステムを利用する必要があるOSは第1世代を

UEFIで利用可能なOSは第2世代を選択してください。

基本的に古いOSをインストールするのでなければ第2世代を選択した方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想マシンに割り当てるメモリ量を指定します。

固定で利用する場合は容量指定をお勧めしますが、他にメモリを利用する場合は、”この仮想マシンに動的メモリを使用します。”をチェックすることで、Hyper-V側が自動的に割り当てるメモリ量を変更します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

接続する仮想スイッチを設定します。

仮想スイッチを作成していない場合、”接続しない”しか選択が出来ませんので、事前に仮想スイッチを作成することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想ハードディスクを作成します。

第1世代の場合、拡張子は”*.vhd”、第2世代の場合拡張子は”*.vhdx”となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想OSをインストールする画面になります。

一度セットアップを完了し、後から起動してOSをインストールすることも可能です。

第2世代を選択した場合、OSはISOファイル(DVD等の媒体からのインストールは不可)からのみインストール出来ます。

インストールOSをISOデータ化していない場合は、DVDの書き込みツールや、ISOデータ化するツールを使用して、ISOファイルを用意しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮想マシンの新規作成が完了しました。

先ほど起動したHyper-Vマネージャー上に新しい仮想サーバが作成されていますので、起動して通常のサーバと同様にOSをインストールすることで、仮想サーバとして使用できます。

 

Hyper-Vサーバのセットアップ手順は以上になります。

ウィザードを使用して簡単にセットアップができますので、是非活用してみてください。

 

最後に、Hyper-Vに限らず仮想サーバはメモリやストレージに大きな負担がかかります。

より快適に仮想サーバを利用したい場合は、HDDの場合より高速なRAID環境や、SSDで動作させると良いでしょう。

 

廉価なサーバの標準機能で搭載されているSoftwareRAIDは速度が遅く、仮想環境で使用するとかなり遅く苦痛に感じるかもしれません。

仮想環境を使用する前提であれば、Software RAIDは利用しないで、AHCI(SATAのネイティブモード)にホストOSをインストールして、別途バックアップを取る方が現実的な利用方法かもしれません。

Hyper-Vサーバを構築してみたいが、サーバはどのような物を利用したら良いかお悩みの方は、OTTOサーバ店にお問い合わせください。


(2019/11/26 追記)

■おっとサーバ店オンラインショップ

▼Windows Server 2019 商品ページはこちらです
Windows Server 2019 DSP版・OEM版
Windows Server 2019 オープンライセンス版

 


 

Megaraid Storage Manager Linux版インストール

2018年7月11日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 26 秒

Megaraid Manager Linux GUI版のインストールをしてみました。

現在MegaraidはBROADCOMの製品となっています。

下記サイトより対象となる製品を選択し、プログラムをダウンロードします。

https://jp.broadcom.com/support/download-search

 

ダウンロード後に解凍した、diskディレクトリーの内容は以下の通りになります。

[root@localhost disk]# ls -al
合計 109832
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 4月 24 2017 .
drwxr-xr-x. 8 root root 181 6月 14 12:17 ..
-rw-r–r–. 1 root root 225807 4月 24 2017 LSI-AdapterSAS.mib
-rw-r–r–. 1 root root 165032 4月 24 2017 LSI-AdapterSASIR.mib
-rw-r–r–. 1 root root 2464784 9月 20 2016 Lib_Utils2-1.00-08.noarch.rpm
-rw-r–r–. 1 root root 107887692 4月 24 2017 MegaRAID_Storage_Manager-17.05.00-02.noarch.rpm
-rw-r–r–. 1 root root 7158 4月 24 2017 RunRPM.sh
-rw-r–r–. 1 root root 1854 5月 11 2015 RunRPM_vmware.sh
-rw-r–r–. 1 root root 1916 4月 24 2017 deleteOldVersion.sh
-rwxr-xr-x. 1 root root 22472 4月 24 2017 install.csh
-rw-r–r–. 1 root root 27802 12月 23 2015 msm-readme_linux_x64.txt
-rw-r–r–. 1 root root 28092 4月 24 2017 readme.txt
-rw-r–r–. 1 root root 1008809 4月 24 2017 sas_ir_snmp-17.05-0002.x86_64.rpm
-rw-r–r–. 1 root root 587814 4月 24 2017 sas_snmp-17.05-0002.x86_64.rpm
-rw-r–r–. 1 root root 9623 5月 11 2015 vmware_install.sh

次に実行権限を付加します。

[root@localhost disk]# chmod 755 RunRPM.sh

RunRPM.shを実行します

実行に際して、ご使用のLinuxによってglibc,libgcc,Xfree86,unixODBC等のパッケージを

Linuxのインストールディスクから追加する必要がある可能性があります。

[root@localhost disk]# ./RunRPM.sh
./RunRPM.sh: 行 3: ./deleteOldVersion.sh: 許可がありません
準備しています… ################################# [100%]
Installing….
更新中 / インストール中…
1:Lib_Utils2-1.00-08 ################################# [100%]

Installing MegaRAID_Storage_Manager-17.05.00-02
準備しています… ################################# [100%]
Installing….
更新中 / インストール中…
1:MegaRAID_Storage_Manager-17.05.00################################# [100%]
/
/
/
/etc/X11/xinit/xinitrc.d

/opt/mega/8-07-14_MegaCLI/disk
Installing sas_snmp-17.05-0002
準備しています… ################################# [100%]
更新中 / インストール中…
1:sas_snmp-17.05-0002 ################################# [100%]
/etc/snmp/snmpd.conf file not found. Please check the filepath

作業中に以下のエラーが表示されるが、無視しても問題ありません。

———————————————————————————————————–

Exiting …..
警告: %post(sas_snmp-17.05-0002.x86_64) スクリプトの実行に失敗しました。終了ステータス 1
Installing sas_ir_snmp-17.05-0002
準備しています… ################################# [100%]
更新中 / インストール中…
1:sas_ir_snmp-17.05-0002 ################################# [100%]
/etc/snmp/snmpd.conf file not found. Please check the filepath
Exiting …..
警告: %post(sas_ir_snmp-17.05-0002.x86_64) スクリプトの実行に失敗しました。終了ステータス 1


上記でインストールは終了です。

GUI上でアプリケーションを起動可能となります。

 

【PRIMERGY】PRIMERGY M3世代へのCentOSインストールについて【CentOS】

2017年11月17日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 11 秒

(2022/1/13 追記)

下記に現在販売中の富士通サーバ PRIMERGY 本体
各種 OS無しモデルをご案内致します。
また、その他各種パーツも販売致しております。
オンラインショップを是非ご利用ください!!


■おっとサーバ店オンラインショップ
https://www.pcserver1.jp/

▼お問合せフォームはこちらです。※お電話でも受付中です。03-3233-8010
https://www.pcserver1.jp//apply.html?id=APPLY1

▼富士通 PRIMERGY 各種
TX1310M3
Xeon搭載 OS無しカスタムモデル
PenG搭載 OS無しカスタムモデル

TX1330M4
OS無しカスタムモデル

RX1330M4
OS無しカスタムモデル


 

以前、当ブログでもPRIMERGY TX1310 M1などへのCentOSインストールについての手順を記事にいたしましたが、PRIMERGYもM3世代となり状況が変わってまいりました。

参考リンク 【TX1310/1320 M1・RX1330 M1】CentOS 7インストールについて

デフォルトの基礎システムがSystem BIOSからuEFIに変更されたことも大きな特徴です。
(SETUPでSystem BIOSに設定することも可能です)

uEFIモードの状態からCentOSをインストールするにあたって以前紹介した方法ではインストールできなくなりましたので、簡単にまとめました。

今回は以下の設定でインストールします。
TX1310 M3、uEFIモード、Embedded MegaRAID SATA有効、CentOS 7 update3

まずはインストールメディアを挿入してサーバーを起動します。
メディアを読み込むと下記の画面になります。
uEFIモードでインストールする場合はこの様にBIOSモードとは違う画面になっています。

「Install CentOS Linux 7」にカーソルを合わせてから、「e」キー(編集)を押下します

インストールパラメータの構文が表示されます
これを編集してAHCIドライバを無効にします

一行目の末尾の「quiet」を削除し、「modprobe.blacklist=ahci」「inst.dd」と入力します
ahciとinst.ddの間はスペース1文字入れてください。
編集が終わったらCtrl + xで保存します

これでAHCIドライバが無効になります。
今回はuEFIモードなのでよいのですが、BIOSモードでこの作業をするとSATAの光学ドライブの読み込みに不具合が生じる現象が起こっています。
外付けUSB光学ドライブを使用するなどで対処してください。

Embedded MegaRAID SATAのドライバUSBは前もって用意しておいてください。
この画面まで進んだらドライバUSBを挿入してから、r [enter]を押下して読み込んでください。

「1)sda1 vfat OEMDRV」となってRAIDのデバイスドライバが認識されます。
c [enter]で進めてください

 

ドライバファイルが見つかりました。
1 [enter]でチェックを入れてからc [enter]で進めます。

Anacondaが立ち上がったら進めてください。
上記の画面で「インストール先(D)」をクリックします。

「LSI MegaSR」というEmbedded MegaRAID SATAのアレイが認識されています。
これにチェックを入れてからインストールを進めると問題なく進みます。

無事CentOS 7.3がインストールされました。
同様の方法でTX1320 M3、RX1330 M3もインストール可能です。