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Droboを快適に使用しているとデータをどんどん貯めたくなってきます。
気づいたときには黄色状態(HDD容量残15%以下)になりますと
パフォーマンスが著しく低下します。
そうなると業務に支障がでますので、早めにHDDを交換しましょう。
このように一番容量の小さいHDDが赤ランプになります。
ここでは80Gに赤ランプが点灯しています。
一般的なRAIDシステムでは、容量が足りなくなると機器の買い増しか
HDDを全部交換し、RAID再構築が必要です。
この作業が一番大変です。データを他のストレージに逃がしたり
不要なデータを削ったり。時間がいくらあっても足りません。
管理者泣かせの作業です。
しかし、BeyondRAIDを搭載したDroboは違います。
一番小さいHDDを外して、容量の大きいHDDを指し直すだけ。
たったこれだけです。後はDroboが勝手に動いてくれます。
HDDの容量、型番は何でも大丈夫。非常にカンタンです。
ここでは80GのHDDを取り外して、250GのHDDを取り付けました。
そうすると自然とリビルドがかかりまして、データ容量が改善
されました。
ちょっと見づらいですが、約710Gに改善されています。
空き容量の角度が変わっているのがわかります。
データの整合性をとるために数時間かかりますが、この間に
Droboにアクセスしても大丈夫です。ただ、パフォーマンスが
落ちてしまうところはご了承ください。
リビルドが完了しますと、赤表示が緑表示に変わります。これで問題が
解決され、通常運用が可能になります。
Droboのすごいところは、動いている時ではなく、HDDが故障したときや
容量がいっぱいになったときの対処が非常に楽ちんなところです。
トラブルの復旧が一番大変です。業務を止めず、かつコストも最低限に。
そんな要望をDroboはかなえてくれます。