PCのHDDが容量不足で外部機器を増設する際、USB3.0のHDDを使用していると思います。
理由としては、
①接続は簡単
②価格も手ごろ
③入手経路が容易
④そこそこ速い
でしょうか。しかし、問題点も御座います。
①1ファイルが巨大であればデータ編集に時間がかかる。
② HDD 1台だけで動いているのでHDDが故障したらデータロストになる。
③ ケースそのものが耐久性低いので故障のリスクが高い。
④ そもそもコスト重視の機器。耐久性や速度面は除外している。
これらの問題を解決する方法としてJBODの導入を行いましょう!
当店でのおすすめはAIC製 JBOD J2012です。
3.5インチHDDを12台搭載可能。
サーバまたはワークステーションに搭載したRAIDカードとSASケーブルで接続となります。
JBOD搭載のHDD設定はRAIDカード側で実施致します。
機材の特徴は以上となります。ここからは取得しましたベンチマークで比較対象となります。
①USB 3.0接続のストレージに50GBのデータを転送
②SAS 12Gb/s接続のJ2012へ50GBのデータを転送
③CrystalBenchMarkの結果(64GBで計測)
USB3.0とSAS 12Gでの速度差は5.3倍のパフォーマンスです。大容量のデータを取り扱う場合、USB3.0では時間がいくらあっても足りません。
このようなJBODを導入することで大幅な時間削減が可能です。また、RAIDで運用しておりますので、もしものHDD故障時においても
データが保持できます。
JBODの導入をご検討の際は弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
今回使用しました機材は、AIC JBOD J2012