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もしサーバーがダウンした場合に、迅速に状況を把握するための方法についてお困りでは無いでしょうか?
この不安を解決する便利な機能として、富士通のPRIMERGY(弊社取扱商品TX1310M5 Xeon以上の機種)にはiRMCという管理機能が標準装備しています。
接続方法はこちらの富士通サイトをご覧いただければ詳しく記載が御座います。
こちらのiRMCには「アラート通知機能」と「詳細なログ管理機能」があります。
アラート通知機能
サーバーに異常が発生した際に即座にメールやSNMPトラップで通知を受け取ることができるため、迅速な対応が可能です。
下の(写真1)のように、本体正面上部の⚠マークが点灯し不具合発生をお知らせします。
(TX1310 M5 Xeonモデルは背面に付いています。)
(写真1)
詳細なログ管理機能
過去のイベントログを簡単に参照でき、問題の原因を特定する手助けをします。これによりサーバーの状態を常に把握し、迅速な対応が可能になります。
ということで【実際に検証】してみました!
手順1.サーバ本体の背面の【スパナマークのLANポート】に接続
(写真2)のようにLANケーブルの接続が出来たら、BIOSを起動してIPアドレスの設定を行います!
(写真2)【スパナマークのLANポート】に接続
手順2.BIOS内でIPアドレスの設定について
・BIOS画面上記タブのServer Mgmtを選択。
・iRMC LAN Parameters Configurationを選択。
・IP Configuration の項目で【use DHCP】または【use static configuration】を選択します。
・設定を保存後、再起動すると最初の起動画面の右下に、【IPアドレス】が表示されます。
手順3. iRMCのServerViewログイン画面表示まで
iRMCにログインするコンピューターをiRMCと同じネットワークに接続し、
先程(手順2)で再起動時に出てきたIPアドレスを検索します!
検索後、(写真)のようにiRMCのServerViewのログイン画面が表示されました。
(接続方法はこちらの富士通サイト)
(写真3)iRMCのログイン画面
手順4.不具合箇所の確認をすべく、(写真4)のLogs(不具合履歴)タブを開きます。
こちらの画面で不具合の原因はメモリであることが分かります。
※(今回は不具合を出すために規格に合わないメモリを差してみました。)
(写真4)ログ(不具合)の確認画面
手順5.BIOSの画面でもエラーが表示されました。(写真5)
(写真5)BIOS画面
【検証完了】
規格のメモリに差し替えると、⚠マークが消灯、iRMCとBIOSのエラー表示も消えました!
iRMCは他社製のパーツでもエラー判別できます。純正パーツでオンサイト保守にこだわらなければ他社製パーツとiRMCを融合することでローコストでサーバ運用が可能です。是非ご活用ください。
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