‘実験/検証’ カテゴリーのアーカイブ

PRIMERGY RX2530M6へ64GBメモリを16枚搭載で総容量1TBメモリサーバが実現可能か検証。

2022年2月22日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 15 秒

IceLace搭載可能な1Uサーバ【PRIMERGY RX2530M6】が入荷いたしました。

メモリソケット数が1CPU辺り16本に増えましたので、DDR4 64GBを16枚搭載で

メモリ搭載容量1TBが1CPUでも実現可能となりました。

そこで、64GBを16枚搭載して1TB認識するかの検証を行ってみます。

使用するメモリは、弊社がいつも利用しておりますセンチュリーマイクロ製の

DDR4-3200 REG 64GBです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずらりと並ぶメモリは圧巻です。

起動しますと、BIOS上では問題無く1TBが認識されております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

念のため、VMware ESXi7.0上でも認識できるか検証します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも問題無く認識出来ております。

メモリがとにかく大量に必要な要件にご利用頂ければ幸いです。

【今回使用しました機器】

●RX2530M6 メモリ1TB 搭載モデル

センチュリーマイクロ製メモリ B432R65SG42

 

 

 

【TX1310 M3検証シリーズ】TX1310 M3 ホットスペア設定でホットスワップを行ってみると・・・。

2022年1月26日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 3 秒

皆さん、TX1310 M3でホットスペア設定が可能なことを

ご存じでしょうか?

 

実は、メーカーへRAID設定を依頼する際、

RAID1+ホットスペア設定でRAID設定の依頼が可能です!

『TX1310 M3 システム構成図 2021年2月更新版』

https://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/pdf/20210202/tx1310_m3.pdf

 

通常ですと、ホットスペア設定可能な場合、ホットスワップも可能なことが多いです。

しかし、TX1310 M3はホットスワップ非対応モデルとなります。

TX1320 M4, TX1330 M4はホットスペア、ホットスワップ両対応です!

 

何故TX1310 M3だけ出来ないのか、疑問を持ちましたので調べてみました!

 

①TX1310 M3をキッティング

HDDを3本取り付けた後、BIOS画面にてRAID設定を行いました。

HDDに対するRAID設定、スロット番号は下記図をご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、後日ホットスペア設定をご紹介します、お楽しみに!

②WindowsOS、Server Viewインストール

③ホットスワップ実行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WDのHDDへ交換を行いました。

この時点でServer Viewを見てみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホットスペア設定を行っていたHDDがリビルド、

交換したHDDが無事認識されました!

 

なんと、ホットスワップにてHDD交換が可能でした!

全ての環境で検証したわけではありません。

実際に行う際は、データのバックアップ後に行うことを推奨します。

 

予算がカツカツだけど、データロスト対策も行いたい!

という方には朗報ではないでしょうか?

 

その他、気になることやお困りごとがありましたら、

下記お問い合わせフォームにて、お問い合わせをお願いします!

『おっとサーバ店 お問い合わせフォーム』

https://www.pcserver1.jp//apply.html?id=APPLY1&94475a871461f964e81cc05f47eee7a8

 

 

 

【LIVA Q1L 検証シリーズ】使用感に関して

2021年6月25日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 4 秒

今回は、LIVA Q1Lに関しての使用感についてレビューしていきます!

 

▼商品URLはこちら▼

『LIVA Q1L 商品ページ』
https://www.pcserver1.jp/item/ECS_LIVA_Q1L.html

『メーカー商品ページ』
https://liva.links.co.jp/#pd_q1l

 

 

インターネットにつなぎ、youtubeの動画再生を行ったところ、カクツク等の動作はありませんでした。

 

タブを大量かつ連続で開いても・・・

 

 

 

カクツク等の動作はありませんでした!

 

CPU、メモリの使用量を見てみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CPUの使用率は約100%メモリの使用率は約80%でした。

データで見ると、Webサーフィンも難しそうです。

しかし、実際はかなりスムーズでした。

(CPUがCeleron N3350なので、かなり驚きました・・・!)

eMMCストレージが関与していそうです。

 


 

▼以前の検証URLはこちら▼

『【LIVA Q1L 検証シリーズ】Ubuntuインストール方法』

http://ottoserver.com/pcserver1/wp/archives/5978

『【LIVA Q1L 検証シリーズ】スペックに関して』

https://ottoserver.com/pcserver1/wp/archives/6071

 

【LIVA Q1L 検証シリーズ】スペックに関して

2021年6月16日 水曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 43 秒

LIVA Q1Lのスペックに関して検証しましたので、紹介させていただきます!

 

▼商品URLはこちら▼

『LIVA Q1L 商品ページ』
https://www.pcserver1.jp/item/ECS_LIVA_Q1L.html

『メーカー商品ページ』
https://liva.links.co.jp/#pd_q1l

▼前回の検証URLはこちら▼

『【LIVA Q1L 検証シリーズ】Ubuntuインストール方法』

http://ottoserver.com/pcserver1/wp/archives/5978

 

今回検証した項目は以下3点です。

ストレージ使用量

CPU、メモリ使用量

電気消費量

 

<①ストレージ使用量>

インストール直後の状態は、以下の図のようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

18.75%使用量となりました。

 

<②CPU、メモリ使用量>

負荷をかけていない状況では、以下の図のようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CPUの使用量は約14%メモリの使用量は約49%となりました。

 

内訳は以下の通りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「GNOME」や「Xorg」などの、デスクトップ環境を構築するソフトウェアが上位

占めました。

 

<③電気消費量>

負荷をかけていない状況では、以下の図のようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アプリケーションを導入して調べた結果、約5Wの消費電力でした。

機材を使用し、もう一度消費電力を測定しました。

 

 

 

 

 

 

その結果、6Wの消費電力でした。

 

消費電力が多くて困っているかたには、非常に朗報です!

 


今回の検証では、非常に消費電力が少ないことが分かりました!

次回のシリーズでは、使用感をレビューしたいと思います!

【LIVA Q1L 検証シリーズ】Ubuntuインストール方法

2021年6月10日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 18 秒

おっとサーバ店にニューフェース入荷いたしました!

 

入荷した商品は・・・

 

こちらの商品になります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼商品URLはこちら▼

『LIVA Q1L 商品ページ』
https://www.pcserver1.jp/item/ECS_LIVA_Q1L.html

『メーカー商品ページ』
https://liva.links.co.jp/#pd_q1l

 

手の平大のサイズで、395gと非常に軽量です!

(サッカーボールぐらいの重さです)

 

今回、お客様から

「windows  OSが入っているPCに、ubuntu OSを入れることが可能か?」

というお問い合わせがきました。

本記事では、このマシンを使用して検証していきたいと思います!

 

 

検証結果ですが・・・

 

ubuntu OSを入れることは可能です!

 

基本的に、皆さんがソフトウェアをインストールする方法と変わりませんでした。

 

しかし、既にwindowsが入っているため、

起動するOS自体や、優先順位を変更する必要がありました。

 

方法を以下に記載します!

 

 

 

 

 

 

 

① 「OS Selection」の箇所を「Linux」に変更

②「Set Boot Priority」内の「Boot Option #1」に「ubuntu」を設定

以上になります。

 

インストール作業は1時間30分ほどで終了しました!

 

 


 

ubuntuインストール時、非常にスムーズに行えました。

次回は、小さな体にどのような秘密が詰まっているのか、検証したいと思います!

 

 

ミッドレンジストレージのベストモデル!HUAWEI OceanStor 2600V5 入荷しました!

2021年4月16日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 16 秒

今回、Huawei社のミッドレンジストレージ【OceanStor】の取り扱いを開始しました。

そこで、Huawei社より【OceanStor 2600V5】の検証マシンをお借りすることができました。

OceanStorのポイントを私の独断で7つ上げてみます。

①  超 低コスト!他社の同等クラスマシン(MSA2060/ME2024)と比べてみてください。圧倒的低コストです。

②  iSCSI だけでは無く、CISF/NFSも使用可能。ネットワーク共有ストレージとして利用できます。1台2役!

③  初期構成でSFP+と1000Tポート搭載。通信環境に合わせた設定が可能です。

④  コントローラはもちろんデュアルコントローラ電源も2重です。

⑤  3.5インチシャーシ2.5インチシャーシをご用意。大規模ファイルサーバなら3.5インチで。仮想化用IO重視なら2.5インチで。

用途に合わせてシャーシを選択可能です。

⑥ 意外と静音です。テレワークで社員の少ない弊社オフィス内でも気になりません。(社内サーバルームの方がうるさいです)

⑦  設定はおなじみのブラウザ表示。英語表記ですがグラフィカルなメニューなのでさほど難しくありません。

今回お借りしましたのは2.5インチシャーシです。25本の2.5インチストレージを搭載可能。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背面のモジュールユニットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはモジュールの拡大図です。左からご説明します。

黄色いつまみの正方形状な箇所は【RAIDコントローラのバッテリー】です。

続いて、【外部JBOD接続のSASポート】です。

次の黒いフタがついているのは【SFP+】です。

次の4ポートは【1000BASE-T】です。

最後に3つ並んでいるのは管理ポートになります。左から、

マネジメントポート(ブラウザから管理するために使います)

メンテナンスポート

シリアルポート

となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの図はRAIDコントローラのバッテリーが簡単に回収できるところをアップしました。

消耗品であるバッテリーの交換が容易です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は入荷時の簡単な概要説明になりました。次回よりマネジメントポートへ接続して設定解説を実施いたします。

データ転送が遅い!だったらJBODを導入しましょう!

2021年1月28日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 17 秒

PCのHDDが容量不足で外部機器を増設する際、USB3.0のHDDを使用していると思います。

理由としては、

①接続は簡単

②価格も手ごろ

③入手経路が容易

④そこそこ速い

でしょうか。しかし、問題点も御座います。

①1ファイルが巨大であればデータ編集に時間がかかる。

② HDD 1台だけで動いているのでHDDが故障したらデータロストになる。

③ ケースそのものが耐久性低いので故障のリスクが高い。

④ そもそもコスト重視の機器。耐久性や速度面は除外している。

これらの問題を解決する方法としてJBODの導入を行いましょう!

当店でのおすすめはAIC製 JBOD J2012です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.5インチHDDを12台搭載可能。

サーバまたはワークステーションに搭載したRAIDカードとSASケーブルで接続となります。

JBOD搭載のHDD設定はRAIDカード側で実施致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機材の特徴は以上となります。ここからは取得しましたベンチマークで比較対象となります。

①USB 3.0接続のストレージに50GBのデータを転送

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②SAS 12Gb/s接続のJ2012へ50GBのデータを転送

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③CrystalBenchMarkの結果(64GBで計測)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

USB3.0とSAS 12Gでの速度差は5.3倍のパフォーマンスです。大容量のデータを取り扱う場合、USB3.0では時間がいくらあっても足りません。

このようなJBODを導入することで大幅な時間削減が可能です。また、RAIDで運用しておりますので、もしものHDD故障時においても

データが保持できます。

JBODの導入をご検討の際は弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。

今回使用しました機材は、AIC JBOD J2012

PRIMERGY TX1310M3にCentOS 8.2をインストールしてみました

2020年9月14日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 57 秒

いつもおっとサーバ店をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。

今回、弊社ご利用のお客様でCentOSをご利用されている方が多いという事で、
弊社でご好評頂いております、TX1310M3CentOS 8.2インストール検証を行いました。

下記製品を使い、
AHCI設定、RAID設定でCentOS 8.2をインストール、HDD認識の確認までを検証致しました。

※ 結果として、RAID設定については動作可能なドライバが無く動作確認が出来ませんでした。
  こちらも検証内容を掲載致しますので、参考になさってみてください。

 

【今回使用した製品】

富士通 PRIMERGY TX1310M3
・CPU:Xeon E3-1225v6 3.3GHz 4C/4T
・メモリ:PC4-2400 ECC 8GB ×1
・ディスクコントローラ:オンボードSATAコントローラ

Seagate HDD
・ST2000DM001 2TB ×2

※ 本動作検証は弊社でのテスト環境における動作確認であり、
  お客様の環境で動作保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

 

まずはAHCI設定でのインストール検証内容です。

DVDメディアからインストーラーを起動します。

問題無くインストーラーが動作し、ホーム画面までたどり着くことができました!

また、GUIからCUIへの切り替え・HDDの確認も行う事ができました。
※ GUI→CUI切り替えコマンド ”systemctl disable gdm.service”
  ディスクス空き領域コマンド ”df”

以上がAHCI設定での検証となります。

続きまして、RAID設定でのインストールについての検証内容です。

まずはドライバなしでインストールを行ってみました。
すると、言語選択画面でエラーのポップアップが表示されました。
※ OSにオンボードRAIDのドライバはないので認識できない様です。

そのため、CentOS8.2(RHEL8.2)のオンボードRAIDドライバを探しましたが、
富士通等でも公開されていませんでした。
そこで、CentOS前verのドライバであるmegasr2等をインストールを試みましたが、
どうやら前バージョンのドライバでは動作確認ができないようでした。

※ ドライバのインストール方法については、コチラをご確認下さい。
  (以前のドライバでCentOS 7をインストールした際の検証記事です)
  http://ottoserver.com/pcserver1/wp/archives/2794

オンボードRAIDで利用するには、ドライバのリリースを待つほかなさそうです。
もし、このドライバで動作確認できた!というご意見ありましたら、ご教示頂けると幸いです。

▼今回使用したサーバの詳細はコチラ
https://www.pcserver1.jp/category/PRIMERGYSPECIALTY/TX1310M3_0003.html

 

弊社ブログでは、今回ご紹介した様な内容のほかにも、
製品入荷情報やお得情報など、さまざまな記事を更新してまいりますので、
是非ご覧くださいませ。

 

▼お問い合わせフォーム、お電話はこちら
https://www.pcserver1.jp/apply.html?id=APPLY1
Tel: 03-3233-8010

 

Huawei FusionServer にCentOS 8.2 をインストールしてみました

2020年7月28日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 48 秒

今回、お客様よりHuawei FusionServerにCentOS8がインストール出来るかお問い合わせを

頂きました。

そこで、弊社でもインストール検証を実施してみました。使用するバージョンは8.2です。

使用する本体は、2288HV5という2Uサーバです。弊社では、1Uの1288HV5、4Uの5288V5も

取扱が御座いますが基本スペックは同一です。

オンボードNIC:Intel X722ベース 1000T、10G-T、SFP+

ハードウェアRAID:AVAGO 3508

を搭載しております。

それでは、インストールを行ってみます。RAIDコントローラ上でRAID1を構築。

そのボリュームにインストールを実行しました。細かい設定は行わず、初期設定で進めて行きます。

特にエラー等無くインストールは実施できました。

GUI、RAID、NICのOS認識は問題御座いません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元々FusionServerはデータセンター向けのミドルレンジサーバとして開発されておりますので

Linuxとの相性は良いです。CentOSを利用してのサーバ構築をご検討でしたらFusionServerを

いかがでしょうか。

 

1288H V5 お試しモデル 107,800円

2288H V5 お試しモデル 217,800円

5288 V5 お試しモデル 217,800円

 

富士電機UPS UX100 PET501J1CA 動作検証

2020年7月14日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 26 秒

いつもおっとサーバ店をご愛顧頂き誠にありがとうございます。

今回、富士電機(株) 小型UPS ”UX100 シリーズ PET501J1CA” を使用し
下記2点の動作検証を行いました。

 

【 確認内容 】
 
① 停電時を想定したUPSの動作を確認する為、サーバ稼働中に
電源ケーブルを引き抜き検証。
 
② UPSバッテリー残量が低残量になった際のサーバシャットダウンの動作確認。

 

■使用したサーバ本体■
富士通 PRIMERGY TX1320 M4(Windows server2016) 

 

▼検証前の準備
サーバの電源ケーブルをUPSに接続し、まずOS側の設定を行います。

下記のサイトからダウンロードできる、”Windows電源管理(USB)”の
手順に沿って設定を行います。

 

■富士電機(株)
 → ソフトウェア・ネットワーク対応一覧表 Windows電源管理(USB)

マニュアル


※ このとき、低残量バッテリー低下のレベルが、バッテリ切れレベルより低い値ですと、
  UPSが正常に機能しませんのでご注意ください。
※ 今回は検証の為、低残量バッテリやバッテリ切れのレベルを高い値に設定している為、
  実際に運用する値とは異なります。


以上が検証前の準備となります。
それでは、各検証内容をご覧ください。

 

① 停電時を想定したUPSの動作を確認する為、サーバ稼働中に
電源ケーブルを引き抜き検証。

OS側の設定完了を確認したら、
停電時を想定して電源ケーブルをコンセントから引き抜いてみます。
すると、バッテリーランプが点灯しました。それと同時にアラートも鳴りました
異常が発生したことが分かりやすくなっているということが確認出来ます。

 

② UPSバッテリー残量が低残量になった際の、動作を検証。

手順①でUPSが稼働したことが確認できましたので、
サーバが正常にシャットダウンされるか
確認していきます。
先述したとおり、バッテリー残量99%で低残量の表示が出るよう設定しました。

バッテリー残量を知らせるポップアップが表示され、タスクバーの
電源アイコンが警告表示になりました。

その後、バッテリー残量が98%になった時点で、
自動的にサーバのシャットダウン開始されました。


以上で、UPSの稼働からサーバのシャットダウンまで、
正常な動作確認ができました!

 

なお、別途管理ツールと、COMM PORTを使ってサーバとUPSを接続すれば、
復電後の自動出力動作の設定など、より細かい設定を行うことができるようです。

管理ツール
https://www.fujielectric.co.jp/products/power_supply/ups/mini/ux100.html
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※PRYMERGYの場合、iRMCを使った電源復旧も動作確認できました。

 

今回ご紹介したUPS以外にも、富士電機では用途に合わせた多種多様なUPSを
取り扱っています。UPS導入をお考えの際は、是非ご検討してみてはいかがでしょうか!?

当ブログでは、今回ご紹介した様な内容のほかにも、製品入荷情報やお得情報など
さまざまな記事を更新してまいりますので、是非ご覧くださいませ。

 

富士電機(株)
■小型UPS 「PET501J1CA」
 ~ コストパフォーマンスに優れております! ~

通常、他社製のUPSですと、本体の金額に加えてパワーシュート等の
管理ソフトウェアの費用が発生します。こちらの製品では、WindowsOS標準搭載の
電源オプション設定で操作出来てしまう為、その分の価格を抑えることができます。
また本体価格も他社製品に比べ若干安めに設定されています。

 

▼商品ページ
https://www.pcserver1.jp/item/PET501J1CA3Y.html


▼お問い合わせフォーム、お電話はこちら

https://www.pcserver1.jp/apply.html?id=APPLY1
Tel: 03-3233-8010