Synologyに超高速25Gb NICを搭載して高速データ転送を実現!
SynologyにSSDを搭載しても、ネットワーク環境が整っていませんと、SSDのパフォーマンスが発揮できません。
そこで、この問題を解決するべくメラノックス社より、25Gbのネットワークカード【ConnectX-4 Lx EN MCX4111A-ACAT】をお借りしました。
Synology 互換性リストにあります、ConnectX-4 Lx EN MCX4121A-ACAT は25Gb 2ポートです。
★検証しました機器★
Synology:FS1018+Micron SSD 5200Eco 960GB x 12台
WS:HP Z440+LIQID NVMe
メラノックス MCX4111A-ACAT 25Gb 1ポート
Intel X520DA2 10Gb 2ポート
を各本体に取り付けます。両NICともSynologyで認識可能です。
★Z440⇒Synologyのデータ転送の速度を計測★
データ容量 500GB を CIFSで NIC直結。スイッチは通していません。
下記がデータ結果となります。
搭載NIC | 到着時間 | 平均 |
1Gb | 1時間20分 | 104MB/s |
10Gb | 12分 | 694MB/s |
25Gb | 9分 | 926MB/s |
★速度結果★
1Gb環境ではNICのパフォーマンスがボトルネックで、せっかくのSSDがHDDと速度が変わりません。
10Gb、25Gb では当然のことながら良いパフォーマンスが出ています。
ですが、今回はWS側に超高速NVMe LIQIDを搭載しているからこその値です。
HDDでは転送速度が200MB/S、SSD単体では500MB/S程度です。
NVMe LIQID は 平均2,500MB/S。最速で8,000MB/Sをたたき出しますので、
WS⇔Synology間での高速データ転送が可能となります。
★今回のパッケージをまとめ★
【Synology 25G オールフラッシュストレージセットモデル】を販売中。
FS1018:1台
Micron 5200Eco 960GB:12本
MCX4121A-ACAT:2枚
25G ダイレクトケーブル:1本
をセットにしてご提供します。
弊社にて、FS1018へのNIC取付とSSD内蔵(RAID F1で設定。約9.5TB)を行って納品致します。
お使いのWindowsマシンにもう一枚のMCX4121A-ACATを取付、Synologyと直結することで
高速ストレージ環境が実現できます。
上記記載の通り、WindowsマシンもHDDでは無くSSDを複数積んでRAID0か、NVMeを搭載することを
お勧め致します。