Huawei SAS SSDは安い!速いです!

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弊社はこの度ファーウェイ社と販売契約を締結し、ファーウェイ製サーバ「Fusion Server」の販売を開始しました。

ファーウェイ社は他にも自社ブランドでSSDとNVMeも販売しております。今回、Fusion Server 1288H V5で搭載予定の

SAS SSD ES3500S V5 1.92TBをお借り致しました。

早速、ベンチマークを測ってみました。

上段がSAS SSD、下段がSATA SSDです。SAS SSDが思ったほどスピードが伸びていません。よくよく調べますと

RAIDコントローラが6Gb/sでした。これでは頭打ちです。そこで、12Gb/sを搭載しておりますPRIMERGY RX2530M1に変更致しました。

左上から時計回りで、

①Micron 9200MAX NVMe 6.4TB 1本

②Huawei SAS SSD ES3500S V5 1.92TB(1本でRAID0構築)

③HGST SAS HDD 600GB 15,000rpm(5本でRAID5)

④ Micron SATA SSD 1300 256GB(2本でRAID0)

です。やはりNVMeはダントツですが、SAS SSDも負けていない値を出しています。Readも速いですがWriteが良い値を出しています。

やはり12Gb/sのパフォーマンスは侮れません。

SAS HDDはHDDの性能と言うよりRAIDコントローラの性能と搭載本数で値が大きく変わりそうです。

SATA SSDはReadはそれなりですがWriteが大きく落ち込みます。RAIDコントローラ上で起動するためどうしてもボトルネックとなります。

この結果から、SAS SSDは12Gb/s環境のSAS上なら十分使用出来ます。

弊社で何故一押ししているかというと、この性能なのに安い!からです。数年前のSAS SSDは高額で高嶺の花でしたが

Huawei社SAS SSDは、弊社が日頃サーバ機に搭載しておりますMicron製 EnterpriseSSD 5200Ecoより若干割高な程度です。

今回のラインナップとしては、

960GB

1.92TB

3.84TB

7.68TB

がございます。よろしくお願いいたします。

 


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