VMware ESXi 5.5 リリースされました。

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VMwareの最新版、ESXi 5.5がダウンロード可能になっています。当店でも早速ダウンロードしてインストールしてみました。運用レベルで大きく変更した点はVMwareのサイトにてご確認下さい。当店ではインストールから仮想OSのインストールまでと言った初歩的なところで以前の5.1から変わったところを記載いたします。

使用機種はVMwareインストールモデルでおなじみのPrimergy TX120S3を使用しました。ISOイメージをダウンロードし、CD-Rに焼いてUSBメモリにインストールしました。ライセンスはハイパーバイザー(無償ライセンス)での利用としています。

 

①ホストサーバにメモリが4GB以上が必須。しかし4GBでも受け付けない場合もあります。当店のTX120S3に2GBx2の状態ではインストールできませんでした。2GB+4GBの6GBでインストール可能。なので最低でも6GBは搭載しましょう。

②TX120S3のエンベデットRAIDはやはり受け付けない。AHCIでSATA単独の状態で利用しましょう。RAIDを組みたい場合はハードウェアRAID(LSIのRAIDカード)が必須です。

③オンボードNICは5.1の時と同じく1つしか見えない。ドライバを当てるか(Windowsのように簡単では無いです)、Pro1000PTのようなドライバが標準で当たるカードを追加する必要があります。

 

④VMCliantは5.5が必須(当たり前ですが)。5.1からアクセスすると5.5をインストールするように要求されます。

 

⑤5.1ではデータストアを追加する際に英語に直してから行う必要がありましたが、5.5は日本語のままでもデータストアの追加が可能。

⑥ゲストOSのバージョンが8から10に上がった。

色々と変更点はありますが、ハイパーバイザーでの運用ではvCenterもWebCliantも利用できませんので使える機能が制限されます。なので5.1からは大きな変更点は無いかと思います。当店のVMwareインストールモデルも近々5.5での出荷に切り替える予定です。

 

 


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