PRIMERGY RX1330M1にSSD750を搭載してみました。
前回の記事ではSSD750の搭載について記載いたしましたが、今回は当店で販売台数No1のラックマウントサーバ【PRIMERGY RX1330M1】で使用出来るか確かめてみました。
接続するPCI-Eは電源の隣のスロット3になります。こちらはGen3です。CPUのヒートシンクにギリギリですが当たりません。
まずは、WindowsServer2012R2をインストール。今回は前回の機種(System x3650M4)と違い、ドライバが当たりませんでした。x3650M4はインストール時にServerGuideを使用したのでドライバが正しく当たったと思われます。まずはMSのドライバで速度の検証をしました。
MSのドライバですとシーケンシャルがイマイチです。ですが、何故か前回と違いRandomWriteの値が大きく向上しています。
次はIntelのドライバで検証。付属品にドライバCDが付属していますので、こちらのWindows8.1版を利用します。
ドライバを変えたことで値が大きく向上しました。NVMeにはIntelのドライバが必須のようです。
Windowsはここまでとして、続いてVMwareESXi6で問題無く使えるか検証してみました。OSはHDDに入れて、データストアで利用できるか検証してみました。
インストールしただけではデータストア上に見えていません。データストアの追加で見えるようになりました。
続いて、仮想OSを作ることができるか検証してみました。
特に問題無く2012R2の仮想化ができました。この上でCDMを実行。仮想化上ではストレージの速度がどうなるのか検証します。
結構良い値が出ました。物理環境と大差がありません。これでしたらVMware上でDBサーバを仮想化しても問題ありません。
結論として、SSD750はWindowsでもVMwareでも使えることが分かりました。コスト面は多少かかりますが、仮想化はストレージ速度がポイントとなりますので利用する価値は十分あります。弊社ではサーバに取り付けて出荷いたします。