【ITパビリオン通信】データコアソフトウェア様のSANsymphony-Vブースご紹介

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データコアソフトウェア様のSANsymphony-Vは「SDS」と呼ばれているソフトウェアです。

SDSは「Software Defined Storage」の略称です。Softwareを用いることでHardwareのStorageでは実現が難しいソリューションを具現化するSoftwareです。

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詳しいことはデータコア様のブログをご参照ください。(当社もまだまだ勉強中です)

現在、当店では一世代前の中古サーバでSANsymphony-Vの環境を構成しております。

本体はPRIMERGY RX200S6を2台

仕様は

CPU E5503 x1

メモリ48GB(メモリは多く積むことがポイントとのこと)

HDD 73GB 10Kx3(RAID5・OS領域)、146GB 10Kx5(RAID5・データ領域)

8Gb ファイバーチャネル(Qlogic)

WindowsServer2012R2 Std

です。スペックとしては現時点でも使用できますが、少々見劣りします。


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サーバを2台使う理由は、仮想ボリュームを2台のサーバでミラーリング出来ます。NASやStorageは本体が停止しますとボリュームも停止します。SANsymphony-Vで構成しましたボリュームは1台のサーバが停止してもボリュームは問題無く使えます。これにより、ほぼ無停止の仮想ボリュームの運用が可能です。

まだまだ技術的に不勉強のため、試行錯誤しながら構成いたしました。

SSV1

できあがりましたボリュームをWindowsにマウントいたしました。ベンチマークを測ってみました。

SSV2

当店では既にお役御免に近い146GBのHDDを集めただけのボリュームでここまでの速度が出るとは思いませんでした。

ちなみに下記はSSD 12G SAS 800GBx8 RAID5のベンチです。

D3216 SAS SSDx8 1

シーケンシャルはかないませんが、ランダムは遜色ない値です。SSDの場合はいつ壊れるか全く予想が出来ません。速度とリスクが隣り合わせです。RAIDを組んでいても同時に数本壊れる可能性もあります。SANsymphony-Vは2台のサーバでボリュームを冗長化していますので故障リスクは大きく低減できます。また、SASのHDDは高負荷でも1年では中々故障しません。

当社ではStorageの高速アクセス+故障リスクの低減を実現するSANsymphony-Vのご質問を承っております。ご用件に合わせましたお見積も可能です。

ただいま、当社サーバと組み合わせましたセットサーバの販売も開発中です。ご期待ください。

 


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