弊社がサーバーへメモリ増設する際に【センチュリーマイクロ社メモリ】を選ぶ理由
現行サーバのメモリ搭載状況
当店では、現行のサーバが大量のメモリを搭載可能であることに注目しています。例えば、ScalableXeon搭載のサーバでは1PBのメモリを搭載することも容易になりました。価格も今までに比べて安くなっており、64GBクラスのメモリであれば比較的簡単に導入できます。しかし、大容量のメモリを使用する際には、いくつかの注意点があります。
メモリエラーのリスク
大容量メモリ導入時に最も懸念されるのは、高負荷運用中のメモリエラーです。DBサーバやWebサーバ、解析サーバが常に高負荷で動いている場合、メモリエラーが発生するとサーバが停止し、さまざまな問題が生じます。
私たちは、このような現象を防ぐために、ECCメモリおよびレジスタードメモリを導入しています。特に、センチュリーマイクロ社の製品を厳選しています。
ECCメモリ?レジスタードメモリ?
ECCメモリとは、メモリ上でのデータ転送時に発生したエラーを検知・修正することができる機能を持つメモリです。
通常のメモリチップは8枚に対し、ECCメモリはパリティと呼ばれるチップが付いており、9枚になります。
主に、1CPUタイプのスタンダードなPCサーバやワークステーションに用いられます。
弊社取扱の代表的サーバーでは、FTI PRIMERGY TX1310M5、HPE MicroServerG10、DELL Poweredge T150などです。
下記メモリはECCメモリとなります。左側はチップが5枚となっています。1枚がパリティメモリとなります。

レジスタードメモリとは、上記ECCメモリがベースとなり、レジスタードバッファと言われるチップが追加されております。
ECCメモリより安定性を高めており、大量のデータをメモリ上で展開し、かつ長時間稼働する用途に用いられるため
主に、2CPUタイプのScalable XeonやAMD EPYC搭載のPCサーバやワークステーションに用いられます。
弊社取扱の代表的サーバーでは、xFusion FusionServerシリーズ、FTI PRIMERGY RX2530シリーズ、HPE ProLiant DL360シリーズ、DELL Poweredge R640などです。
マシンによっては32枚搭載が可能となり、64GBを32枚搭載して、2TBのメモリ空間を構築することも可能です。
下記メモリはRegメモリとなります。真ん中にあるチップがレジスタードバッファとなります。

センチュリーマイクロ社の信頼性
センチュリーマイクロ社は、40年以上にわたり最高の製造技術と品質・信頼性を維持しています。以下のようなこだわりを持っています。
- 国内製造にこだわる
- 資材の厳選
- 厳格な納入前審査・検査
- 正確な基板設計
- 開発者が全ての工程に立ち合う
これらの経験をもとに、全ての製品作りに反映しています。
5年間の安心保証
私たちは、センチュリーマイクロ社のメモリに自信を持っており、国内販売分には5年間保証を採用しています。年間1,000枚以上のメモリを販売しておりますが、故障率は年間で1枚程度です。
おすすめメモリ [TOP4]
以下は、現在の販売枚数が多いメモリのトップ4です。
- B432V61EG8:DDR4-3200 ECC 16GB。主にXeon E-2100~E-2300世代の1WAYサーバへ搭載しております。
販売価格: 13,000円 - B432V33SG8:DDR4-3200 ECC 32GB。主にXeon E-2100~E-2300世代の1WAYサーバへ搭載しております。
販売価格: 22,000円 - B548R34SG82:DDR5-4800 Reg 32GB。主にXeon Scalable第4世代以降の2WAYサーバへ搭載しております。
販売価格: 45,000円 - B548R66SG42:DDR5-4800 Reg 64GB。主にXeon Scalable第4世代以降の2WAYサーバへ搭載しております。
販売価格: 115,000円
お問い合わせ
ご不明な点やご面倒な場合は、お気軽にお問い合わせください。弊社では、適応メモリをご提案させていただきます。ぜひご利用ください。