標準搭載リモート管理を使ってみましょう。

この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 26 秒

最近のサーバーには、マネージメントポートが内蔵されています。ここにIPアドレスを設定しておけば、外部からネットワークを通してサーバーの状態を監視することが出来ます。
便利な時代になりました。

当店で数機種デモしております。

①富士通 ServerView Suite(TX150G7上)

日本メーカーだけあって、きちんと日本語で使用できます。監視できる項目もしっかりしていて、使いやすさではProliantより上です。
1UのRX100S6 には搭載していますが、タワーのTX100S1には搭載していません。

②HP iLO2(Proliant DL360G5上)

リモート管理では、一番の実績を誇ります。実際、iLO のためにProliant を選択されるお客様もいらっしゃいます。

デフォルトは英語です。日本語にするパッチはあるのでしょうか?

富士通を使う前ではNO.1でしたが、今では項目等も少なく、ちょっと寂しいところです。

③HP Lights-Out 100i(Proliant ML110G6上)

機能的にはとりあえずといった感じです。使える機能はほとんど無いです。
低価格サーバー用なので仕方ないと割り切った方が良いです。
pingをたたいて確認するよりはマシと行ったところです。

③IPMI(SuperMicro 5015-PHF上)

atomサーバーに搭載されています。現状確認するには十分かと思います。日本語がちょっと微妙な感じはしょうがないかと。

これ以外にも、IBM、DELL、NECも搭載しておりますが、まだデモを行っておりませんので、今回は除いております。

今回デモ中のリモート管理に関しては、富士通が頭一つリードではないでしょうか。完全日本語が大きいです。GUI もわかりやすいです。

無料でここまで使えるのはお買い得かと。

★おまけ★

上記は無償で出来る機能です。iLO2、ServerViewSuite は、有料版のアドバンストライセンスを入れることでサーバーをGUIで遠隔操作ができます。

データセンターにサーバーがあるのに、座席で画面を見ながら作業できます。

非常に便利なのですがネックとしては価格でしょうか。

1台につき、約6万円ほどかかります。10台ライセンスを使いますと、60万ほどのコストがかかります。

このコストを低減させることができる、非常に便利な製品があります。

ATEN CN8000 がその機器になります。こちらも店頭でデモ中です。
次回はこの便利商品の使い方を記載いたします。


コメントは受け付けていません。