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Scale HE150 無料で貸し出し&さらに技術資料プレゼント!

2021年6月8日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 10 秒

 

弊社で販売している Scale HE150 ですが、ぜひ使ってみたいというお客様の声 

お応えしまして、ご希望のお客様に Scale HE150の無料での貸し出し 

さらに 技術資料(PDF)を差し上げます!

 

◆Scale HE150とは?

IntelのNUC(ミニPC)ベースで動作し、簡単に安価に導入・運用が可能です。
いわゆる『一人情シス』のユーザ企業様の仮想基盤や、
SI企業様の開発環境等に最適なHCIアプライアンス製品です。

 

 

~ Scale HE150 3つの特徴 ~


【かんたん運用】

最低3ノードのクラスタで構成され、
ハードウェアの障害対応はノード(PC)を交換するだけで完了です。
その際、故障したPC上で稼働していた仮想マシンと仮想ディスクは
自動で別ノードにフェイルオーバーして稼働を継続します。
データは冗長化され保存されていますので、データロストの危険は限りなく低い設計となっています。
シンプルな監視画面とボタンわずか10個のVM設定画面で、直観的な設定と運用が可能です。

 

 

 

技術資料の一部を紹介!全121頁  

 

無料貸し出しですが、PoC目的かつ検証レポート(様式指定なし)の
提出を条件とさせていただきます。

ご興味ご関心をお持ち頂けましたら、
更に詳しい製品の特長や導入メリットなどをオンラインミーティングなどで
ご説明させて頂きます。お気軽にお問合せ下さい。

 

【 Scale 関連記事 】

2021/5/20 ミニPCでHCI?かつてない仮想基盤・Scale HE150のご紹介

 

 

▼お問い合わせフォーム、お電話はこちら

https://www.pcserver1.jp/apply.html?id=APPLY1
Tel: 03-3233-8010


 

ミニPCでHCI?かつてない仮想基盤・Scale HE150のご紹介

2021年5月20日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 47 秒

 

ミニPCでHCI?かつてない仮想基盤

Scale Computing HE150のご紹介です!

 

本日は 激安なHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)のご紹介です。

 

すっかり一般的となったHCIですが、導入効果はわかるものの、

意外に高価で構築や運用も言うほど簡単じゃない!!といった声も聞かれます。

 

コスト面に着目しますと、

専業ベンダーや大手ハードウェアメーカーが提供しているアプライアンス製品は

価格帯が5百万円台~と、気軽に検討できる金額ではないのが実態のようです。

 

ですが!!     

 

KSGではHCIを99万円よりご提供しております。

 

従来型のHCI製品に較べて安価に導入が出来、構築や運用も容易なかつてないHCI製品として

米Scale Computing社のHCI製品『HE150』をご紹介致します。

 

◆Scale HE150とは?

IntelのNUC(ミニPC)ベースで動作し、簡単に安価に導入・運用が可能です。
いわゆる『一人情シス』のユーザ企業様の仮想基盤や、
SI企業様の開発環境等に最適なHCIアプライアンス製品です。

 

 

 

~ Scale HE150 3つの特徴 ~


【かんたん運用】

最低3ノードのクラスタで構成され、
ハードウェアの障害対応はノード(PC)を交換するだけで完了です。
その際、故障したPC上で稼働していた仮想マシンと仮想ディスクは
自動で別ノードにフェイルオーバーして稼働を継続します。
データは冗長化され保存されていますので、データロストの危険は限りなく低い設計となっています。
シンプルな監視画面とボタンわずか10個のVM設定画面で、直観的な設定と運用が可能です。

 

 

【柔軟な拡張性】

最大8ノードまでスケールアウトが可能です。
一般的なHCIと同様、コンピューティングリソースとストレージリソースを
同時に拡張できます。HE150をエッジコンピューティング環境として
拠点に配備、センターのメインククラスタはIAサーバで構築し統合する、
大規模な分散コンピューティング環境も実現できます。

 

 

【ローコスト導入】

KVMベースの独自ハイパーバイザー(HyperCore)の採用で、
VMwareのライセンスコストは不要です。HCIでありながら、ミニPCの採用によって、
99万円~という低価格を実現しました。

 

 

ご興味ご関心をお持ち頂けましたら、
更に詳しい製品の特長や導入メリットなどをオンラインミーティングなどで
ご説明させて頂きます。お気軽にお問合せ下さい。

 

▼お問い合わせフォーム、お電話はこちら

https://www.pcserver1.jp/apply.html?id=APPLY1
Tel: 03-3233-8010


 

ミッドレンジストレージのベストモデル!HUAWEI OceanStor 2600V5 入荷しました!

2021年4月16日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 2 分 16 秒

今回、Huawei社のミッドレンジストレージ【OceanStor】の取り扱いを開始しました。

そこで、Huawei社より【OceanStor 2600V5】の検証マシンをお借りすることができました。

OceanStorのポイントを私の独断で7つ上げてみます。

①  超 低コスト!他社の同等クラスマシン(MSA2060/ME2024)と比べてみてください。圧倒的低コストです。

②  iSCSI だけでは無く、CISF/NFSも使用可能。ネットワーク共有ストレージとして利用できます。1台2役!

③  初期構成でSFP+と1000Tポート搭載。通信環境に合わせた設定が可能です。

④  コントローラはもちろんデュアルコントローラ電源も2重です。

⑤  3.5インチシャーシ2.5インチシャーシをご用意。大規模ファイルサーバなら3.5インチで。仮想化用IO重視なら2.5インチで。

用途に合わせてシャーシを選択可能です。

⑥ 意外と静音です。テレワークで社員の少ない弊社オフィス内でも気になりません。(社内サーバルームの方がうるさいです)

⑦  設定はおなじみのブラウザ表示。英語表記ですがグラフィカルなメニューなのでさほど難しくありません。

今回お借りしましたのは2.5インチシャーシです。25本の2.5インチストレージを搭載可能。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背面のモジュールユニットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはモジュールの拡大図です。左からご説明します。

黄色いつまみの正方形状な箇所は【RAIDコントローラのバッテリー】です。

続いて、【外部JBOD接続のSASポート】です。

次の黒いフタがついているのは【SFP+】です。

次の4ポートは【1000BASE-T】です。

最後に3つ並んでいるのは管理ポートになります。左から、

マネジメントポート(ブラウザから管理するために使います)

メンテナンスポート

シリアルポート

となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの図はRAIDコントローラのバッテリーが簡単に回収できるところをアップしました。

消耗品であるバッテリーの交換が容易です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は入荷時の簡単な概要説明になりました。次回よりマネジメントポートへ接続して設定解説を実施いたします。

PRIMERGYにVMware ESXi6をインストールしてみました。

2015年5月26日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 40 秒

VMwareのESXi6がリリースされています。当社好評販売中のPRIMERGYでインストール出来るか検証してみました。

TX100S3、TX1320M1、RX1330M1の3機種でインストールを行いましたが、全機種問題無くインストール可能です。

ESXi5.5ではTX100S3のオンボードNICが1ポートしか認識しませんでしたが、ESXi6では2ポートとも認識可能です。TX1320M1、RX1330M1も問題無く2ポート認識できます。

オンボードRAID(エンベデットRAID)は今回も認識しません。RAIDを組んだ状態でESXi6を使用したい場合はRAIDカードを使用しましょう。

ESXi5.5からデータストアを自動的に作成してくれるので4TBを1本付けても認識出来ていたのですがESXi6でも問題無く認識可能です。以前のようにUSBメモリを別途取り付け、ここにESXiをインストールする必要は無くなりました。

試しに当店で保有しているUSBメモリにESXi6をインストールしてみたのですが途中でクラッシュしました。USBメモリを選ぶようです。

リリースに伴って当店にてESXiインストール出荷のバージョンは6に変更しました。

インフォトレンド SMB市場向ストレージ ESDS1012G レビュー

2014年8月14日 木曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 3 分 9 秒

今回インフォトレンド社様より、EonStorDS の最新モデル 1012G をお借りできました。

当機の特徴は、ESDSの使い勝手をそのままにコストを抑えましたのでSMB市場でのビッグデータストレージとして投入されました。

150_mebyk_o

【特徴】

こちらの写真の通り、3.5インチのHDDトレイを12台搭載。トレイには3.5インチ用のねじ穴と2.5インチ用のねじ穴があります。そのため、容量が必要なボリュームは3.5インチのNL-SATAを使用し、速度を必要とするボリュームは2.5インチのSASを使用することができます。

出力ポートとして、標準装備で1GbのiSCSIポートを4つ搭載しております。オプションポートとしてファイバーチャネルと10Gイーサもございます。

運用環境とコストに合わせてお選びください。

【認識方法】

13番のシリアルポートを使用して11番のマネージメントポートにIPアドレスを振ります。

使うケーブルは、Dsub9ピンのオス・メスストレートとなります。こちらをサーバと接続して、Teraterm等のターミナルソフト使用して設定します。

このときのTeratermの設定ですが、

teraterm

と設定してください。接続した状態でESDSの電源を入れますと数分後にピーとビープ音が鳴ります。その辺りからコンソールに入る事ができます。

コンソールに入りましたらこのような画面が上がってきます。VT100を選び、下記のように進んでください。IPアドレスを登録します。

teraterm1

teraterm3

IPアドレス登録後にマネージメントポートからSANWATCHを使い、設定GUIに入ります。本体に同梱のDVDからWindows機にインストールしてください。

SANWATCHを起動しますとこのようなメニューが出ますので、デフォルトパスワードの【root】を入れますとトップメニューに入る事ができます。

sw1

ここから、デバイスの追加を選択し、先ほど登録したIPアドレスを入力しますとデバイスが登録されます。

sw2

デバイスの追加が完了しますと、次はHDDを搭載してRAIDの構築です。IAサーバのRAIDやストレージの構築を行ったことのある方なら特に難しいことはありません。ロジカルボリュームを作成⇒HDDを選択⇒RAIDレベル選択⇒イニシャライズ開始⇒できあがったボリュームに対してパーティションを構築となります。今回は実験ですので、SATAHDD4本、SAS4本、SATASSD4本を搭載してそれぞれでRAIDを組みました。

このようになっています。SATAとSASはRAID5、SSDはRAID0を構成しました。

続いて、ESDSとサーバの接続です。iSCSI接続ですのでIPアドレスの登録とイニシエータ接続が必要となります。

まずはチャネルを構成します。ホストチャネル設定から各iSCSIポートにIPアドレスを入力します。IPアドレス入力後は一度本体の電源を切り、再起動してください。

再起動後、パーティションに対して、チャネルを割り当てていきます。今回はWindows用のストレージにしたいパーティションはチャネル0,1で、VMwareで使用したいパーティションはチャネル2,3としました。

192.168.30.26 チャネル0(Windows用)

192.168.30.27 チャネル1(Windows用)

192.168.30.28 チャネル2(VMware用)

192.168.30.29 チャネル3(VMware用)

各パーティション内のLUNマッピングから追加を行い、ホストLUNマッピング設定を編集します。割り当てたいチャネルポートを選んでください。各パーティションにチャネルの割り当てが終わりましたらESDSでの設定は完了です。

sw5

この後は、WindowsとVMwareのイニシエータからiSCSIターゲットを指定してパーティションのマウントとなります。

sw4

SAS1,SAS2,SATA,SSD1,SSD2をWindowsにマウントするように今回は設定してあります。マウント後、デバイスマネージャからは5つのパーティションが見えております。

sw6

 

各パーティションのベンチマークをクリスタルディスクマークでとってみました。

ESDS SSD CDMESDS SAS CDMESDS SATA CDM

 

シーケンシャルはiSCSIの帯域であります1Gb近く出ておりますので問題ありません。ランダムに関しても内蔵しているストレージの種類の特性が出ているので問題ありません。なお、SATAとSASはWriteback構成です。SSDはWritethrough構成です。変更はロジカルドライブ内のロジカルドライブの設定です。

パフォーマンスとしては十分な値です。

VMwareとの接続ですが、他のiSCSIストレージと何も変わりません。ストレージアダプタからIPアドレスを割り当て、データストアの追加を行うだけです。

vm2

vm1

仮想OSにクリスタルディスクマークをインストールし、3台同時に実行してみました。

vm3

仮想環境であれば十分かと思います。シーケンシャルは遅いですがQD32は通常のPCと同じぐらいです。

【考察】

今回のSMB市場向けストレージであるESDS1012Gですが、性能とコスト面から十分な性能を持っていると評価します。以前お借りしましたハイグレードモデルのG7iですと確かに速度面は当マシンより上でしたが価格が3倍近いです。ESDS1012Gですが、本体価格は¥398,000(別)です。HDDを搭載しても十分なコストパフォーマンスを持っています。パフォーマンスとコストを両立できて手軽にiSCSI共有ストレージの導入が可能です。

 

 

 

 

 

VWware ESXi5.5 ハイパーバイザーは32GB以上のメモリが使用可能

2014年7月18日 金曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 29 秒

ESXi5.5からは32GB以上のメモリが利用可能と記載がありました。以前の5.1では32GB以上でハイパーバイザーのキーを入れるとエラーが出ました。念のため実験を行ってみました。

Primergy RX200S8に16GBのメモリを12枚搭載して192GBの認識。その状態でESXi5.5のインストール。VMclientでハイパーバイザーのキーを入れたところエラーも無く更新できました。念のため仮想OSをインストール。2012R2データセンターを192GBで起動できるか確認。こちらも問題なし。

esxi5.5mem3

 

このように問題無く使用できます。しかしハイパーバイザーはVcenter、Webclientが使えません。また、メーカーサポートがありませんのでトラブルに対応出来ません。本番運用時は有料版のエッセンシャル以降をお使いください。

 

Windows Server 2012R2

2013年12月3日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 51 秒

11月初旬にWindows Server 2012 R2が発売になりましたが、まだまだ情報が少なく対応していない機器がある状況ですが、2012と比べてどう変わったのかわかりにくいと思います。

具体的に変更された点は、

・HyperV

・ストレージの仮想化

・ネットワークの仮想化

・デスクトップの仮想化

の4点です。

 

HyperV

 

特に大きく変わったのはHyperVの対応OSがさらに拡充されました。

対応サーバOS

Windows Server 2003(SP2以降)

Windows Server 2003R2(SP2以降)

Windows Server 2008 (SP2以降)

Windows Server 2008R2

Windows Server 2012

Windows Server 2012R2

Windows Small Business Server 2011

CentOS 5.7~6.4

Red Hat Enterprise Linux 5.7~6.4

SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 and SP3

Open SUSE 12.1

Ubuntu 12.04|12.10|13.04|13.10

Oracle Linux 6.4

Debian Linux  <New>

 

対応クライアントOS

Windows 8.1

Windows 8

Windows7

Windows Vista(SP2)

Windows XP(SP3)

Windows XP x64 Edition(SP2)

 

ストレージの仮想化

 

・ストレージの仮想化については記憶域プールが採用され、容量や速度の異なるHDDを纏めることで大容量化が可能になりました。

・容量が足りなくなった場合は後から物理ディスクを追加することも可能になりました。

・重複排除機能もついているため同じデータで無駄な容量を使用することがなくなりました。

・記憶域プールごとにIOPSの上限・下限を設定することが可能になりました。

 

 

ネットワークの仮想化

 

1つの物理ネットワーク上に複数の仮想ネットワークを構築可能になりました。

これにより速度を必要としないネットワークを複数用意するといったムダが省けるようになりました。

また、Windows Server GatewayというVPNゲートウェイ機能が実装、企業間ネットワークの連動性が向上しています。

 

 

 

デスクトップの仮想化

 

・VDI環境で発生したデータの重複を除去が可能

・RemoteAppの機能向上

・動的なディスプレイ変更への対応

・圧縮率の向上とネットワーク帯域使用率の改善

・DirectX 11.1対応

 

上記の通り仮想化に関しての機能が大幅に向上しているWindows Server 2012 R2ですが、残念ながらまだ一部のサーバで動作しないようです。

動作可否についてはスタッフまでお気軽にご相談ください。

VMware ESXi 5.1のデータストア追加に関して

2012年9月24日 月曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 0 分 40 秒

リリースされましたVMware ESXi 5.1ですが、VMcliant5.1でデータストアを追加する場合に下記の様にエラーが出てしまいます。

「入力文字列の形式が正しくありません」との事です。

VMwareのフォーラムを確認しますと、vmcliantの問題のようです。解決方法としてはショートカットのリンク先に -locale en _US を追加してください。

これにより強制的にvmcliantがUS仕様(英語)で起動されます。ここでいつもの様にデータストアの追加を行いますと通常通り追加が出来ます。

そのあとに、先ほどのリンク先に追加した文面を削除して再度vmcliantを起動しますと日本語で起動出来ます。追加したデータストアはそのまま追加されています。

少々手間がかかりますが、何とかなりました。VMware社が今後はvmcliantではなく、WebCliantを使用する方向で進むとのことです。WebCliantでしたらこのエラーは発生しないとのことです。ですが、WebCliantを利用するにはVcenterが必要になりますので、今後はhypervisorのポジションがどうなるのか気になるところです。

System x3100M4でのVMware ESXi5.1 USB起動

2012年9月18日 火曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 3 秒

System x3100M4はSystem x3530M4と同じようにuEFIプラットフォームが採用されていますが、System x3530M4とは違いちょっと一癖あるようですので、USBからのESXi5.1の起動テストを行った結果をレポートします。

まず、ESXi5.1の起動USBをSystem x3100M4に取り付けて装置の電源をONすると、デフォルトではUSB起動出来ずに以下のような画面表示となります。

F12を押下し、Onetime BootでUSB Storageを選択しても、System x3530M4のようにF1押下でBoot ManagerからLegacy Onlyをブート順の最上位に持ってきても、以下の画面で止まってしまい、ESXi5.1を起動出来ませんでした。

そこで、uEFIとIMMのFirmware Updateを実行してみます。

今回使用したSystem x3100M4に、uEFIバージョンが1.02、IMMバージョン1.52を導入します。

正常にアップデートされましたので、早速Legacy Onlyをブート順の最上位に持ってきて起動を試します。また、オンボードRAIDをAHCIに切り替える必要がございます。RAIDを有効にしているとインストール途中でエラーとなります。AHCIへの変更方法はこちらのブログをご参考ください。

Update前まで止まってしまっていた画面を通過し、次の起動フェーズに移りました。

uEFI、IMM等のバージョンを最新にすることで、上記のようにESXi5.1のUSB起動が可能となります。uEFIプラットフォームが採用された装置で、ESXiの起動途中に動作が停止してしまう事象が発生してしまう場合には、uEFI、マネージメントコントローラ関連のバージョンを最新バージョンにアップデート頂くことをお勧め致します。

 

System X3530M4 でのVMware5.1運用について

2012年9月15日 土曜日
この記事を読むのにかかる時間の目安: 約 1 分 33 秒

IBM社製のSystem x3530M4にvSphere5.1をインストールしてみました。

最近のSystem xシリーズでは、従来のBIOSではなく、uEFIというプラットフォームが採用されています。これにより、vSphereやLinuxディストリビューションをインストールする際にちょっとひと工夫が必要になっていますので、実際にインストールを試した結果をレポートします。

デフォルトの状態では、System x3530M4はuEFIプラットフォームからブートされます。このままvSphere5.1のインストール媒体を挿入してインストーラを走らせると、以下のような画面表示となって正常にインストーラが起動してきません。

これはuEFIブートすると発生するようです。

そこで、BIOSブート(Legacy Onlyブート)させてインストールを行います。

上記の画面でF12を押下することで、一時的にLegacy Onlyでブートさせることも出来ますが、OSインストール後に再びuEFIブートしてしまいますので、uEFIメニューのBoot ManagerからLegacy Onlyを最上位に持ってきて、常にLegacy Onlyで起動するように設定を変更します。

F12ではなく、F1を押下してuEFIのSetupメニューを開き、Boot Managerを選択します。

Add Boot Optionを選択します。

Generic Boot Optionを選択します。

Legacy Onlyを選択して、Boot Order上にLegacy Onlyが表示されるように追加を行います。

これでLegacy OnlyがBootメニューに表示されるようになりましたので、Boot順を最上位に持ってくるため、Escで画面を戻ってChange Boot Orderを選択します。

Legacy Onlyを+で最上位に持ってきて、Commit Changesを押下します。

最後にTop画面にEscで戻り、Save Settingsを行った後にExitして終了です。それではvSphere5.1のメディアを挿入してインストールを実行しましょう。

以下のように正常にインストーラーが起動してきました。

今回使用したSystem x3530M4にはServeRAIDM5110が搭載されていますが、特にOut Boxドライバを使用しなくてもそのまま認識されています。

正常にインストールが完了しました。

uEFIメニューからLegacy Onlyを選択せずに、One timeブートでvSphere5.1のインストールを行うと、インストール完了後の再起動でvSphere5.1が正常に起動してこないのでご注意ください。