Drobo Elite デモ

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現在Droboの最上位機種であるEliteですが、大きな特徴としては
iSCSIを2ポート持っていることです。

このように、EliteにCat6ケーブルを2つ付けます。

IPはダッシュボード上から登録できます。デモ環境として
192.168.8.111と112で登録しています。

サーバー側にも2ポートNICを用意します。できればiSCSI専用に
NICを増設したほうが良いです。

ML110G6(Xeon3430モデル)に、Intel PRO1000PT 2ポートNICを
搭載。

こちらには、8.115と8.116で設定。

2008R2上で、iSCSIイニシエータを使い、8.111と8.112を認識させて
接続します。このときに「探索」を使い、IPアドレスを直接登録するように
してください。

また、ネットワーク用ファイルとプリンター共有を解除してください。
(余計なトラフィックがなくなり、パフォーマンスが向上します。)

以上で、設定は完了です。その後は、WindowsでDroboを認識させて
HDDのフォーマットを行ってください。

HDDのベンチとして定番の、CrystalDiskMarkを使ってみました。

Readで100MB/s が出ております。1000BASE-T 環境ですから
かなりの高速ではないでしょうか。

実際、ランダムアクセスが多数発生する環境での使用が中心と
予想されますので、ここまでのパフォーマンスは出ないと思います。
おそらく1/3ぐらいは下がるのでは無いでしょうか。

iSCSIの良いところは、FCと違い、それほど専門的な知識が無くとも
共有ストレージが作れ、かつ高速で低コスト。NASとFCのちょうど
中間といった所でしょうか。NASほど安くないが、高速。FCより
遅いが、低価格。

現在、iSCSI環境で、10テラ以上の大容量ストレージを検討していて
かつ低コストをお考えのお客様には最適なストレージでは無いでしょうか。
事前に構築内容を頂けましたら、お調べいたします。

手軽に大容量ストレージが構築できる、Drobo Elite。おすすめです!


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