Windows Server 2012R2

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11月初旬にWindows Server 2012 R2が発売になりましたが、まだまだ情報が少なく対応していない機器がある状況ですが、2012と比べてどう変わったのかわかりにくいと思います。

具体的に変更された点は、

・HyperV

・ストレージの仮想化

・ネットワークの仮想化

・デスクトップの仮想化

の4点です。

 

HyperV

 

特に大きく変わったのはHyperVの対応OSがさらに拡充されました。

対応サーバOS

Windows Server 2003(SP2以降)

Windows Server 2003R2(SP2以降)

Windows Server 2008 (SP2以降)

Windows Server 2008R2

Windows Server 2012

Windows Server 2012R2

Windows Small Business Server 2011

CentOS 5.7~6.4

Red Hat Enterprise Linux 5.7~6.4

SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 and SP3

Open SUSE 12.1

Ubuntu 12.04|12.10|13.04|13.10

Oracle Linux 6.4

Debian Linux  <New>

 

対応クライアントOS

Windows 8.1

Windows 8

Windows7

Windows Vista(SP2)

Windows XP(SP3)

Windows XP x64 Edition(SP2)

 

ストレージの仮想化

 

・ストレージの仮想化については記憶域プールが採用され、容量や速度の異なるHDDを纏めることで大容量化が可能になりました。

・容量が足りなくなった場合は後から物理ディスクを追加することも可能になりました。

・重複排除機能もついているため同じデータで無駄な容量を使用することがなくなりました。

・記憶域プールごとにIOPSの上限・下限を設定することが可能になりました。

 

 

ネットワークの仮想化

 

1つの物理ネットワーク上に複数の仮想ネットワークを構築可能になりました。

これにより速度を必要としないネットワークを複数用意するといったムダが省けるようになりました。

また、Windows Server GatewayというVPNゲートウェイ機能が実装、企業間ネットワークの連動性が向上しています。

 

 

 

デスクトップの仮想化

 

・VDI環境で発生したデータの重複を除去が可能

・RemoteAppの機能向上

・動的なディスプレイ変更への対応

・圧縮率の向上とネットワーク帯域使用率の改善

・DirectX 11.1対応

 

上記の通り仮想化に関しての機能が大幅に向上しているWindows Server 2012 R2ですが、残念ながらまだ一部のサーバで動作しないようです。

動作可否についてはスタッフまでお気軽にご相談ください。


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