10年前のバックアップ装置といえばテープドライブが主流でしたが、昨今では見かけられなくなりました。ですが、LTOはまだまだ健在で日々進化しています。

★LTOのメリット

●LTO6は非圧縮で2.5TBのデータを保管できます。

●カートリッジの単価も最近では8,000円前後で購入できますので、一般的な2TBのHDDと同じ程度か若干安いです。

●カートリッジはよほどの悪環境で無ければ壊れませんので長期的なバックアップに向いています。背表紙にラベリングすることで検索も容易。

●1つのプロジェクトや1つの番組と言った単位での保管が容易です。

●SAS接続での転送スピードが100MB/s程度なので高速です。

●LTO6はLTFSというフォーマット規格が使用可能。HDDの様にデータのやりとりがドラッグアンドドロップで簡単にできる。

 

★LTOのデメリット

●接続がSASなので手軽さが無い。

●ドライブはやや高価。安くても30万円以上。

●テープを操作するソフトが必要。(ARCserve、BackupExecなど)

●LTFSは逆に操作するソフトが無いため、全て手動となる。

●細かいデータのやりとりはテープが動くため苦手。

●定期的にクリーニングしないとドライブが故障する。

 

★使用事例

●映像関係のお客様。作業中はHDDストレージにデータを保管し、そのプロジェクトが終わるとLTO6にカートリッジとして保管しているそうです。

●コールセンターのお客様。一週間や一ヶ月といった期間を決めて音声データを保管しています。音声データはドンドンたまっていきますのでHDDでは次から次と買い足しになり保管が大変だったそうです。データを引き出したい時はテープにラベルを貼って保管しているので取り出しが容易。

●印刷業界のお客様。ロングセラー商品の印刷データ(ロゴやフォントなど)を年代別に保管。